ノートン360の更新のお知らせを見て、「去年より高い」と感じた人は多いはずです。ノートンの1年目の価格は割引された価格で、2年目からは定価にあたる「更新価格」で自動的に更新されます。たとえば3台を守るデラックスは、初めの1年が8,180円で、2回目の年からは11,480円を払うことになります。ノートンのサイトやメールでは更新を「延長」と書いている箇所もあります(「購入して延長」「ライセンス自動延長サービス」など)が、どちらも同じ手続きのことです。

この記事では、更新の請求やお知らせが届いたノートンの利用者に向けて、更新料金はいくらかと、続ける・乗り換える・やめるのどれを選ぶとき何をすればよいかをまとめました。価格は2026年10月23日に、ノートンの公式ストアの価格データと「ライセンスの更新価格表」、ESET・カスペルスキー・ウイルスバスターの公式ストアで確かめています。手順はノートンの公式サポートの記事(日本語版)に沿っています。

先に結論

  • 更新料金は、スタンダード(1台)が年7,980円、デラックス(3台)が年11,480円、プレミアム(5台)が年12,980円。1年目より2,700〜4,500円高い(10台用は6,600円高い)
  • 続けるなら、自動更新のままより「新しいライセンスを買い直す」ほうが安い。3台を3年守る場合、自動更新のままなら34,440円、3年版を新しく買えば15,480円
  • ただし日本のノートンは、オンラインストアで新しく買うとその日から期間が始まり、残りの日数は足されない。買うのは今のライセンスの期限の数日前にして、買ったらすぐ新しいライセンスに切り替える。自動更新の請求は更新日の35日前までに来るので、その前に止めておく
  • 乗り換えるなら、3台を3年守る額はVPN付きでカスペルスキー プラスが10,930円、ESET プレミアムが12,310円(VPNなしのESET エッセンシャルは乗換優待版で9,262円。次の延長は3年10,291円)。第三者テストとメーカーの継続性の評価までそろえるならESET
  • やめるなら、ノートン アカウントの[ライセンス]から自動更新をキャンセルする。期間の終わりまでは使え、請求されたあとでも請求日から60日以内なら全額返金の対象。携帯会社・プロバイダー・アプリストア経由の契約は、その契約先で手続きする
  • パソコン1台だけなら、Windows標準のMicrosoft Defenderで足りる場合も多い

すぐ止めたい・解約したい人は、やめる人の節(自動更新の止め方・返金・削除)へ。 注文番号が「SY」で始まる契約はノートンストアの注文状況のページで、携帯会社・プロバイダー・アプリストア経由の契約はその契約先で止めます。

ノートンの更新料金はいくら?1年目との差

ノートンの公式サイトには、製品ごとの更新価格をまとめた「ライセンスの更新価格表」(2026年3月より適用)があります。いま売られている製品について、この表の更新価格と、同じ製品を公式ストアで新しく買うときの1年目の価格を並べました。

製品台数更新(年)新しく買う1年目差
360 スタンダード1台7,980円5,280円2,700円
360 スタンダード2台8,980円5,480円3,500円
360 デラックス3台11,480円8,180円3,300円
360 for Gamers3台11,480円8,180円3,300円
360 プレミアム5台12,980円8,480円4,500円
360 プレミアム10台19,980円13,380円6,600円
アンチウイルス プラス1台4,980円4,480円500円

※ 「更新(年)」は更新価格表の額で、表に税込・税抜の表記はありません。「新しく買う1年目」は公式ストアの価格データ(税込)です。どちらも2026年10月23日に確認しました。

※ 更新価格表の額は、公式ストアの価格データの「定価」と同じ額です。

製品ページの注記には「更新料金は、初回料金よりも高くなる場合があります。また、変更される場合があります」とあり、年ごとの請求は更新日の35日前までに行われ、その前に更新料金を書いたメールが届くと説明されています。お知らせのメールが来た時点で、請求日はもう近いということです。

