「Excelの月額が地味に重い」「家族に1本だけ使わせたいのにサブスク契約は面倒」——そんな人のために、Excelの代わりになる無料ソフト7本を比較しました。

Microsoft Excelを単体で手に入れるなら買い切り22,370円(税込・2台まで)で、個人向けにExcel単体のサブスクは用意されていません。Word・PowerPointもまとめて使うならMicrosoft 365 Personalになり、年21,300円(税込/月払いなら月2,130円)がかかります。一方で、Googleスプレッドシートのような完全無料のクラウド表計算や、LibreOffice Calcのようなオフライン対応の無料ソフトは、個人利用や小規模事業の大半をカバーできます。

この記事の結論

  • 共同編集・どこでも使いたい人 → Googleスプレッドシート(Web・無料)
  • Excelと同じ使用感で完全無料 → LibreOffice Calc(デスクトップ・OSS)
  • Excelファイル互換性重視 → WPS Office Spreadsheets(UIがExcel瓜二つ)
  • Apple純正で使いたい → Numbers(Mac/iPad標準・無料)

Excelはなぜ高い?代替を検討する3つの理由

Excelを代替で済ませる人が増えている背景には、以下の3点があります。

1. 月額サブスクの負担が積み重なる

プラン 月額(税込) 年間
Microsoft 365 Personal(月払い) 2,130円 25,560円
Microsoft 365 Personal(年払い) ― 21,300円
Microsoft 365 Family(最大6人・月払い) 2,740円 32,880円
Microsoft 365 Family(最大6人・年払い) ― 27,400円
Excel 2024 単体(買い切り・2台まで) ― 22,370円
Office Home & Business 2024(買い切り) ― 43,980円(1台)

※ 2026年8月時点のMicrosoft公式価格(税込)。本記事に記載の各ソフトの料金・機能は同時点の公式情報に基づきます。最新価格は各ソフトの公式サイトでご確認ください。

2. 買い切り版は価格が高く複数台NG

買い切りのOffice Home & Businessは1台あたり約4.4万円、2台目にはさらに同額が必要です。家族で使い回したい人には割高です。

3. クラウド時代で「共同編集」が当たり前に

2020年代以降、Googleスプレッドシートの普及でブラウザでリアルタイム共同編集が当然になりました。個人・副業・小規模チームでは、Excelのインストール型が必須ではなくなっています。

比較表:Excel代替7本まとめ

ソフト名料金対応OSExcel互換基本関数高度な関数マクロVBA互換XLSX読書共同編集おすすめ度
Googleスプレッドシート完全無料ブラウザ◎◎◎Apps Script×◎◎★★★★★
LibreOffice Calc完全無料Win/Mac/Linux◎◎◎Basic(独自)△◎△★★★★☆
WPS Office無料版ありWin/Mac/Linux/モバイル◎◎◎VBA○(Premium)◎○★★★★☆
Apache OpenOffice完全無料Win/Mac/Linux○◎○Basic(独自)×○×★★★☆☆
OnlyOffice完全無料Win/Mac/Linux/Web◎◎◎JavaScript△◎○★★★☆☆
Excel Online完全無料(要MSアカウント)ブラウザ◎(公式)◎○××◎(公式)◎★★★★☆
Numbers完全無料Mac/iPad/iPhone△○△××△○★★★☆☆

※ ◎=完全対応 / ○=対応 / △=部分対応 / ×=非対応

※ VBA互換は「Excelで作ったマクロの動作率」基準

※ 2026年4月時点、各公式情報より

読み取り方のヒント

  • Googleスプレッドシートは関数・互換性とも優秀だが、VBAは別言語(Google Apps Script)への書き換えが必要
  • LibreOffice Calcは完全無料でオフライン用途に最有力。ただし共同編集は弱い
  • WPS OfficeはUIがExcelそっくり。VBAマクロを本格的に動かしたい人はPremium版が必要
  • Excel Onlineは公式ゆえに互換性最高、ただし有料版の高度機能(パワークエリ等)は制限される

総合評価:5軸ランキング

機能性・使いやすさ・コスパ・拡張性・安定性の5軸で評価しました。基準は「Microsoft 365のサブスクをやめても、日々の表計算とxlsxのやり取りが回るか」です。拡張性にはxlsxの互換性とマクロ資産の引き継ぎを含めて評価しています。

