有料の総合セキュリティを選ぼうとすると、店頭でもネットでもよく並ぶのが米Gen Digitalのノートン360と、トレンドマイクロのウイルスバスターです。国内の店頭・通販で定番の2ブランドで、家電量販店のセキュリティ売り場を「どちらも大きな棚で置かれている」と思い出す方も多いはずです。
どちらも長く使われてきた定番ですが、2025〜2026年の第三者評価はノートン360が上です。ノートン360は第三者評価機関AV-Comparativesの2025年テストでTop-Rated(年間の上位製品グループ)に選ばれ(対象製品はNorton Antivirus Plus)、AV-TESTの2026年8月回も18点満点でした。ウイルスバスター(トレンドマイクロ)は、AV-TESTの2026年8月回に参加しておらず、AV-Comparatives 2025ではリアルワールド保護テストの結果がなく、Top-Ratedにも入っていません。そのうえでの分かれ目は「守り方の設計」です。ノートン360はVPN・パスワード管理・クラウドバックアップまで1本に束ねる「グローバルなオールインワン」、ウイルスバスターは日本語サポートと、更新しても年額が変わらない料金が持ち味の「国内向け」です。
この記事では、2026年10月8日時点の日本向け料金・公式仕様をもとに、ノートン360とウイルスバスターを機能性・使いやすさ・コスパ・拡張性・安定性の5軸でフラットに比較しました。読み終わる頃には、自分の使い方ならどっちが合うのかがはっきりする構成にしています。
この記事の結論
- 新しく1本選ぶならノートン360(第三者評価が上。VPN・パスワード管理・バックアップが1台用から標準で、60日以内なら全額返金)
- 日本語サポートと国内詐欺対策で選ぶならウイルスバスター(決済保護ブラウザ・SNSのリンク先チェック・365日の日本語サポート)
- パソコンでもVPNを使い、写真や書類のバックアップも欲しいならノートン360(VPNはパソコンも対象、Windows向けバックアップ10〜50GB)
- 家族の6台までを、更新しても同じ年額で守るならウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(自動更新ありで毎年7,480円)
ノートン360とウイルスバスターの立ち位置
ノートン360は、米国のGen Digital(旧NortonLifeLock)が開発する総合セキュリティソフトです。ウイルスバスターと同じく大手ブランドですが、路線は真逆で、ウイルス・詐欺対策に加えて、VPN、パスワードマネージャー、クラウドバックアップ、ダークウェブモニタリングまでを1パッケージに統合する「グローバルなオールインワン」を志向しています。ノートンブランド自体は1990年代からウイルス対策の代名詞として使われ続けており、世界150か国以上で販売される定番です。
ウイルスバスターは、日本発のセキュリティ企業トレンドマイクロが1991年から提供している国産の総合セキュリティです。個人向けの主な製品は、3台用のウイルスバスター クラウドと、6台用でVPN・パスワード管理・ダークウェブ監視が付くウイルスバスター トータルセキュリティ(スタンダード/プレミアム)の2つです。ウイルス対策に加えて、決済保護ブラウザ、SNSのリンク先とプライバシー設定のチェックなど、日本のユーザーがよく遭遇するリスクに合わせた機能を並べています。国内の家電量販店・ネット通販での取扱いが厚く、購入から問い合わせまで完全日本語で完結するのが持ち味です。
両者の違いをひとことで言うと、「セキュリティ周りの道具を1本に束ねるノートン360」と「国内の詐欺・決済リスクに寄せて日本語で守るウイルスバスター」。この方向性の差が、そのまま料金と機能の差になって表れます。
料金の整理:プラン構成はここだけ押さえる
両者ともプランが複数あり、公式サイトの価格表もにぎやかです。まず全体像を1ブロックに整理します。
料金の整理(2026年10月8日時点・税込)
- ノートン360(最初の契約期間):スタンダード1台 1年5,280円・3年12,980円/デラックス3台 1年8,180円・3年15,480円/プレミアム5台 1年8,480円・3年16,980円
- ノートン360の2年目以降(公式「ライセンスの更新価格表」・2026年3月より適用):スタンダード年7,980円/デラックス年11,480円/プレミアム年12,980円
- ※ ノートンは時期により割引率が変わります。契約前に必ず公式で最新価格をご確認ください