古い製品名で更新のお知らせが来た場合

ノートンは製品の名前を何度か変えていて、昔の製品は新しく買えず、更新だけを受け付けています。更新のお知らせに書かれた製品名で、次の表を見てください。右の列は、同じ台数をいまの製品で新しく買った場合の1年目です。

シリーズ製品名台数更新(年)いまの製品の1年目
360プレミアム I・II5台13,480円〜8,480円
360プレミアム III10台19,980円13,380円
360スタンダードプラス 13台7,260円8,180円
セキュリティスタンダード1台7,980円5,280円
セキュリティデラックス3台11,480円8,180円
360(旧)—3台12,980円8,180円
—モバイルセキュリティ1台3,480円3,480円

※ お知らせの製品名は「ノートン」+シリーズ+製品名です(例:ノートン 360 スタンダードプラス 1、ノートン セキュリティ スタンダード、ノートン モバイルセキュリティ)。「360(旧)」は、製品名が「ノートン 360」だけの旧製品です。

※ 更新価格表(2026年3月より適用)から主な製品を抜き出しました。「360 プレミアム I・II」の更新はIが13,480円、IIが13,980円です。旧「ノートン 360」は5台14,980円・10台22,980円、「セキュリティ デラックス」は5台12,980円の更新もあります。

※ 「いまの製品の1年目」は、同じ台数のノートン360(スタンダード・デラックス・プレミアム)と、モバイル セキュリティの公式ストアの価格です(2026年10月23日)。

古い製品の多くは、いまの製品を新しく買うほうが1年目は安くなります。逆に、3台用の「ノートン 360 スタンダードプラス 1」(年7,260円)は、更新のほうがデラックスを新しく買う(8,180円)より安く、モバイル セキュリティは更新と新規が同じ額です。表に無い製品名は、更新価格表のページで確かめてください。

1つ紛らわしいのが「デラックス I」です。更新価格表には「ノートン 360 デラックス I」(3台・バックアップ10GB)が年9,980円で載っていますが、いま公式ストアで売られているデラックスの1年版も、価格データ上の名前は「ノートン 360 デラックス I」(バックアップ25GB)で、自動更新の額は11,480円です。お知らせに「デラックス I」とある場合は、メールに書かれた更新料金とバックアップの容量で、どちらに当たるかを確かめてください。

続ける・乗り換える・やめる:次の3年でいくら払うか

更新のお知らせが来たときの選び方は、大きく3つです。守りたい台数ごとに、これからの3年で払う額を並べました。

次の3年の支払い1台3台5台
ノートン 自動更新のまま23,940円34,440円38,940円
ノートン 毎年買い直す15,840円24,540円25,440円
ノートン 3年版を新しく12,980円15,480円16,980円
ESET エッセンシャル7,263円9,262円9,834円
ESET プレミアム10,100円12,310円14,520円
カスペルスキー プラス9,880円10,930円11,980円
ウイルスバスター—14,960円16,940円

※ ノートンは1台=360 スタンダード、3台=360 デラックス、5台=360 プレミアム。「毎年買い直す」は、1年版を期限の直前に新しく買うことを3回くり返した額で、今の1年目の価格が続いた場合です。

※ ESET・カスペルスキー(プラス)は3年版の価格です。カスペルスキーは公式サイトの通常価格で、2026年10月30日に公式サイトが読み込む価格データで確認しました。ESET エッセンシャルはVPNが付かないモデルで、1台・3台は公式オンラインショップの乗換優待版、5台は当サイトのボタンの先の購入ページの限定価格です(乗換優待版の5台は11,250円)。

※ ウイルスバスターは3台=クラウド(VPN・パスワード管理なし)、5台=トータルセキュリティ スタンダード(6台用)の3年版・自動更新ありの価格です。1台用はありません。