表の並びは下の「各ソフトを詳しく見る」と同じ順です。総合◎はGoogleスプレッドシートの1本で、費用・共有・端末のどれでも詰まらないためです。

ソフト 機能性 使いやすさ コスパ 拡張性 安定性 総合
1. Googleスプレッドシート ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
2. LibreOffice Calc ○ ○ ◎ ○ ◎ ○
3. WPS Office Spreadsheets ○ ◎ ○ ○ ○ ○
4. Apache OpenOffice Calc △ △ ◎ △ ○ △
5. OnlyOffice ○ ◎ ◎ ○ ○ ○
6. Microsoft Excel Online △ ◎ ◎ ○ ◎ ○
7. Numbers △ ◎ ◎ △ ◎ △

評価の根拠

  • Googleスプレッドシート(総合◎):完全無料でGoogleアカウントだけで即使えコスパ◎、リアルタイム共同編集とスマホ・タブレット対応で使いやすさ◎、Apps Scriptによる自動化とxlsxの入出力で拡張性◎、自動保存と無限の履歴管理で安定性◎。VBAマクロが動かず、1シート10万セルの上限と複雑な条件付き書式の弱さがあるため機能性○ですが、Excelを離れる理由(費用・共有・端末の自由)のすべてに同時に応える1本です
  • LibreOffice Calc(総合○):完全無料・広告なし・商用利用可でコスパ◎、xlsx/xlsの読み書きが安定しオフラインでも快適に動く安定性◎、ExcelのUIによく似ているため使いやすさ○。総合が○なのは、VBAマクロが一部しか動かず、パワークエリ・PowerPivotにも非対応で機能性○、共同編集が弱く別途設定が要る拡張性○にとどまるためです。ネットに頼らず作業したい人には最有力になります
  • WPS Office Spreadsheets(総合○):UIがExcelに極めて近く学習コストがほぼゼロの使いやすさ◎に加え、PDFツールも統合されモバイル版も充実しています。VBAマクロが動くのは代替候補では貴重ですが、フル対応はPremium(有料)限定で無料版には広告が表示されるためコスパ○・機能性○。中国発のため情報管理を気にする人がいる点も踏まえ安定性○としました。マクロ付きファイルを受け取る人には現実的な選択肢です
  • Apache OpenOffice Calc(総合△):完全無料・商用利用可でコスパ◎、長年の実績と企業での採用実績があります。総合が△なのは、開発スピードがLibreOfficeに明確に劣り、xlsxの新フォーマットは読み込みのみが推奨という状態で機能性△・拡張性△、UIデザインも古く使いやすさ△が重なるため。兄弟関係にあるLibreOffice Calcを選べば上位互換になるので、あえて選ぶ理由は「以前から使っている」場合に限られます
  • OnlyOffice(総合○):Microsoft Office形式の互換性が7本で最も高く、モダンなリボンUIで使いやすさ◎、完全無料でコスパ◎、JavaScriptでマクロも作れます。それでも上位でないのは、VBAは動かず共同編集にはサーバー構築が必要で拡張性○、日本語情報がやや少なく安定性○としたため。xlsxの再現性を最優先する人には評価が上がります
  • Microsoft Excel Online(総合○):公式提供ゆえxlsxの互換性は完全で安定性◎、Excelの操作感がそのまま使える使いやすさ◎、Microsoftアカウントだけで無料利用できコスパ◎です。総合が○なのは、VBAマクロが動かずオフライン編集も不可、パワークエリ等の高度な機能は有料版のみ、ファイル容量にも制限があるため機能性△だから。軽い編集・閲覧が中心で、互換性の心配をゼロにしたい人に向きます
  • Numbers(総合△):Mac・iPad・iPhoneに標準搭載で追加登録なしに使え、美しいグラフとテンプレート、iCloud同期のシームレスさで使いやすさ◎・コスパ◎・安定性◎。総合が△なのは、Excel互換が部分的でマクロにも非対応、高度な関数も限定的で機能性△、Apple製デバイス以外では使えない拡張性△が重なるため。xlsxを人とやり取りしない、自分用の表であれば十分に実用的です

各ソフトを詳しく見る

1. Googleスプレッドシート|共同編集の決定版

Googleが提供する無料のクラウド表計算ソフト。Googleアカウントだけで即使え、ブラウザで完結します。リアルタイム共同編集・履歴管理・コメント機能が標準装備。Excelファイル(.xlsx)のインポート・エクスポートにも対応します。

