家電量販店のセキュリティソフト売り場で、いちばん目立つ棚を分け合っているのがマカフィーとウイルスバスターです。パソコンを買ったときに体験版が入っていた、家族が昔から使っている——そんな理由でどちらかに決まりかけている方も多いはずです。
ところが、この2本は「初年度にいくら払うか」と「5年使うといくらになるか」で、安いほうが入れ替わります。マカフィーは初年度の割引が大きく、更新時に定価へ戻る仕組みです。ウイルスバスターは初年度の割引がほとんどない代わりに、更新しても同じ金額が続きます。店頭やキャンペーンの数字だけで決めると、この差はまるごと抜け落ちてしまいます。
この記事では、両社の公式オンラインストア・特定商取引法に基づく表記・サポート窓口の案内、そしてAV-TESTとAV-Comparativesという2つの第三者評価機関の公開データを2026年9月18日に直接確認し、使う年数ごとの累計額まで出したうえで5軸で比較しました。
先に結論
- 3年以内に見直す前提なら、マカフィーのほうが安く済みます。McAfee+ プレミアムの3年版は15,000円で、ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダードの3年版(16,940円)より1,940円安く、ウイルス対策の台数も無制限です
- 4年以上同じ製品を使い続けるなら、ウイルスバスターの総額が下回ります。更新後の年額がマカフィー14,980円に対しウイルスバスター7,480円で、6年使うと差は20,560円になります
- パソコンでもVPNを使いたいならマカフィー。ウイルスバスターのVPNはAndroidとiOS・iPadOS専用です。ただしマカフィーのVPNは、自動更新に登録していることが利用条件です
- 子どもの端末に利用制限をかけたいならウイルスバスター。保護者機能が全プランに入っています
- 契約条件にも大きな差があります。マカフィーはオンラインでの新規購入から30日以内なら返金を受け付けますが、ウイルスバスターはお客さま都合の返品・キャンセルを受け付けていません
早見比較表:マカフィー vs ウイルスバスター
比べるのは、台数の多い家庭向けに両社が用意している主力プランどうしです。マカフィーはMcAfee+ プレミアム、ウイルスバスターはウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(以下、TS スタンダード)を並べました。
| 項目 | マカフィー | ウイルスバスター |
|---|---|---|
| 初年度(1年版) | 6,500円 | 7,480円 |
| 3年版 | 15,000円 | 16,940円 |
| 更新後の年額 | 14,980円 | 7,480円 |
| 守れる台数 | 無制限 | 6台 |
| VPN | 5台・PCも可 | 6台・モバイルのみ |
| 保護者機能 | 記載なし | あり |
| 初回の返金 | 30日以内 | 不可 |
| 支払い方法 | 2種類 | 4種類 |
※ マカフィーはMcAfee+ プレミアム、ウイルスバスターはTS スタンダード(自動更新あり・ダウンロード版)の価格です。いずれも税込。
※ マカフィーの「無制限」はウイルス対策の台数です。VPNは5ライセンスまでで、自動更新への登録が利用条件です。
※ 「保護者機能 記載なし」は、マカフィーの日本向け機能一覧に掲載がないという意味です。
※ マカフィーの返金はオンラインでクレジットカードを使って新規購入した場合が対象です。
※ 2026年9月18日に各公式オンラインストアで確認した価格です。
表の読みどころは次の3点です。
- 「安い」の向きが、年数で逆になる:1年版・3年版ともマカフィーが安く始められますが、更新後の年額はウイルスバスターがほぼ半分です
- 台数の数え方が違う:マカフィーはウイルス対策が何台でも入る代わりにVPNが5台まで。ウイルスバスターはセキュリティ機能とVPNがそろって6台までで、ダークウェブ監視とパスワード管理は契約者1名ぶんです
- VPNの対応OSが違う:同じ「VPN付き」でも、ウイルスバスターはパソコンでは使えません
何年使うかで総額が入れ替わる
この比較でいちばん差がつくのが、更新の仕組みです。