- ウイルスバスター クラウド(3台):自動更新ありで1年6,490円(2年目以降も同額)・3年14,960円。自動更新なしは1年7,480円・3年17,930円
- ウイルスバスター トータルセキュリティ(6台・自動更新あり):スタンダード 1年7,480円(2年目以降も同額)・3年16,940円/プレミアム 1年9,900円・3年24,750円。自動更新なしはスタンダード1年8,470円・3年18,920円、プレミアム1年10,890円・3年27,830円
家族向けの主力どうし、ノートン360デラックス(3台)とウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(6台)を比べます。1年目は8,180円と7,480円で、ウイルスバスターが700円安く始められます。3年版どうしでは15,480円と16,940円で、ノートン360が1,460円安くなります。ただし2年目以降の年額は、ノートン360デラックスが11,480円、ウイルスバスターは7,480円のままです。1年版を更新しながら3年使うと累計は31,140円と22,440円になり、ウイルスバスターが8,700円下回ります。「3年版を買って3年で見直すならノートン360、何年も使い続けるならウイルスバスター」というのが素直な読み方です。
3年版どうしで比べても、4年目にノートン360は年11,480円で更新するのに対し、ウイルスバスターは年7,480円(1年版・自動更新あり)で続けられます。4年間の累計は26,960円と24,420円になり、3年版どうしなら4年目から、総額はウイルスバスターが下回ります。ウイルスバスターを1年版の自動更新で続ける場合は、5年目から下回ります(5年累計37,400円と38,440円)。
ウイルスバスターも、トータルセキュリティ スタンダードならVPN・パスワード管理・ダークウェブ監視まで含まれます。違いは細部で、ウイルスバスターのVPNはAndroid・iOS・iPadOS専用でパソコンでは使えず、クラウドバックアップもありません。パスワード管理とダークウェブ監視は、端末数の制限はないものの契約者1名ぶんです。
※ ノートン360の表示価格は割引後の初回価格で、2年目以降は公式「ライセンスの更新価格表」の年額になります。ウイルスバスターは、公式価格表に「2年目以降 7,480円/1年」と更新後の金額が書かれています(今後変更の可能性ありと注記)。
早見比較表:ノートン360 vs ウイルスバスター
| 項目 | ノートン360 | ウイルスバスター | 有利 |
|---|---|---|---|
| 1年目(自動更新) | 8,180円※1 | 7,480円※2 | ウイルスバスター |
| 3年版 | 15,480円※1 | 16,940円※2 | ノートン360 |
| 2年目以降の年額 | 11,480円※1 | 7,480円※2 | ウイルスバスター |
| 最大対応台数 | 5台(プレミアム) | 6台(TS) | ウイルスバスター |
| VPN | 全プラン・PCも可 | TSのみ・PC不可※3 | ノートン360 |
| パスワード管理 | 全プラン標準 | TS(契約者1名) | ノートン360 |
| クラウドバックアップ | 10〜50GB(Win) | なし | ノートン360 |
| 返金 | 60日以内なら全額※4 | お客さま都合は不可 | ノートン360 |
| 日本語サポート | 日本語窓口あり | 完全日本語で完結 | ウイルスバスター |
※1 ノートン360デラックス3台。2年目以降は公式「ライセンスの更新価格表」の年額です。
※2 ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード6台・自動更新あり。16,940円は通常価格で、2026年10月13日10時までは15%OFFの14,390円です。
※3 ウイルスバスターのVPNはAndroid・iOS・iPadOS専用で、パソコンでは使えません。ノートン360のクラウドバックアップはWindows向けです。
※4 ノートン360は年間ライセンスの場合、購入から60日以内なら全額返金の対象です。
※ 2026年10月8日時点の公式情報ベース。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。
表の読み取り方