※ 3年が終わったあと(4年目から)は、ノートンが更新価格(3台で年11,480円)、ESETは次の延長が通常の延長料金(3台・3年延長でエッセンシャル10,291円、プレミアム12,310円)、カスペルスキー プラスが3台で年6,750円、ウイルスバスターがクラウドで年6,490円、トータルセキュリティ スタンダードで年7,480円です。

※ 税込み。2026年10月23日に各社の公式ストアで確認した価格です。

ノートンを自動更新のまま続けると、どの台数でも最も高くなります。同じノートンでも、3年版を新しく買えば3台で18,960円少なく済みます。乗り換える場合は、どの製品も3年版でノートンの3年版より少なくなります。ただし、乗換優待版・限定価格で安く買った分は、4年目(次の延長)から通常の額に戻ります。

ノートンを続けるのが向く人

  • VPN・パスワード管理・ダークウェブ監視・クラウドバックアップを今も使っていて、手放したくない
  • 新しい製品の入れ直しや設定のやり直しをしたくない

乗り換えるのが向く人

  • 使っているのはウイルス対策だけで、ほかの機能はほとんど使っていない
  • 毎年の更新のたびに値段を調べ直すのをやめたい

やめるのが向く人

  • ノートンで守っている端末が、Windowsのパソコン1台しかない
  • パソコンを買い替えたなど、ノートンを入れた端末をもう使っていない

続ける人:自動更新と、新しいライセンスを買い直す方法

自動更新のまま続ける場合

何もしなければ、ノートンは更新価格表の額で毎年自動的に更新されます。手間がかからないことに加えて、自動更新には特典があります。製品ページの注記には「ウイルス駆除サービスを利用する場合は、デバイスセキュリティライセンスの自動更新サービスに登録する必要があります」とあり、ノートンの専門スタッフがウイルスを駆除できなかったときに返金を受けられる「ノートン プロテクション プロミス」は、自動更新に登録していることが条件です。

自動更新で請求された分も、公式のキャンセルと返金ポリシーでは、請求日から60日以内に申し込めば全額返金の対象です(年間ライセンスの場合)。

新しいライセンスを買い直す場合(1年目の価格で続ける)

更新価格より安く続けるには、今のライセンスの自動更新を止め、公式ストアで新しいライセンスを買います。デラックス(3台)なら1年あたり3,300円、3年版なら3年で18,960円少なくなります。公式の製品ページに、1年目の価格を新しい利用者に限るという条件は見当たりませんでした(2026年10月23日)。

ここで注意したいのが、残っている日数の扱いです。ノートンの公式サポートの記事「ノートン製品でライセンスの日数が正しく表示されない問題を解決する」には、日本向けに次のように書かれています。

日本の場合:オンラインストアから購入した場合、サブスクリプションは支払いの日から始まります。期限切れの通知から延長やアップグレードを購入しなかった場合、古いライセンスの日数は新しいライセンスに加算されません。

つまり、期限まで1か月残っているときに新しいライセンスを買うと、その1か月分は新しい期間に足されず、重なった分を損します。ノートンのユーザーコミュニティにも、早めに新しいキーを入れて残りの日数が消えたという投稿があります(コミュニティの投稿。2013年の投稿で、海外の利用者のものです)。買い直すときは、次の順に進めてください。

  1. 更新日の35日前より前に、今のライセンスの自動更新を止める(手順は後述の「やめる人」の節)。今のライセンスは、止めたあとも期限の日まで有効です
  2. 期限の数日前に、公式ストアで新しいライセンスを買う。購入には今と同じノートン アカウント(メールアドレス)を使います
  3. 買ったらすぐ、新しいライセンスに切り替える。新しいライセンスの期間は支払った日から始まるので、期限の日まで待っても日数は増えません。ノートンの画面の[今すぐアクティブ化](または[購読])からアカウントにサインインすると、アカウントにある有効なライセンスが期限と一緒に表示されるので、新しいライセンスを選びます(公式のライセンスのアクティブ化の手順)。今のライセンスの残り数日は使わずに終わりますが、守りが途切れることはありません

