「ウイルスバスター」で検索すると、クラウド、トータルセキュリティ、モバイル、for Mac といった名前が次々に出てきます。そこに会社向けの「ビジネスセキュリティ」や、何年も前の発表記事、販売店ごとに違う価格が混ざるため、いま自分が買うべきものがどれなのかが見えにくくなっています。

この記事では、トレンドマイクロの公式オンラインショップで2026年10月23日に個人向けとして買える製品だけを並べ、台数・守れる端末・価格(自動更新あり/なし、1年版/3年版、2年目以降)を1つの早見表にまとめました。法人向けの製品、新規販売が終わった製品は表に入れていません。価格は公式オンラインショップの価格表と、公式ヘルプセンターの「年額版製品の更新価格について」(2026年9月15日更新)で確かめています。同じメーカーの製品どうしを並べる記事なので、5軸の総合評価は付けていません。ノートンやESETなど他社と比べたい場合は、後半の「他社と比べたいとき」に行き先をまとめました。

先に結論:どれを選ぶか

  • パソコンとスマホを合わせて3台までならウイルスバスター クラウド(自動更新ありで年6,490円)
  • 家族の端末が4〜6台、またはスマホのVPN・パスワード管理・ダークウェブ監視も欲しいならトータルセキュリティ スタンダード(同 年7,480円)
  • パソコンやプリンターの設定まで24時間電話で相談したいならトータルセキュリティ プレミアム(同 年9,900円)。ウイルスを防ぐ機能はスタンダードと同じで、違うのは相談窓口だけ
  • スマホ1台だけならウイルスバスター モバイル(1年3,122円)、Mac 1台だけならウイルスバスター for Mac(1年4,070円)
  • 詐欺電話の警告・着信拒否が目的なら詐欺バスター(別売。クラウドやトータルセキュリティには入っていない)
  • クラウドとトータルセキュリティは、自動更新ありで買うと1年版で990円安い(3年版は1年あたりクラウド990円・スタンダード660円・プレミアム約1,027円)。2026年3〜4月の価格改定で、2年目以降の更新価格は新しく買うときの1年版と同じ額になった

下のボタンから開くのは、トレンドマイクロ公式オンラインショップの製品紹介ページです。ページ中ほどの「製品ラインナップ」で、クラウド・スタンダード・プレミアムを「1年版」「3年版」のタブで切り替えて選びます。モバイルと詐欺バスターは、その下の「その他製品ラインナップ」にあります。このページの価格表に出るのは自動更新なしの価格(スタンダードの1年版なら8,470円)です。自動更新ありの価格(同7,480円)で買う場合は、公式オンラインショップのトップの価格表で「自動更新 あり」を選んで申し込みます。

今お使いの製品を更新する場合は、このボタンではなくウイルスバスターの更新ページから手続きします(詳しくは後述の「すでに使っている人」)。

ウイルスバスター 公式サイトを見る

早見表:個人向けのウイルスバスターは5種類+別製品の詐欺バスター

公式オンラインショップで新しく買える個人向けのウイルスバスターは、クラウド・TS スタンダード・TS プレミアム・モバイル・for Macの5つです。同じトレンドマイクロの別製品で、詐欺電話対策の詐欺バスター(個人プランとファミリープラン Plus)も並べました。

製品台数守れる端末1年版向いている人
クラウド3台PC・スマホ6,490円3台以内の家庭
TS スタンダード6台PC・スマホ7,480円4〜6台の家族
TS プレミアム6台PC・スマホ9,900円設定も相談したい
モバイル記載なしスマホのみ3,122円スマホ1台だけ
for Mac1台Macのみ4,070円Mac 1台だけ
詐欺バスター 個人1台スマホのみ4,950円詐欺電話を防ぐ
詐欺バスター 家族3台スマホのみ9,900円親の電話も守る

※ 表の「TS」はトータルセキュリティを短く書いたものです。クラウドとTSの1年版は自動更新ありの価格で、自動更新なしは990円高くなります(後述)。ほかの行は公式オンラインショップの1年版の価格です。いずれも税込・ダウンロード版、2026年10月23日に確認しました。