マカフィーの割引は初回の契約期間にだけ効きます。McAfee+ プレミアムは1年版6,500円・2年版9,500円・3年版15,000円で、どれを選んでも、期間が終わると1年14,980円で自動更新されます。公式の販売ページに埋め込まれた価格データでも、3つの版すべてで更新価格は14,980円に設定されていました。
ウイルスバスターは、公式オンラインショップの価格表に「2年目以降 7,480円/1年」「4年目以降 7,480円/1年」と、更新後の金額が購入ボタンの上に並んで書かれています。1年版の初回価格も7,480円なので、自動更新を選んだ場合は初年度と2年目以降が同じ金額です。
これを累計すると、次のようになります。
| 使う年数 | マカフィー | ウイルスバスター |
|---|---|---|
| 3年(3年版) | 15,000円 | 16,940円 |
| 4年 | 29,980円 | 24,420円 |
| 5年 | 44,960円 | 31,900円 |
| 6年 | 59,940円 | 39,380円 |
※ McAfee+ プレミアム3年版、TS スタンダード3年版(自動更新あり)を購入し、4年目以降は1年ごとに自動更新した場合の累計です。
※ 両社とも更新価格は今後変わる可能性があると案内しています。表は2026年9月18日時点の価格をそのまま積み上げたものです。
3年間はマカフィーが1,940円安く、4年目の更新で逆転します。そこから先は1年ごとに7,500円ずつ差が開き、6年目の差は20,560円です。
1年版から始めた場合は、逆転がもっと早く来ます。初年度はマカフィー6,500円・ウイルスバスター7,480円でマカフィーが980円安いものの、2年目の更新でマカフィーが14,980円に上がるため、2年目の終わりには累計21,480円と14,960円で、ウイルスバスターが6,520円下回ります。
1台だけ守りたい場合の目安
マカフィー トータルプロテクション(1台)は初年度3,880円・更新7,180円です。ウイルスバスター クラウド(3台)を1年版の自動更新ありで使う場合は毎年6,490円で、この組み合わせなら4年目まではマカフィーの累計が下回り、5年目で逆転します。クラウドを3年版(14,960円)で買うと、3年目の時点でもクラウドのほうが安くなります。
機能の違い:VPNの対応OSと保護者機能
| 機能 | マカフィー | ウイルスバスター |
|---|---|---|
| ウイルス・詐欺対策 | ◎ | ◎ |
| パスワード管理 | ◎ | ○ |
| ダークウェブ監視 | ○ | ◎ |
| VPN | ○ | △ |
| 保護者機能 | 記載なし | ◎ |
※ マカフィーは最大60種類の個人情報を監視するとしていますが、公式に明記された条件はメールアドレスと電話番号です。ウイルスバスターはカード・口座・運転免許証まで監視でき、流出時の対処支援も付きます。ウイルスバスターのパスワード管理・ダークウェブ監視は、端末数の制限はないものの契約者1名のみ利用できます。
※ ウイルスバスターのVPNはAndroid・iOS・iPadOS専用。マカフィーはWindowsパソコンとスマホで使え、5ライセンスまでです。
※ マカフィーの保護者機能は、日本向けの機能一覧に掲載がありません。
機能の差は、細かく見ると2点に絞られます。
ひとつはVPNがどの端末で使えるかです。ウイルスバスターの公式価格表には、Wi-Fi通信の盗み見防止(VPN)について「Android, iOS・iPadOSでご利用いただけます」と注記があります。カフェやホテルのWi-Fiにノートパソコンをつなぐ場面を想定しているなら、ウイルスバスターのVPNは対象外です。マカフィーはWindowsパソコンでもVPNを有効にでき、公共のWi-Fiを検出すると自動でオンにする設計です。ただし公式のよくある質問では「自動更新に登録した場合は、セキュア VPN を利用できます」とされており、自動更新を切るとVPNは使えません。
もうひとつが保護者機能です。ウイルスバスターは3台のクラウドから上位のトータルセキュリティまで、どのプランにも「保護者による利用制限」が入っています。マカフィーの日本向け製品ページでは、この機能の案内が見当たりませんでした。
第三者評価:直近の結果はマカフィーが安定している