Googleスプレッドシート 公式サイトを見る

メリット

  • 完全無料、Googleアカウントのみ
  • リアルタイム共同編集が強力
  • 自動保存・無限の履歴管理
  • スマホ・タブレットでも快適
  • Google Apps Scriptで自動化可能

デメリット

  • VBAマクロは動かない
  • オフライン編集は要事前設定
  • 1シート10万セル制限
  • 複雑な条件付き書式はExcelの方が強い
Excelからの移行しやすさ ★★★★☆

関数名はExcelとほぼ同じ(SUM・VLOOKUP・IFERROR等)で、操作感も似ています。VBAマクロを使っていない人なら、数時間で移行できます。マクロを多用していた人はGoogle Apps Script(JavaScript)への書き換えが必要です。

こんな人におすすめ

  • 家族・チームで同時編集したい人
  • スマホ・タブレットからも編集したい人
  • VBAマクロをあまり使っていない人

2. LibreOffice Calc|Excelそっくりの完全無料ソフト

オープンソースの統合オフィススイート「LibreOffice」に含まれる表計算ソフト。ExcelのUIによく似ており、完全無料で全機能が使えます。オフライン環境でも動作するため、ネットが不安定な場所でも快適です。

LibreOffice 公式サイトを見る

メリット

  • 完全無料・広告なし・商用利用可
  • Excel関数の大半をカバー
  • xlsx/xlsの読み書きが安定
  • オフライン利用可能
  • Win/Mac/Linuxでほぼ同じUI

デメリット

  • VBAマクロは一部のみ動作
  • 共同編集は弱い(要別途設定)
  • パワークエリ・PowerPivot非対応
  • 細部のUIはExcelより古風
Excelからの移行しやすさ ★★★★☆

メニュー配置・関数名・ショートカットがExcelにかなり近く、Excel経験者なら迷わず使えます。マクロ(VBA)を多用しているデータは、LibreOffice Basicへの書き換えが一部必要です。

こんな人におすすめ

  • オフラインで安定して作業したい人
  • 完全無料でExcelレベルの機能がほしい人
  • オープンソース派

3. WPS Office Spreadsheets|UIがExcel瓜二つ

中国キングソフト社が開発する統合オフィススイート。UIがExcel(Microsoft Office)に極めて似ており、学習コストがほぼゼロ。無料版でも基本機能が揃い、モバイル版も充実しています。

WPS Office 公式サイトを見る

メリット

  • ExcelそっくりのUIで学習不要
  • VBAマクロが動く(Premium版)
  • モバイル・タブレットも充実
  • PDFツールが統合されている

デメリット

  • 無料版は広告が表示される
  • VBAフル対応は有料プランのみ
  • 中国発で情報管理を気にする人は注意
Excelからの移行しやすさ ★★★★★

UIがExcelそっくりなため、見た目を変えずに乗り換えたい人には最適です。Excelで作ったマクロもある程度動くので、業務データを持ち込みやすいです。

こんな人におすすめ

  • 学習コストゼロで乗り換えたい人
  • マクロ付きExcelファイルを使いたい人
  • スマホでも高機能な表計算を使いたい人

4. Apache OpenOffice Calc|老舗オープンソース

1999年から続くオープンソースの統合オフィススイート。LibreOfficeと兄弟関係にあり、機能はほぼ同等。企業での採用実績があり、安定性が魅力です。

Apache OpenOffice 公式サイトを見る

メリット

  • 完全無料・商用利用可
  • 安定した動作
  • Basicによる自動化が可能
  • 長年の実績と信頼

デメリット

  • 開発スピードがLibreOfficeに劣る
  • xlsx新フォーマットは読み込みのみ推奨
  • UIデザインが古め
Excelからの移行しやすさ ★★★☆☆

機能自体はLibreOffice Calcと近いですが、開発は鈍化傾向。特別な理由がなければLibreOffice Calcの方が無難です。

こんな人におすすめ

  • 以前からOpenOfficeを使っていた人
  • 企業環境で導入実績のあるOSSが欲しい人

5. OnlyOffice|モダンなUIとクラウド連携

ラトビア拠点のAscensio社が開発する新進の統合オフィススイート。Microsoft Officeに近いモダンなリボンUIで、docx/xlsx/pptxの互換性が非常に高いです。クラウド版とデスクトップ版の両方があります。