※ 「PC・スマホ」はWindows・Mac・Android・iPhone/iPad・Chromebookのことで、1台に1つのOSとして数えます。モバイルの台数は、公式の購入ページに記載が見当たりません。

表に入れなかったものは次のとおりです。

  • 法人向け:ウイルスバスター ビジネスセキュリティ、ビジネスセキュリティサービスなど。会社のパソコンを管理者がまとめて守るための別系統の製品です。オンプレミス版のビジネスセキュリティは、2024年3月にライセンスの販売を終え、2026年3月末で製品サポートも終わっています
  • 新規販売が終わった製品:ウイルスバスター for Home Network、ウイルスバスター まるごと安心セキュリティなど。公式ヘルプセンターの更新価格の一覧に「新規販売は終了しています」と書かれており、使っている人の更新だけが続いています
  • 単機能のアプリ:トレンドマイクロ ID プロテクション(流出の監視)とトレンドマイクロ VPNは、トータルセキュリティにまとめて入っている機能を1つずつ切り出した製品です。複数を使うならトータルセキュリティのほうが話が早いため、表から外しました。単体のパスワードマネージャーは、契約更新の申し込みの受付が2025年3月31日で終わり(公式ヘルプセンター「TrendLife あんしん自動更新について」)、製品ページもID プロテクションのページに転送されるようになっています
  • ウイルスバスター クラウドのセット販売(3セット・5セット):クラウドを3本・5本まとめた製品で、9台・15台まで使えます。公式の「ウイルスバスター クラウドのセット販売」のページでは、1年版が3セット22,440円・5セット37,400円、3年版が53,790円・89,650円(税込)です。家族の端末が7台以上ある家庭向けの選択肢ですが、9台なら、TS スタンダード(6台)とクラウド(3台)を1本ずつ自動更新ありで買うほうが年13,970円で安く収まります
  • ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム:クラウド(3台)に24時間の相談サポートを付けた製品で、公式の製品ページには1年10,780円で載っています。ただし公式オンラインショップのトップの価格表には並んでおらず、自動更新なしどうしで比べるとTS プレミアム(10,890円)との差は110円で、TS プレミアムのほうが台数は6台、機能も多くなります

なお、トレンドマイクロの個人向けの案内は「TrendLife(トレンドライフ)」という名前に移りつつあり、体験版や更新のページは trendlife.com に転送されるようになっています。製品名のウイルスバスターは変わっていません。

クラウドとトータルセキュリティの違い:台数と4つの機能

複数の端末を守る主力は、クラウド・TS スタンダード・TS プレミアムの3つです。公式オンラインショップの価格表の○×を、そのまま表にしました。

機能 クラウド TS スタンダード TS プレミアム
守れる台数 3台 6台 6台
ウイルス・不正アプリ対策 ○ ○ ○
ネット詐欺対策 ○ ○ ○
保護者による利用制限 ○ ○ ○
ダークウェブモニタリング × ○ ○
VPN(スマホ・タブレットのみ) × ○ ○
パスワード管理 × ○ ○
セキュリティ支援サービス × ○ ○
デジタルライフサポート プレミアム × × ○

出典は公式オンラインショップの価格表(2026年10月現在の情報と注記)です。価格表の注記によると、ウイルス・不正アプリ対策はWindows・Mac・Androidの機能で、iPhone/iPadでは危険なサイトのブロックなどのネット詐欺対策が中心になります。

クラウドからトータルセキュリティに上げると変わるのは、台数が3台から6台になることと、4つの機能が加わることです。公式のよくある質問でも、クラウドで3台まで使えたセキュリティ機能を6台で使えるようにし、今まで別売だったダークウェブモニタリングやパスワード管理をまとめた製品、と説明されています。ウイルスを見つけて止める部分は同じです。