セキュリティソフトの保護性能は、自分で比べることができません。そこで、世界的に参照されている2つの評価機関の公開データを確認しました。
AV-TEST(ドイツ) は、2か月ごとにWindows向け製品を「保護」「動作の軽さ」「使い勝手」の3項目・各6点で採点し、合計10点以上を認定、17.5点以上に「TOP PRODUCT」を付けています。
| 実施回 | マカフィー | ウイルスバスター |
|---|---|---|
| 2026年6月 | 18.0点 | 17.0点 |
| 2026年4月 | 18.0点 | 参加なし |
| 2026年2月 | 18.0点 | 16.5点 |
| 2025年4月 | 18.0点 | 17.5点 |
| 2025年2月 | 18.0点 | 18.0点 |
※ 対象製品はマカフィーがTotal Protection、トレンドマイクロがInternet Security(海外での製品名)。いずれもWindows 11での一般家庭向けテストです。
※ マカフィーは2024年12月から2026年6月まで10回連続で18点満点。表には、トレンドマイクロが参加した回を中心に抜粋しています。
マカフィーは、2024年12月から10回続けて満点でした。一方のトレンドマイクロは、2025年2月・4月の2回はTOP PRODUCTの基準を満たしていたものの(2025年6月〜12月は不参加)、直近2回は保護の点数が4.5点・5.0点にとどまり、合計が基準に届いていません(認定そのものは取れています)。2026年6月の回では、ゼロデイ攻撃(未知の脅威)への防御率が6月分で97.2%と、同じ回の業界平均99.9%を下回っていました。なお動作の軽さはどちらも6点満点を維持しています。
ウイルスバスターの公式ページが掲げている「TOP PRODUCT認証」は2025年2月の結果で、記載そのものは正確です。ただ、それ以降の回も合わせて見ると評価は一段下がる、というのが2026年9月時点の状況です。
AV-Comparatives(オーストリア) の2025年年次レポートでは、7つのテストの結果が公開されています。マカフィーは7テスト中5テストに結果があり、実環境での防御を見るリアルワールド保護テストと総合パフォーマンスでBronze(3位相当)を受賞しました。トレンドマイクロは7テスト中3テスト(パフォーマンス2回・マルウェア防御1回)にとどまり、リアルワールド保護テストの結果はありません。年間の総合評価である「Top-Rated」には、両社とも選ばれていません。
5軸で見る両者の評価
評価軸は次のように定義しました。
- 機能性:守れる範囲の広さ(VPN・パスワード管理・ダークウェブ監視・保護者機能)
- 使いやすさ:始めやすさと窓口の頼りやすさ、契約条件の分かりやすさ
- コスパ:使い続けたときの総額と、得られる機能の釣り合い
- 拡張性:1契約で守れる台数と、機能ごとの上限
- 安定性:第三者評価機関での保護成績と、その継続性
| 製品 | 機能性 | 使いやすさ | コスパ | 拡張性 | 安定性 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| マカフィー | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
| ウイルスバスター | ○ | ○ | ◎ | ○ | △ | ○ |
総合◎の条件は「△が1つも無く、◎が2軸以上あり、機能性か安定性のどちらかが◎」です(マカフィー vs ノートンと同じ基準です)。今回はどちらも◎が1軸だけなので総合○とし、順位はつけません。どちらが合うかは、使う年数と守りたい端末で決まります。
- マカフィー(総合○):◎は台数無制限の拡張性。保護者機能がないこと、更新後の年額、第三者評価の取りこぼしが、ほかの軸を○にとどめています
- ウイルスバスター(総合○):◎は更新しても年額が変わらないコスパ。一方、直近の第三者評価で保護の点数が満点に届かず、安定性は△です
各軸の根拠は、次の製品ごとのセクションにまとめています。
マカフィーの特徴