OnlyOffice 公式サイトを見る

メリット

  • モダンなリボンUI
  • Microsoft Office形式の互換性が高い
  • JavaScriptでマクロ作成可能
  • クラウド連携(Nextcloud等)に強い

デメリット

  • 日本語情報がやや少ない
  • VBAは動かない
  • 共同編集はサーバー構築が必要
Excelからの移行しやすさ ★★★★☆

Excel 2007以降のリボンUIに親しんでいる人には非常に馴染みやすい設計です。

こんな人におすすめ

  • モダンUIが好きな人
  • 自社サーバーと連携したい人
  • Excel形式のファイル互換性を最重視する人

6. Microsoft Excel Online|公式無料版

Microsoft公式が提供するブラウザ版Excel。MicrosoftアカウントがあればOneDrive上で無料利用可能。公式ならではの完全な互換性と、リアルタイム共同編集が魅力です。

Excel Online 公式サイトを見る

メリット

  • 公式なのでxlsxの完全互換
  • リアルタイム共同編集が標準
  • スマホアプリも無料
  • OneDrive統合で自動保存

デメリット

  • VBAマクロが動かない
  • オフライン編集は不可
  • 高度な機能(パワークエリ等)は有料版のみ
  • ファイル容量に制限あり
Excelからの移行しやすさ ★★★★★

機能は制限されますが、Excelの操作感そのまま。軽い編集ならこれで十分という人も多いです。

こんな人におすすめ

  • Excelの操作感をそのまま使いたい人
  • 共同編集が必要な人
  • 軽い編集・閲覧中心の人

7. Numbers|Mac/iPad純正の表計算

Appleが提供する無料の表計算ソフト。Mac・iPad・iPhoneに標準搭載されており、Apple製デバイスなら追加登録なしで使えます。デザイン性の高いグラフとテンプレートが特徴です。

Numbers 公式サイトを見る

メリット

  • Macに最初から入っている
  • 美しいグラフとテンプレート
  • iPadで直感的に編集可能
  • iCloud同期でシームレス

デメリット

  • Windowsでは使えない
  • xlsxの互換性は限定的
  • 高度な関数・マクロは弱い
  • 複雑な表計算には不向き
Excelからの移行しやすさ ★★★☆☆

Excelとは思想が異なる表計算ソフトで、家計簿・簡単な集計・プレゼン用の表などには向きますが、本格的な業務データ処理には少し物足りません。

こんな人におすすめ

  • Macユーザーで軽い表計算をしたい人
  • 見栄えの良いグラフを作りたい人
  • iPadでメモ感覚に使いたい人

番外編:無料で足りないなら、買い切りのPolaris Office 2

ここまでの7本は、どれも無料で使えます。それでも「xlsxをオフラインで扱いたいが、WPS Officeの広告は避けたい」「LibreOfficeの画面にはなじめない」という場合は、買い切りの互換ソフトという選択肢があります。

Polaris Office 2は、ソースネクストが販売するMicrosoft Office互換のオフィスソフトです。表計算・ワープロ・プレゼン・PDF編集が1本に入っていて、公式は「サブスクではなく、お支払いは一度のみの買い切り型」と説明しています。定価はダウンロード版で3,960円です。前述のExcel 2024単体(22,370円)の2割以下の金額で、1ライセンスでWindowsパソコン2台に入れられます。

表計算は、公式によるとXLOOKUPやIFを含む490以上の関数に対応しています。機能一覧には、ピボットテーブル・条件付き書式・データの入力規則・重複の削除・シートの保護が並び、xlsx・xls・csvを読み書きできます。

ただし、選ぶ前に確かめたい点が3つあります。

  • 動作環境はWindows 11のみです。Macでは使えません
  • マクロ(VBA)への対応は、公式の製品ページとよくある質問に記載が見当たりません。マクロ付きのファイルを使い続けるなら、VBAが動くWPS Office Premiumを先に検討してください
  • 古いxls形式で保存すると、ピボットやテーブル(表の作成)など一部の機能が使えません(公式のよくある質問)。xlsx形式で保存すれば問題ありません

上位版のPolaris Office 2 Premium(定価6,490円)との違いは、Microsoft Officeと同じ和文フォント29書体が付くかどうかだけです。表計算が中心なら、通常版で足ります。