加わる4つには、それぞれ使える範囲の条件があります。

  • ダークウェブモニタリング:メールアドレスやクレジットカード番号などが流出していないかを見張る機能です。端末の数に制限は無いものの、使えるのは契約者1名だけです。家族全員の情報を見張る使い方はできません。流出が見つかったときにやることは個人情報の流出を確認する方法にまとめています
  • VPN:6台まで使えますが、Android・iPhone・iPadだけです。パソコンでは使えません
  • パスワード管理:Windows・Mac・Android・iPhone/iPad・Chromebookで使えます(公式の機能一覧)。こちらも契約者1名だけです
  • セキュリティ支援サービス:ウイルスに感染したときや、見張っている情報が流出・不正利用されたときに、セキュリティアドバイザーが対処の方法を案内してくれる窓口です(契約者1名)

つまり、守りたい端末が3台以内で、スマホのVPNとパスワード管理が要らないならクラウドで足ります。端末が4台以上ある家庭や、カフェのWi-Fiをスマホでよく使う人はトータルセキュリティ、という分け方です。1年版の差は自動更新ありで990円(6,490円と7,480円)です。

スタンダードとプレミアムの違いは24時間の相談窓口だけ

TS スタンダードとTS プレミアムは、上の表で○×が1か所しか違いません。公式のよくある質問でも、両者の違いは「プレミアムでは、24時間365日デジタル機器の設定・操作の相談ができる、ワンランク上のサポートがご利用いただけます」とだけ書かれています。ウイルスや詐欺から守る機能、台数、VPNやパスワード管理は同じです。

プレミアムに付く「デジタルライフサポート プレミアム」は、ウイルスバスターそのものの使い方ではなく、パソコン・スマホ・ルーター・プリンターなど80種類以上の機器やアプリの設定・操作を相談できるサービスです。公式ページには、新しいパソコンの設定、プリンターにつながらない、データの移し方が分からない、といった例が並んでいます。

  • 電話・メール・チャットで相談できる。24時間対応するのは電話だけ
  • パソコン(Windows・Mac)は、同意したうえで担当者が画面を遠隔で確かめながら案内する「リモートサポートプラス」も使える
  • 相談は何度でもできる。ただし問題の解決までは保証しないと注記されている

価格の差は次のとおりです(すべて税込)。

買い方 スタンダード プレミアム 差
1年版(自動更新あり) 7,480円 9,900円 2,420円
3年版(自動更新あり) 16,940円 24,750円 7,810円
2年目・4年目以降の年額 7,480円 9,900円 2,420円

3年版の差7,810円は、公式ページの計算では1か月あたり217円です。

プレミアムを選ぶ意味があるのは、家族のパソコンやスマホの設定を自分で直せず、頼れる人も近くにいない場合です。離れて住む親の端末を守るときにも、困ったときの電話先を1つ用意できます。反対に、ウイルスバスターそのものの使い方を聞ければ十分という人には、スタンダードで足ります。製品の設定や操作方法については、公式の製品ページで「365日年中無休あんしんサポート」が案内されており、プレミアムでなくても問い合わせられます。

1年版・3年版・自動更新:どの買い方が安いか

クラウドとトータルセキュリティは、「1年版か3年版か」と「自動更新ありかなしか」の4通りの買い方があります。

製品1年・自動更新1年・なし3年・自動更新3年・なしその後の年額
クラウド6,490円7,480円14,960円17,930円6,490円
TS スタンダード7,480円8,470円16,940円18,920円7,480円
TS プレミアム9,900円10,890円24,750円27,830円9,900円

※ 公式オンラインショップの価格表(税込・ダウンロード版、2026年10月23日確認)。「その後の年額」は、自動更新ありで買った場合に1年版なら2年目から、3年版なら4年目から毎年請求される額です。