マカフィーの製品ページで案内されている主なプランは、台数無制限のMcAfee+ プレミアムと、1台用のトータルプロテクションです。McAfee+ プレミアムには、ウイルス対策・ファイアウォールに加えて、パスワードマネージャー、ダークウェブ上の個人情報モニタリング、トラッカーリムーバー、SMSの詐欺リンクやQRコードを判定する「マカフィー詐欺検知」が含まれます。
台数無制限が効くのは、端末の多い家庭です。ここでの「無制限」は、自分の家で個人的に使う端末に限った話で、公正利用ポリシーの範囲内という条件が注記されています。また、VPNの欄には「5ライセンス」とあり、ここだけは台数に上限があります。
契約面の特徴は、オンラインでクレジットカードを使って新規購入した場合、30日以内なら返金を受け付けていることです。自動更新で課金された場合も、課金から60日以内が返金の対象になります。合わなかったときに引き返せる余地がある点は、次に見るウイルスバスターとの大きな違いです。
評価軸ごとの理由
- 機能性○:パソコンでも使えるVPN、ダークウェブ監視を備える(公式に明記された条件はメールアドレスと電話番号)。保護者機能は日本向けの機能一覧にない
- 使いやすさ○:年中無休の窓口と30日の返金がある。一方で、製品ページの価格の横には「次年度以降は更新価格にて更新されます」とあるだけで更新後の金額が並んでおらず、VPNは自動更新への登録が条件
- コスパ○:3年15,000円で台数無制限という入り口は安いが、4年目以降は年14,980円
- 拡張性◎:ウイルス対策を入れられる端末数に上限がない。Windows・Mac・Android・iOS・ChromeOSに対応
- 安定性○:AV-TESTで10回連続満点。AV-Comparativesでは7テスト中2テストの結果がなく、Top-Ratedに届いていない
メリット
- 何台でもウイルス対策を入れられる
- WindowsパソコンでもVPNが使える
- 新規購入から30日以内なら返金を受けられる
- AV-TESTで10回連続の満点
デメリット
- 更新後は年14,980円と、初年度の2倍以上になる
- VPNは5ライセンスまでで、自動更新の登録が必要
- 日本向けの機能一覧に保護者機能がない
- 支払い方法がクレジットカードとコンビニ決済の2種類
マカフィーが向いている人
- 3年以内に見直すつもりで、入り口の安さを重視する人
- 守りたい端末が7台以上ある人
- ノートパソコンで公共のWi-Fiをよく使う人
ウイルスバスターの特徴
ウイルスバスターは、日本のトレンドマイクロ株式会社(東京都新宿区)の製品です。複数の端末を守る主な製品は3段階に分かれています。
- ウイルスバスター クラウド:3台まで。ウイルス対策・ネット詐欺対策・保護者機能
- TS スタンダード:6台まで。上記に加えてVPN・パスワード管理・ダークウェブ監視・情報流出時の対処支援
- TS プレミアム:スタンダードの内容に、パソコンやプリンターなどの設定を24時間365日電話で相談できるサポートが付く
価格はいずれも公式オンラインショップの自動更新ありのダウンロード版で、1年版がクラウド6,490円・スタンダード7,480円・プレミアム9,900円です。自動更新なしを選ぶと、同じ1年版が7,480円・8,470円・10,890円と990円高くなります。長く使うつもりなら、自動更新ありを選んだほうが安く済む設計です。
気をつけたいのは購入後に取り消せないことです。特定商取引法に基づく表示には「お客さま都合による返品・交換・キャンセルはできません」と明記されています(例外は、自動更新を期限の直前に解約したのに決済が先に走ってしまった場合で、決済完了から90日以内なら返金を請求できます)。また、無料体験版があるのはウイルスバスター クラウドだけで(公式の体験版ページでは30日。キャンペーンページでは90日版の案内もあります)、トータルセキュリティには体験版が用意されていません。基本の保護と画面の使い勝手はクラウドの体験版で確かめられますが、トータルセキュリティに含まれる形でのVPNやパスワード管理は購入前には試せません。
公式サイトでは、製品の購入とあわせてクラウドの体験版も入手できます。
ウイルスバスター 公式サイトを見る評価軸ごとの理由
- 機能性○:保護者機能が全プランに入る。VPNはAndroid・iOS・iPadOS専用で、パソコンでは使えない