- 1年目はウイルスバスター、3年版はノートン360が安い:1年目はウイルスバスターが700円安く、3年版どうしではノートン360が1,460円安くなります。2年目以降の年額はウイルスバスター7,480円、ノートン360デラックス11,480円です
- VPNの範囲が違う:ノートン360はパソコンでも使えます。ウイルスバスターはスマホ・タブレットだけです
- 台数はウイルスバスター(TS)の6台が最多:ノートン360は最大5台です
- 返金はノートン360:ノートン360は年間ライセンスなら60日以内に全額返金。ウイルスバスターはお客さま都合の返品ができません
総合評価:5軸で見る両者の実力
評価軸は次のように定義しました。
- 機能性:守れる範囲の広さ(VPN・パスワード管理・バックアップ・ダークウェブ監視・保護者機能)
- 使いやすさ:始めやすさと窓口の頼りやすさ、契約条件の分かりやすさ
- コスパ:使い続けたときの総額と、得られる機能の釣り合い
- 拡張性:1契約で守れる台数と、機能ごとの上限
- 安定性:第三者評価機関での保護成績と、その継続性
| 製品 | 機能性 | 使いやすさ | コスパ | 拡張性 | 安定性 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ノートン360 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ウイルスバスター | ○ | ○ | ◎ | ○ | △ | ○ |
総合◎の条件は「△が1つも無く、◎が2軸以上あり、機能性か安定性のどちらかが◎」です(マカフィー vs ウイルスバスターと同じ基準です)。ノートン360は機能性・拡張性・安定性の3軸が◎で総合◎、ウイルスバスターは◎がコスパの1軸で、安定性が△のため総合○です。
評価の根拠(要点)
- ノートン360(総合◎):パソコンでも使えるVPN・パスワード管理・Windows向けクラウドバックアップ・ダークウェブモニタリングまで1本に収める機能性、VPNやバックアップを契約台数すべてで使える拡張性、第三者評価の安定性が◎。使いやすさは、機能が多いぶん画面や通知の情報量が増えがちで○。コスパは3年版なら割安な一方、2年目以降はデラックスで年11,480円に上がるため○としました
- ウイルスバスター(総合○):◎は、自動更新ありなら2年目以降も年7,480円で6台を守れるコスパ。VPNがスマホ・タブレット専用でバックアップもないため機能性は○、お客さま都合の返品ができずトータルセキュリティに体験版がないため使いやすさは○。直近の第三者評価で保護の点数が満点に届かず、安定性は△です
新しく1本選ぶならノートン360を上に置きます。決め手は第三者評価と、パソコンでも使えるVPN・バックアップ、そして60日以内の全額返金です。一方で、長く使い続けるなら総額はウイルスバスターが下回ります(3年版どうしなら4年目から、1年版の自動更新なら5年目から)。長く同じ製品を使う予定なら、ウイルスバスター トータルセキュリティも十分に候補です。
詳細比較表:保護機能・付加機能
| 比較軸 | ノートン360 | ウイルスバスター | 有利 |
|---|---|---|---|
| ウイルス・ランサムウェア対策 | ◎ | ◎ | 互角 |
| フィッシング・詐欺対策 | ◎ | ◎ | 互角 |
| 決済サイトの保護 | 一般的なWeb保護 | 決済保護ブラウザ搭載 | ウイルスバスター |
| SNSの設定チェック | なし | Facebook/X等に対応 | ウイルスバスター |
| ダークウェブ監視 | デラックス以上 | TS(契約者1名) | 互角 |
| 保護者機能 | デラックス以上 | 全プラン標準 | ウイルスバスター |
| クラウドバックアップ | 10〜50GB(Win) | なし | ノートン360 |
| 対応OS | Win/Mac/Android/iOS | 左記+Chromebook | ウイルスバスター |
| サポート窓口 | 日本語窓口あり | 完全日本語で完結 | ウイルスバスター |
※ ダークウェブ監視のウイルスバスター側はトータルセキュリティの機能です。ノートン360のクラウドバックアップはWindows向けです。
※ 2026年10月8日時点の公式情報ベース。プラン別の機能割り当ては各公式サイトでご確認ください。