新しく買ったライセンスも、1年後(3年版なら3年後)からは更新価格で自動更新されます。翌年以降も同じ方法で続けるなら、毎年この3つをくり返すことになります。手間を減らすなら3年版のほうが向いています。

自動更新を止めている間は、前述のウイルス駆除サービスの対象から外れます。新しいライセンスは自動更新つきで始まるので、切り替えたあとは再び対象になります。

すでに更新料金を請求されていた場合も、請求日から60日以内なら全額返金を申し込めます。ただし返金を受けるとそのライセンスはキャンセルになり、公式の返金ポリシーでは、キャンセルするライセンスのソフトを端末から削除することが求められます。返金を申し込む前に、新しいライセンスを用意しておくと守りが途切れません。

下のボタンの先は、ノートン360(スタンダード・デラックス・プレミアム)の購入ページです。1年版と3年版を選べます。10台用のプレミアムはこのページに無いため、プレミアムの製品ページで選んでください。どのプランにするか決まっていない場合は、ノートン360の種類と違いで台数と容量から選べます。

ノートン 360 公式サイトを見る

乗り換える人:ESET・カスペルスキー・ウイルスバスター

乗り換え先として、国内の公式ストアで買える総合セキュリティの3本を、セキュリティソフトのおすすめ比較と同じ採点で並べました。採点は3台用のプランで、5軸(付いてくる機能の数・体験版と返金・3台を5年使った総額・対応OSと台数・第三者テストとメーカーの継続性)を◎2点・○1点・△0点で合計しています。基準の細かい区切りはリンク先の記事に載せています。

ソフト機能性使いやすさコスパ拡張性安定性総合
ノートン360◎◎△◎◎◎
ESET○○○◎◎○
カスペルスキー○◎○◎○○
ウイルスバスター○○○◎△○

※ セキュリティソフトのおすすめ比較の記事の採点(2026年10月22日)です。コスパは通常価格での判定です。比べたプランはノートン360 デラックス、ESET プレミアム、カスペルスキー プラス、ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(6台用)です。

※ 合計はノートン360が8点、ESETとカスペルスキーが7点、ウイルスバスターが5点です。同じ7点のESETとカスペルスキーは、最初に比べる安定性(第三者テストとメーカーの継続性)がESETは◎、カスペルスキーは○のため、ESETを上にしています。

※ 3台を3年守る額(3年版・税込み)は、ノートン360 デラックス 15,480円、ESET プレミアム 12,310円、カスペルスキー プラス 10,930円、ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード(6台用)16,940円(自動更新あり。3台用のクラウドなら14,960円)です。2026年10月23日に確認しました(カスペルスキーは2026年10月30日に再確認)。

ノートン360から乗り換えて失うものが少ないのは、VPN・パスワード管理・ダークウェブ監視がそろうカスペルスキー プラスです。費用と安定性の評価の両方を重く見るならESET プレミアム、家族の端末が6台まであり、Chromebookも守りたいならウイルスバスターが候補になります。

1. ESET HOME セキュリティ|安定性の評価はノートン360と同じ◎

ESETは、2026年の第三者テスト(AV-TESTとAV-Comparatives)とメーカーの継続性の評価で、ノートン360と同じ◎でした。期限を延ばす(延長する)ときは公式の延長料金プランの額になり、プレミアムは新規の3年版と3年延長が同じ額(3台12,310円)です。一方、乗換優待版や購入ページの限定価格で買ったエッセンシャルは、次の延長から通常の延長料金に上がります。プレミアムには3台までのVPNが付き、パスワード管理とダークウェブ監視は付きません。