表から読み取れることは3つです。

1. 自動更新ありのほうが安い。1年版で990円、3年版ではクラウド2,970円・スタンダード1,980円・プレミアム3,080円安くなります。自動更新は使っている途中でいつでも解約でき、解約しても期限までは使えるため、「とりあえず自動更新ありで買い、続けないと決めたら止める」で損はありません。ただし自動更新の決済は基本的にクレジットカードです(公式のよくある質問。ライセンス種別・OS・ブラウザの条件によってGoogle Pay・Apple Payを選べる場合があります)。コンビニ払いや振込用紙で払う場合は、自動更新なしの買い方を選ぶことになります。

2. 3年使うなら3年版。1年版の自動更新を3年続けた場合と比べると、3年版はクラウドで4,510円(19,470円と14,960円)、スタンダードで5,500円(22,440円と16,940円)、プレミアムで4,950円(29,700円と24,750円)安く済みます。スタンダードの3年版は、1台・1年あたりに直すと約941円です。

3. 2年目以降に値上がりしない。1年目だけ割り引いて2年目から高くなる製品が多い中で、ウイルスバスターは更新後の額が価格表に最初から並んでいます。ここで知っておきたいのが、2026年の価格改定です。

  • 2026年3月2日にクラウド、4月1日にトータルセキュリティの価格が改定され、更新の価格が新しく買うときの1年版と同じ額になりました。たとえばTS スタンダードの1年更新(自動更新あり)は5,500円から7,480円に、プレミアムは7,810円から9,900円になっています
  • 同じ改定で、新しく買う価格はスタンダード1年(自動更新あり)が7,700円から7,480円に、プレミアム1年が10,450円から9,900円に下がりました
  • すでに自動更新を契約している人も、改定日以降は新しい価格で請求されると、公式ヘルプセンターに書かれています

「ウイルスバスターは更新のほうが安い」という説明を見かけたら、2026年3〜4月より前の情報です。今は公式オンラインショップでは新規と更新が同じ額なので、更新の時期に公式で新しく買い直しても安くはなりません。

下のボタンの先の製品紹介ページでは、価格表が「3年版」のタブで開きます。1年版で買うときは「1年版」のタブに切り替えてください。並ぶ価格は自動更新なしのもので、自動更新ありで安く買う場合は前述の公式オンラインショップのトップから申し込みます。今お使いの製品の更新は、このボタンではなく後述の更新ページから手続きします。

ウイルスバスター 公式サイトを見る

スマホだけ・Macだけ・詐欺電話:単体の製品を選ぶ場合

ウイルスバスター モバイル(スマホ・タブレット用)

AndroidとiPhone/iPad向けのアプリで、公式オンラインショップではダウンロード1年版が3,122円、2年版が5,741円です。不正アプリのチェックや決済時の通信環境チェックはAndroid版だけの機能で、iPhoneでは危険なサイトのブロックなどが中心になります。OSごとに何ができるかはスマホのセキュリティアプリ比較で詳しく比べています。

1ライセンスで何台に使えるかは、公式の購入ページに記載が見当たりません(販売店の商品名は「1台 1年版」のように書かれています)。1台に1本ずつ買う前提だと、スマホ2台で6,244円、3台で9,366円です。スマホが3台あるなら、パソコンにも使えるクラウド(3台・自動更新ありで年6,490円)のほうが安くなります。

ウイルスバスター for Mac(Mac 1台用)

Mac専用の1年1台版で、公式オンラインショップでは4,070円です。Windowsでは使えません。2年目以降は、公式ヘルプセンターの更新価格の一覧で、自動更新なら4,070円、その都度更新するなら4,400円とされています。

Mac 1台とiPhone 1台を守るなら、for Mac(4,070円)とモバイル(3,122円)を別々に買うと7,192円です。クラウドなら自動更新ありで6,490円、しかも3台目まで使えます。for Macが向いているのは、本当にMac 1台だけを守る人です。Mac向けのウイルス対策ソフトを他社まで含めて比べたい場合はMacのウイルス対策ソフトおすすめをご覧ください。

for Macは、上のボタンから開くページには載っていません。買う場合は公式オンラインショップのfor Macのページから申し込みます。

トレンドマイクロ 詐欺バスター(詐欺電話・詐欺SMS対策)