差が出るのは「守る範囲の広さ」と「国内向けのきめ細かさ」です。ノートン360はID流出の監視やクラウドバックアップまで面倒を見る守備範囲の広さが持ち味。ウイルスバスターは決済保護ブラウザ・SNSのプライバシー設定チェックなど、日本のユーザーがよく踏むリスクに寄せた機能を載せています。なお、LINEで届いたURLの安全性は、トレンドマイクロの無料のLINE公式アカウント「ウイルスバスター チェック!」でも確かめられ、製品の契約は必要ありません。
ノートン360を詳しく見る
ノートン360は、「セキュリティ周りの契約をこれ1本にまとめる」ための製品です。全プランにウイルス・詐欺対策、VPN、パスワードマネージャー、クラウドバックアップ(Windows向け・10GB〜)が含まれ、デラックス以上ではダークウェブモニタリング(メールアドレス等の流出監視)と保護者機能が加わります。監視できる情報の種類を、ウイルスバスター トータルセキュリティやマカフィーを含む5本で比べた結果はダークウェブ監視5選にまとめています。
ウイルスバスターもトータルセキュリティならVPNとパスワード管理が付きますが、VPNはスマホとタブレットだけで、バックアップはありません。ノートン360は1台用のスタンダード(1年5,280円)から、パソコンでも使えるVPN・パスワード管理・Windows向けクラウドバックアップが付きます。
台数は1台・2台・3台・5台の4段階から選べます。守りたい端末が1〜2台なら、1年目はノートン360のほうが安く済みます(スタンダード1台5,280円・2台版5,480円)。
ノートン 360 公式サイトを見る評価軸ごとの理由
- 機能性◎:パソコンでも使えるVPN・パスワード管理・Windows向けバックアップ・ダークウェブ監視まで1本に統合
- 使いやすさ○:日本語UIで迷いにくいが、機能が多く通知・案内も増えがち
- コスパ○:3年版デラックスなら月約430円(1台あたり約143円)。2年目以降の年額は11,480円に上がる
- 拡張性◎:VPN・パスワード管理・バックアップを契約台数すべてで使え、機能ごとの上限がない。Win/Mac/Android/iOSに対応
- 安定性◎:AV-Comparatives 2025 Top-Rated(全7テスト Advanced+・実環境保護テスト Gold)、AV-TEST 2026年8月 18点
メリット
- VPN・パスワード管理が全プラン標準(VPNはパソコンも可)
- Windows向けクラウドバックアップ10〜50GB付き
- ダークウェブ監視でID流出に気づける
- 年間ライセンスは60日以内なら全額返金
デメリット
- 2年目以降はデラックスで年11,480円に上がる
- 機能が多く通知・画面がにぎやか
- 国内向けの詐欺対策はウイルスバスターに一歩譲る
ノートン360がおすすめな人
- VPNやパスワード管理も1本にまとめたい人
- パソコンでもVPNを使いたい人
- 大事なファイルのバックアップも任せたい人
ウイルスバスターを詳しく見る
ウイルスバスター クラウドには、ウイルス・ランサムウェア対策、フィッシング対策、決済保護ブラウザ、SNSのリンク先とプライバシー設定のチェック、保護者機能が含まれます。6台用のトータルセキュリティでは、VPN(スマホ・タブレット専用)、パスワード管理、ダークウェブ監視、情報流出時にセキュリティアドバイザーへ相談できる支援が加わります。
看板は国内向けの詐欺対策です。銀行やクレジットカードのフィッシング詐欺、SNSで流れてくる偽のリンク、SNSの公開設定から個人情報が漏れるリスクなど、日本のユーザーが実際に踏みやすい手口に対して、専用機能で守りを固めています。「知らないうちに送信ボタンを押してしまった」を減らせる設計です。
Chromebookにも対応しており、Chromebookを含む家族の端末を1契約で守れます(クラウドは3台、トータルセキュリティは6台)。購入から問い合わせまで完全日本語で完結し、電話・チャット・メールのサポート窓口が用意されているため、「困ったときに日本語で聞ける安心感」を重視する方に向いています。
上位のトータルセキュリティは6台まで使えます。スタンダード(自動更新ありで年7,480円・2年目以降も同額)にVPN・パスワード管理・ダークウェブ監視が付き、プレミアム(年9,900円)にはさらに、パソコンやプリンターの設定を24時間365日相談できるサポートが付きます。
ウイルスバスター 公式サイトを見る評価軸ごとの理由
- 機能性○:トータルセキュリティならVPN・パスワード管理・ダークウェブ監視まで揃う。ただしVPNはスマホ・タブレット専用で、バックアップがない