- 使いやすさ○:電話窓口は365日開いていて、更新後の金額も購入時の価格表に並んでいる。一方で、お客さま都合の返品はできず、トータルセキュリティには体験版もない
- コスパ◎:自動更新ありなら初年度と2年目以降が同額。4年目以降はマカフィーの約半額で6台を守り続けられる
- 拡張性○:6台まで。ダークウェブ監視とパスワード管理は契約者1名ぶん
- 安定性△:AV-TESTで直近2回続けて保護の点数が満点に届かず、AV-Comparativesのリアルワールド保護テストにも結果がない
メリット
- 更新しても年額が変わらない
- 保護者機能が全プランに入っている
- 更新後の金額が購入時の価格表に書かれている
- 振込用紙や請求書でも支払える
デメリット
- お客さま都合の返品・キャンセルができない
- VPNがパソコンでは使えない
- AV-TESTの直近2回で保護の点数が満点に届いていない
- 守れる台数は6台まで
ウイルスバスターが向いている人
- 4年以上同じ製品を使い続けるつもりの人
- 子どものスマホやタブレットに利用制限をかけたい人
- パソコンやプリンターの設定まで電話で聞きたい人(TS プレミアム)
契約前に比べておきたい3つの条件
| 条件 | マカフィー | ウイルスバスター |
|---|---|---|
| 返金 | 新規購入30日以内 | 原則不可 |
| 自動更新の請求日 | 期限の30日前 | 期限の前月末日 |
| 支払い方法 | 2種類 | 4種類 |
※ マカフィーの返金は、オンラインでクレジットカードを使って新規購入した場合が対象。自動更新で課金された場合は課金後60日以内です。
1. 返金できるかどうか
前述のとおり、返金の扱いは正反対です。「買ってから確かめる」ならマカフィー、「基本機能を試してから買う」ならウイルスバスターと考えると整理しやすくなります。ウイルスバスターで試せるのはクラウドの範囲までなので、VPNやパスワード管理まで含めて判断したい場合は、返金の効くマカフィーのほうが安全に試せます。
2. 自動更新の請求がいつ来るか
マカフィーは、契約期間が終わる30日前に、登録済みのクレジットカードへ更新料金を請求します。ウイルスバスターの自動更新(あんしん自動更新)では、期限を迎える月の前月末日が1年分の支払日です。たとえば10月20日に期限を迎える場合、マカフィーは9月20日ごろ、ウイルスバスターは9月30日に請求が来ます。
ウイルスバスターは購入後の返品ができないため、更新しないと決めたら、この日より前に自動更新を解除しておくことが欠かせません。マカフィーは、自動更新で課金されたあとでも60日以内なら返金を申し込めます。
3. 支払い方法
マカフィーはクレジットカードとコンビニ決済の2種類で、コンビニ決済には手数料230円が上乗せされます。ウイルスバスターはクレジットカード・かんたんコンビニ決済・振込用紙・請求書の4種類から選べます。ただし、クレジットカード以外は製品によって選べない場合があり、自動更新はクレジットカード決済が前提です。カード以外で払うと自動更新なしの価格(TS スタンダード1年版なら8,470円)になる点も覚えておいてください。
目的別の選び方
表の「TS」はウイルスバスター トータルセキュリティの略です。
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 3年で見直すつもり | McAfee+ プレミアム | 3年版が1,940円安い |
| 長く使い続けたい | TS スタンダード | 更新後も年7,480円 |
| 端末が7台以上ある | McAfee+ プレミアム | ウイルス対策は無制限 |
| PCで公共Wi-Fiを使う | McAfee+ プレミアム | VPNがPCでも使える |
| 子どもの端末を管理したい | ウイルスバスター | 保護者機能が全プランに |
| 合わなければ返金してほしい | McAfee+ プレミアム | 新規購入30日以内は返金可 |
| PCの設定も電話で聞きたい | TS プレミアム | 24時間365日電話で相談 |
迷ったときは、「この製品を何年使うか」を先に決めてから価格を見比べるのがおすすめです。3年以内ならマカフィー、4年以上ならウイルスバスターという線が、この2本では最もはっきり引けます。