名前に「ウイルスバスター」は付きませんが、同じトレンドマイクロのスマホ向けアプリで、クラウドやトータルセキュリティとは別に買う製品です。公式オンラインショップの1年版は、個人プラン(1台)が4,950円、ファミリープラン Plus(3台)が9,900円で、2026年12月31日までの購入分は利用期間が90日延長されます。対応するのはAndroid・iPhone・iPadです。

  • 電話をかける・受けるときに、特殊詐欺の疑いがある番号なら警告を出す。設定すれば自動で着信拒否もできる(iPadでは使えない)
  • 不安なWebサイトやメッセージのスクリーンショットを送ると、詐欺の可能性をAIが判定する「詐欺チェック」
  • 詐欺の疑いがあるSMSを迷惑メッセージのフォルダに振り分ける、危険なサイトをブロックする
  • 家族向けの機能はファミリープラン Plus だけで、2つある。「家族みまもり」は、アプリが家族のスマホで詐欺の兆候を見つけると、家族のメンバーに知らせが届く。「安全確認連絡サービス」は、詐欺の疑いのある番号へ電話がかけられるとサポートセンターに警報が届き、かけた本人→登録した家族の順に安全確認の電話をするもので、いずれかにつながった時点で終わる(本人が出れば家族には連絡しない。iPhoneでは詐欺バスターのアプリから発信した場合に限る)

ウイルスバスターのクラウドやトータルセキュリティには、電話の警告や着信拒否の機能は入っていません。詐欺電話が心配な親の電話を守りたいなら、ウイルスバスターではなく詐欺バスターのファミリープラン Plus、という選び方になります。上のボタンから開くページの「その他製品ラインナップ」から購入できます。無料の詐欺バスター Lite(警察庁推奨)との違いや、ほかの迷惑電話対策アプリとの比べ方は迷惑電話対策アプリおすすめにまとめています。

体験版は30日。トータルセキュリティには無い

トレンドマイクロの無料体験版のページと、for Macの製品ページ(いずれも2026年10月23日確認)に載っている日数は次のとおりです。

製品 体験版
ウイルスバスター クラウド 30日(Windows・Mac・Android・iPhone/iPad・Chromebook)
ウイルスバスター モバイル 30日
ウイルスバスター for Mac 30日
詐欺バスター 30日(2026年12月31日までに利用を始めると90日)
トータルセキュリティ スタンダード/プレミアム なし

トータルセキュリティに体験版が無いことは、公式のよくある質問に「無料体験版はご用意がございません」と明記されています。ウイルスから守る部分はクラウドと同じなので、動作の軽さや画面の使い勝手はクラウドの体験版で確かめられます。VPNとパスワード管理は、買うまで試せません。

体験版が終わっても、自動で有料版に切り替わってお金がかかることはありません(公式の体験版ページの注記)。続ける場合は、製品版を買って切り替えます。

詐欺バスターは、トレンドマイクロが2026年10月19日に発表した支援策で、2026年12月31日までに利用を始めると90日間無料で使えます(TrendLifeの案内ページにあるQRコード・URLからアプリを入れる手順。過去に詐欺バスターの90日間無料体験を使った人は対象外になる場合があります)。公式ショップで12月31日までに買った分も、利用期間が90日延長されます。ネットではウイルスバスターにも「90日間の無料体験版」という案内を見かけますが、比較サイト向けなどに用意された一部のページの表示で、トレンドマイクロの体験版ページではウイルスバスターの各製品は30日です。日数を当てにするなら、インストールする画面の表示で確かめてください。

すでに使っている人:更新と、クラウドからの切り替え

更新はウイルスバスターの更新ページからアカウントにログインして進めます。公式は「早めに更新しても残存期間はそのまま加算され、無駄になりません」としており、期限が切れたあとでも更新できます。クラウドの契約が残った状態で、更新と同時にトータルセキュリティへ切り替えることもでき、残りの期間はそのまま移ります。