- 使いやすさ○:日本語で完結し、窓口は365日。一方で返品不可、トータルセキュリティには体験版がない
- コスパ◎:自動更新ありなら2年目以降も年7,480円で6台
- 拡張性○:6台まで使えるが、VPNはスマホ・タブレットだけで、ID監視とパスワード管理は契約者1名ぶん
- 安定性△:AV-TESTで2026年2月16.5点・6月17.0点とTOP PRODUCTの基準(17.5点)に届かず、4月・8月は不参加。AV-Comparatives 2025にはリアルワールド保護テストの結果がない
メリット
- 決済保護ブラウザで銀行・ネットショッピングを保護
- 2年目以降も年額が変わらない(TS スタンダード7,480円)
- 6台まで使え、Chromebookにも対応
- 購入からサポートまで完全日本語で完結
デメリット
- VPNはスマホ・タブレット専用
- クラウドバックアップ機能がない
- お客さま都合の返品・キャンセルができない
- 直近のAV-TESTで保護の点数が満点に届いていない
ウイルスバスターがおすすめな人
- ネットバンキング・ネットショッピングをよく使う人
- 家族の端末を6台まで、同じ年額で長く守りたい人
- 日本語窓口のサポートで安心して使いたい人
用途別おすすめ
| こんな人に | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| セキュリティ契約を1本にまとめたい | ノートン360 | VPN・パスワード管理・バックアップが標準 |
| 家族の6台までを長く守りたい | ウイルスバスター TS スタンダード | 6台・2年目以降も年7,480円 |
| 3年版を買って3年で見直す | ノートン360デラックス | 3年15,480円で月換算約430円 |
| ネットバンキングを毎日使う | ウイルスバスター | クラウドから決済保護ブラウザが付く |
| パソコンでVPNを使う | ノートン360 | ウイルスバスターのVPNはスマホ・タブレットのみ |
| 日本語サポートで安心して使いたい | ウイルスバスター | 電話・チャット・メールが完全日本語 |
| 試してから決めたい | ノートン360 | 60日以内なら全額返金(ウイルスバスターはクラウドに30日の無料体験あり。TSは体験版なし) |
| 3台で安く始めたい | ウイルスバスター クラウド | 自動更新ありで年6,490円・2年目以降も同額 |
迷ったら、「パソコンでVPNやバックアップを使うか」と「何年同じ製品を使うか」の2点で判断します。パソコンのVPN・バックアップが要るならノートン360、スマホのVPNで足りて長く使い続けるならウイルスバスター トータルセキュリティです。
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乗り換え・導入前に気をつけること
1. セキュリティソフトは1台に1本だけ
ノートン360とウイルスバスターを比較検討している人ほど、片方を試したまま消し忘れているケースがあります。リアルタイム保護は必ず1本だけにしてください。2つ動くと互いをマルウェアと誤認して監視し合い、動作が重くなったり検知漏れが起きたりします。体験版を試す場合も、次を入れる前に前のものをアンインストールしてから進めてください。なお Windows標準のWindowsセキュリティ(Microsoft Defender)だけは、市販ソフトを入れると自動で無効化されるため手動操作は不要です。
2. 更新条件は契約前に確認する
ウイルスバスターは自動更新ありなら2年目以降も同額で、価格表に更新後の金額が載っています。ノートン360の2年目以降の金額は製品ページには出ず、別ページの「ライセンスの更新価格表」で確認できます(デラックスは年11,480円)。「1年目が安い製品」と「長く使うと安い製品」は別物なので、何年使うつもりかを先に決めてから価格を見比べると失敗しません。
3. 台数は「いま使っている端末+1」で数える
PC・スマホ・タブレットに加えて、家族の端末や買い替え予定まで含めると、必要な台数は意外と多くなります。ノートン360はスタンダード1台(2台版あり)・デラックス3台・プレミアム5台、ウイルスバスターはクラウド3台・トータルセキュリティ6台です。途中で台数が足りなくなると上位プランの買い直しになるため、少し余裕を持たせるのがおすすめです。
よくある質問
Q1. ノートン360とウイルスバスター、初めて買うならどっち?