よくある質問
Q. パソコンに入っていたマカフィーの体験版は、そのまま製品版にしたほうがいいですか?
体験版の画面から案内される価格と、公式ストアで新規に買う価格は同じとは限りません。まず公式ストアのMcAfee+ プレミアム(1年版6,500円・3年版15,000円)と比べてください。そのうえで、4年以上使う見込みならウイルスバスターも候補になります。どちらにしても、体験版が切れたまま放置すると保護がない状態になるため、何かしらを入れる前提で考えるのが安全です。
Q. マカフィーの自動更新を切ると、何が変わりますか?
更新のたびに自分で手続きする形になり、VPNが使えなくなります。公式のよくある質問にも、VPNは自動更新に登録した場合に利用できるという案内があるためです。3年版を買って3年後に乗り換えるつもりでも、VPNを使う間は自動更新を有効にしておき、乗り換えを決めたら請求日(期限の30日前)より前に解除する、という順番になります。
Q. ウイルスバスター クラウドとトータルセキュリティは何が違いますか?
守れる台数と、付いてくる機能が違います。クラウドは3台までで、ウイルス対策・ネット詐欺対策・保護者機能が中心です。TS スタンダードは6台までで、VPN・パスワード管理・ダークウェブ監視が加わります(見張れる情報の種類はダークウェブ監視5選で比べています)。無料体験版があるのはクラウドだけです。公式サイトでは、クラウドの更新時にトータルセキュリティへ切り替える手続きも案内されています。
Q. 有料版を買わず、Windowsセキュリティで済ませる選択肢はありますか?
ウイルスの検出だけなら、Windows標準のWindowsセキュリティでも一定の水準に届いています。有料版を選ぶ意味は、VPN・ダークウェブ監視・保護者機能・日本語の窓口といった、検出以外の部分にあります。有料が必要かどうかを先に確かめたい場合はウイルス対策が無料でできるアプリ・ソフト5選を、Macが中心ならMacのウイルス対策ソフトおすすめ7選をご覧ください。
Q. ノートンも候補に入れるべきですか?
第三者評価の成績を重視するなら、候補に入れる価値があります。AV-Comparativesの2025年年次レポートでTop-Ratedに選ばれた製品で、クラウドバックアップが付く点もマカフィー・ウイルスバスターとの違いです。マカフィーとの比較はマカフィー vs ノートン|料金と更新で比較にまとめています。
まとめ:マカフィーとウイルスバスター、どっちを選ぶか
この2本は、料金の組み立て方が正反対です。
マカフィーは、最初の数年を安く、台数を気にせず使えることが強みです。3年版15,000円で家じゅうの端末にウイルス対策を入れられ、パソコンでもVPNが使え、合わなければ30日以内に返金を受けられます。AV-TESTでも満点が続いています。そのかわり、4年目からの年額は14,980円です。
ウイルスバスターの強みは、何年使っても支払いが増えないことです。年7,480円で6台を守り続けられ、保護者機能も全プランに付きます。一方で、購入後の返品はできず、VPNはスマホとタブレットだけ、直近の第三者評価では保護の点数が満点に届いていません。
選び方は、何年使うかを決めることからです。3年で見直すならマカフィー、4年以上使い続けるならウイルスバスター。そこに「パソコンでVPNを使うか」「子どもの端末を管理するか」を重ねれば、ほとんどの家庭で答えが出ます。
※ 本記事の料金・機能・第三者評価の結果は、2026年9月18日に各公式サイトおよびAV-TEST・AV-Comparativesの公開ページで確認したものです。キャンペーンや更新価格は予告なく変わることがあるため、申し込みの直前にもう一度確かめておくと安心です。