更新価格の一覧、2026年の価格改定の前後、契約した場所ごとの自動更新の解除の窓口、課金されたあとの返金の条件は、ウイルスバスターの更新料金|自動更新の止め方と乗り換え先の総額にまとめています。更新の請求やお知らせが届いた人は、そちらをご覧ください。

他社と比べたいとき

この記事はウイルスバスターの中での選び方なので、他社との優劣は付けていません。比べる記事は次の3本です。

  • セキュリティソフトおすすめ比較5選:ノートン360・ESET・カスペルスキー・ウイルスバスター・ZEROスーパーセキュリティを5軸で採点しています。ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダードは5本中4位で、6台を守れてChromebookにも対応する拡張性は◎、2026年の第三者テストの結果は、結果がある4本の中で最も弱いという評価でした
  • ノートン vs ウイルスバスター:パソコンでもVPNを使いたいか、何年同じ製品を使うかで分かれます
  • マカフィーとウイルスバスターの比較:パソコンにマカフィーの体験版が入っていて、どちらにするか迷っている人向けです

ノートンを使っていて更新料金が上がった人は、ノートンの更新料金と乗り換えでウイルスバスターを含む乗り換え先の費用を並べています。

用途別:どれを選ぶか

状況 選ぶ製品 理由
PC1台とスマホ2台まで クラウド 3台で年6,490円。VPNなどが不要なら十分
家族の端末が4〜6台 TS スタンダード 6台で年7,480円。1台あたり年1,247円
スマホでフリーWi-Fiをよく使う TS スタンダード スマホ・タブレットのVPNが付く
流出の監視とパスワード管理も TS スタンダード 契約者1名分が含まれる
機器の設定も電話で聞きたい TS プレミアム 24時間の電話相談が付く
スマホ1台だけ モバイル 1年3,122円
Mac 1台だけ for Mac 1年4,070円
MacとiPhoneを1台ずつ クラウド 別々に買う7,192円より安い
親の詐欺電話が心配 詐欺バスター 家族 警告・着信拒否・家族への通知
3年使うつもり クラウド・TSの3年版 1年版を3年続けるより4,500円以上安い

1台あたりの年額は、自動更新ありの1年版を6台で割った額です。3年版なら前述のとおり約941円になります。

買う前に確認しておくこと

1. 買ったあとの返品・キャンセルはできない

公式オンラインショップの特定商取引法に基づく表示には、「お客さま都合による返品・交換・キャンセルはできません」と書かれています。台数や製品を選び間違えても取り消せないため、守る端末の数を先に数えてから選んでください。ただし、あんしん自動更新で課金された更新分については、前述のとおり課金から90日以内なら返金を受け付けると公式ヘルプセンターにあります。迷う場合は、クラウドの30日体験版で動作を確かめてから買う方法があります。

2. VPNはパソコンで使えない

トータルセキュリティのVPNは、Android・iPhone・iPadだけの機能です。ノートパソコンを外のWi-Fiにつなぐ機会が多い人は、パソコンでもVPNを使える製品をノートンとの比較で確かめてください。

3. 対応するOSの条件

公式の動作環境(2026年10月現在)では、Windowsは11と10の64ビット版、Macは macOS 13 Ventura 以降、Androidは8以降、iPhone/iPadは15以降、Chromebookは最新とその1つ前のChrome OSです。Windowsの32ビット版や古いMacを使っている場合は、先に動作環境のページで確かめてください。

4. 家電量販店のパッケージ版は店ごとに価格が違う

この記事の価格は公式オンラインショップのダウンロード版です。家電量販店や通販サイトのパッケージ版・ダウンロード版は、同じ製品でも店によって価格が違い、公式より安く売られていることもあります。ただし、2年目からの更新は公式の更新価格になるため、何年か使う前提なら1年目の差額だけで決めないほうが読み違いがありません。