新しく1本選ぶならノートン360です。2025〜2026年の第三者評価はノートン360が上で、パソコンでも使えるVPN・Windows向けバックアップ・60日以内の全額返金もあります。一方、同じ製品を4〜5年以上使い続けるなら、年額が変わらないウイルスバスター トータルセキュリティのほうが総額は下回ります。
Q2. 無料のWindowsセキュリティでは足りない?
ウイルスの検出精度だけを見るなら、Windows標準のWindowsセキュリティでも第三者機関の評価で及第点に届きます。ノートン360とウイルスバスターに年数千円を払う意味は、ネットバンキング保護・ダークウェブ監視・VPN・日本語サポート窓口といった検出の外側の部分にあります。そこに価値を感じないなら無料で十分です。判断材料としてウイルス対策が無料でできるアプリ・ソフト5選も合わせてご覧ください。
Q3. 更新料金はどうなりますか?
ノートン360は2年目以降、スタンダード年7,980円・デラックス年11,480円・プレミアム年12,980円に上がります(公式の更新価格表、2026年3月より適用)。ウイルスバスターは自動更新ありなら初年度と同じ金額が続きます(TS スタンダード年7,480円、クラウド年6,490円)。
Q4. 両方インストールして併用できますか?
できません。ノートン360とウイルスバスターはどちらもリアルタイム保護を持つため、同時に入れると互いを監視し合って動作が重くなり、検知漏れの原因にもなります。必ず1本に絞ってください。 乗り換える場合は、旧ソフトを公式のアンインストールツールで完全に削除してから新しい方を入れるのが確実です。
Q5. Macやスマホでも使えますか?
どちらもWindows・Mac・Android・iOSに対応しています。ウイルスバスターは加えてChromebookにも対応しており、Chromebookも含めて守りたい場合はウイルスバスターです。Mac 1台だけ守りたい場合は、ウイルスバスター for Mac 1年1台版(4,070円)を含めて比べたMacのウイルス対策ソフトおすすめ7選のほうが選びやすいはずです。
Q6. 買い切りで済ませたい場合は?
両者とも年額・複数年のライセンス制で、買い切り版はありません。更新の手間や費用をなくしたい方には、買い切り型のZEROウイルスセキュリティ(ソースネクスト提供・K7製エンジン搭載。Bitdefender製エンジンは姉妹製品のZEROスーパーセキュリティ)のような選択肢もあります。無料・買い切りを含めた選び方はウイルス対策が無料でできるアプリ・ソフト5選で整理しています。
まとめ:新しく選ぶならノートン360、長く使うならウイルスバスター
ノートン360とウイルスバスターは、どちらも長く使われてきた大手ブランドです。新しく1本選ぶなら、第三者評価が上で、パソコンでも使えるVPN・バックアップと60日返金があるノートン360を上に置きます。一方、ウイルスバスター トータルセキュリティは2年目以降も年7,480円で6台を守れるため、4〜5年以上使い続けるなら総額で下回ります。
3年版を買って3年で見直すならノートン360、何年も使い続けるなら年額が変わらないウイルスバスター、パソコンでもVPNやバックアップを使いたいならノートン360、と選ぶのが結論です。
※ 本記事の料金・仕様は2026年10月8日時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。