Polaris Office 2 公式サイトを見る

用途別おすすめまとめ

目的 おすすめ 理由
家族やチームで共有・編集 Googleスプレッドシート 完全無料、リアルタイム共同編集、履歴管理
Excel瓜二つのUIで乗り換え WPS Office UI類似度が最も高く学習不要
オフラインで完全無料 LibreOffice Calc OSS、商用利用可、安定
Excelの操作感そのまま Microsoft Excel Online 公式、互換性100%、無料
Macで軽い表計算 Numbers 標準搭載、デザイン性高い
サーバー連携の自社運用 OnlyOffice リボンUI、Nextcloud等と連携可
広告なし・買い切りでxlsxを扱う Polaris Office 2(番外編) 定価3,960円でWindows 2台まで

Excelからの移行で気をつけること

1. VBAマクロは多くの代替で動かない

Googleスプレッドシート・Excel Online・NumbersはVBA非対応。マクロを多用している場合は、Google Apps Script(JS)・OnlyOfficeのJS API・LibreOffice Basicへの書き換えが必要です。VBA互換が最も高いのはWPS Office Premium版です。

2. xlsx形式の「細かな表現」がズレることがある

条件付き書式・ピボットテーブル・グラフは、Excelで作ったファイルを代替ソフトで開くと一部崩れることがあります。業務で共有する場合は、最終出力前にExcelまたはExcel Onlineで開いて確認するのが安全です。

3. 共同編集の設計が異なる

Excelデスクトップ版の「ブックの共有」と、Googleスプレッドシートの共同編集は仕組みが別物です。チームでの共有を前提にするなら、最初からクラウドネイティブな設計(Googleスプレッドシート or Excel Online)を選ぶ方がトラブルが少ないです。

4. パワークエリ・PowerPivot相当は無料では限定的

大規模データ処理や外部DB連携(パワークエリ・PowerPivot・Power BI連携)は、Excel代替ソフトでは完全には再現できません。本格的なデータ分析が必要なら、Excel有料版かBI専用ツール(Looker Studio等)を併用する方が早道です。

よくある質問

Q1. Excelファイル(.xlsx)はそのまま開けますか?

Googleスプレッドシート・LibreOffice Calc・WPS Office・OnlyOffice・Excel Onlineはほぼ完全に読み書きできます。Numbersはxlsxを開けますが、複雑な書式は一部崩れる場合があります。

Q2. 商用利用はできますか?

紹介した7本すべて商用利用可能です。LibreOffice・Apache OpenOfficeはオープンソース(LGPL/Apacheライセンス)、Googleスプレッドシート・Excel Onlineは無料枠での商用利用を公式が認めています。

Q3. VBAマクロは動きますか?

完全に動くのはWPS Office Premium版のみ。LibreOffice Calcは一部対応(Basic互換モード)。Googleスプレッドシート・Excel Online・OnlyOffice・Numbersでは動きません。代替として各ソフトのスクリプト言語(Google Apps Script・JavaScript・Basic)で書き換える必要があります。

Q4. 家族や会社で複数人で使えますか?

Googleスプレッドシート・Excel Onlineは最初から共同編集前提の設計でおすすめです。LibreOfficeやWPS Officeでもファイル共有はできますが、リアルタイム共同編集はクラウド版ほど快適ではありません。

Q5. Microsoft 365の解約前にやるべきことは?

契約中のxlsxファイルをxlsx形式のままエクスポート保存し、代替ソフトで開けるか事前確認してください。マクロ付きファイル(.xlsm)は、代替ソフトで動くかの検証を済ませてから解約するのが安全です。

まとめ:まずはGoogleスプレッドシートを試そう

Excelのサブスクに疑問を持ったら、最初に試すべきはGoogleスプレッドシートです。Googleアカウントさえあれば、ブラウザを開くだけで使えるため、現在のExcelを解約せずに並行して試せます。

「Excelの操作感をそのまま使いたい」人はWPS OfficeまたはMicrosoft Excel Onlineを、「オフライン環境で完全無料」を求めるならLibreOffice Calcを検討——この順番で試すのが最も効率的です。

年21,300円のMicrosoft 365 Personalを解約できれば、4年で約8.5万円が浮く計算です。家計簿・副業の請求書・趣味の集計用途であれば、代替ソフトで困る場面はほぼありません。

まずは1本、気になったものを起動してみてください。