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よくある質問

Q. ウイルスバスターには何種類ありますか?

2026年10月23日時点で、公式オンラインショップで個人が新しく買えるのは、クラウド(3台)・トータルセキュリティ スタンダード(6台)・トータルセキュリティ プレミアム(6台)・モバイル(スマホ用)・for Mac(Mac 1台用)の5つと、同じ会社の詐欺電話対策アプリ「詐欺バスター」です。ビジネスセキュリティは会社向けの別の製品です。

Q. スタンダードとプレミアムはどちらがいいですか?

ウイルスや詐欺から守る機能、台数(6台)、VPN・パスワード管理・ダークウェブ監視はどちらも同じです。違いはプレミアムに付く24時間365日の機器の設定・操作の相談サービスだけで、1年版の差は2,420円です。パソコンやプリンターの設定で困ったときに電話できる先が欲しいならプレミアム、そうでなければスタンダードで足ります。

Q. 3台用のクラウドと6台用のトータルセキュリティ、選ぶ決め手は?

台数がクラウドの3台からトータルセキュリティの6台に増え、ダークウェブモニタリング・スマホのVPN・パスワード管理・セキュリティ支援サービスの4つが加わります。ウイルスを見つけて止める部分は同じです。自動更新ありの1年版で990円の差です。

Q. 無料体験版は何日使えますか?

公式の体験版ページでは、クラウド・モバイル・for Mac・詐欺バスターのいずれも30日です。詐欺バスターは、2026年12月31日までにトレンドマイクロの案内の手順で利用を始めると90日間無料になります。トータルセキュリティには体験版がありません。守る部分はクラウドと同じなので、動作や画面はクラウドの体験版で確かめられます。

Q. 更新するときは、新しく買い直したほうが安いですか?

2026年3〜4月の価格改定で、更新の価格は新しく買う1年版と同じ額になりました。公式で新しく買い直しても安くはならず、公式の更新ページから更新すれば残りの期間も足されます。期限の前に、アカウントの更新ページで自分の契約の価格を確かめてください。

Q. クラウドを使っていますが、途中でトータルセキュリティに変えられますか?

クラウドの更新と同時にトータルセキュリティへ切り替えられます。公式のよくある質問によると、クラウドの残りの契約期間はトータルセキュリティに移るので、期間が無駄になることはありません。

Q. 詐欺バスターはトータルセキュリティに入っていますか?

入っていません。詐欺バスターは別に買う製品で、1年版は個人プラン(1台)が4,950円、ファミリープラン Plus(3台)が9,900円です。電話の警告や着信拒否が必要なら、トータルセキュリティとは別に用意します。

まとめ:台数で決めて、サポートが要るかでプレミアムを足す

ウイルスバスター選びは、まず守る端末の数で決まります。3台以内ならクラウド、4〜6台ならトータルセキュリティ スタンダード。スマホのVPNやパスワード管理、流出の監視が欲しいときも、3台以内でもスタンダードを選びます。スタンダードとプレミアムは守る機能が同じで、24時間の相談窓口が要るかどうかだけで決めて構いません。

スマホ1台だけならモバイル、Mac 1台だけならfor Mac、詐欺電話が心配なら詐欺バスター、と単体の製品を当てはめていけば、迷う場面はほとんどありません。買い方は、クレジットカードで自動更新ありを選び、3年使うつもりなら3年版にすると、いちばん安く収まります。

※ 価格・機能は2026年10月23日時点の、トレンドマイクロ公式オンラインショップの価格表、公式の製品ページ・よくある質問、公式ヘルプセンターの「年額版製品の更新価格について」(2026年9月15日更新)、価格改定のお知らせ(2026年1月26日)で確認したものです。価格は変わることがあるため、申し込み前に公式の画面でもう一度ご確認ください。

下のボタンからは公式オンラインショップの製品紹介ページが開き、中ほどの「製品ラインナップ」でクラウド・スタンダード・プレミアムを、その下の「その他製品ラインナップ」でモバイルと詐欺バスターを選べます(価格表は自動更新なしの価格です)。今お使いの製品の更新は、このボタンではなく前述の更新ページから手続きします。

ウイルスバスター 公式サイトを見る