ノートンから移る人が選びやすい買い方は2つです。

  • VPNが要らない:エッセンシャル(VPNなし)を、他社製品の利用者向けの乗換優待版(3年版のみ)で買う。1台7,263円・3台9,262円・5台11,250円で、ノートン製品は対象に入っています(ESET公式オンラインショップの乗換優待版)。5台の場合だけは、下のボタンから開くページの限定価格(9,834円)が乗換優待版より1,416円安く済みます。次の延長(4年目から)は通常の延長料金で、3年延長なら1台8,070円・3台10,291円・5台12,500円です(1年延長は1台4,750円・3台6,050円・5台7,350円)
  • VPNも使う:プレミアムの3年版を買う。1台10,100円・3台12,310円・5台14,520円です。次の延長(4年目から)も、3年延長なら同じ額です

下のボタンの先は、キヤノンITソリューションズの新規購入用のページです。エッセンシャルとプレミアムの1台・5台の3年版と、アルティメット(5台)が並びます。エッセンシャル1台3年はこのページでは7,337円で、乗換優待版のほうが74円安くなります。このページに3台用は無いため、3台を守る人は前述の乗換優待版か、公式オンラインショップのプレミアム3台を選びます。ノートン360と2本だけで比べた結果はノートン360 vs ESETにまとめています。

ESET 公式サイトを見る

2. カスペルスキー プラス|VPNとパスワード管理が付いて3台3年 10,930円

カスペルスキー プラスは、容量の上限がないVPN、パスワードマネージャー、データ漏洩チェッカーが付き、ノートン360 デラックスから保護者機能とクラウドバックアップを除いた形に近い構成です。3台の3年版は10,930円で(2026年10月30日に公式の価格データで確認)、パソコンでもVPNが使えるプランの中では、比べた4本で最も安くなります。VPNを使わないなら、VPNの付かないESET エッセンシャル(乗換優待版の1台7,263円・3台9,262円、限定価格の5台9,834円)のほうがどの台数でも安いので、そちらも比べてください。合わなかったときも、買った日から30日の間なら代金が全額戻る返金保証があります。

注意点は2つあります。1つは更新後の価格で、3年版は4年目から年6,750円(3台)で自動更新されます。もう1つは、米国政府が2024年にカスペルスキーの新規販売と更新の提供を禁じたことです。日本では公式サイトで販売が続いていますが、採点ではこの点で安定性を○にしています。経緯はカスペルスキーの評判と「危険」と言われる理由で確かめられます。

下のボタンの先はカスペルスキー公式サイトの製品の比較ページです。「プラス」を選び、台数と年数を選び直してから購入に進んでください。

カスペルスキー 公式サイトを見る

3. ウイルスバスター トータルセキュリティ|6台とChromebookまで守れる

ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダードは、6台を守れてChromebookにも対応しています。自動更新ありの1年版は年7,480円で、2年目以降も同じ年額です。3年版(16,940円、1年あたり約5,650円)は、4年目から年7,480円で自動更新されます。VPNはスマホ・タブレットだけで使え、パソコンでは使えません。2026年の第三者テストの結果が4本の中で最も弱く、購入者の都合では返品できない点も採点に入っています。

下のボタンから開く購入ページでは、自動更新を付けない買い方の価格が並びます(トータルセキュリティ スタンダードは1年8,470円、3年18,920円)。自動更新を付けて安く買う場合(1年7,480円、3年16,940円)は、トレンドマイクロの公式オンラインショップのトップの価格表から申し込みます。ノートン360とウイルスバスターの2本の比較はノートン vs ウイルスバスター、乗り換えたあとの更新価格と自動更新の止め方はウイルスバスターの更新料金にあります。

ウイルスバスター 公式サイトを見る

乗り換えるときの順番

  1. 乗り換え先を買う。先に買っておくと、ノートンを消してから新しいソフトを入れ終わるまでの、守りのない時間を短くできます
  2. ノートンの自動更新を止める(更新日の35日前より前に)
  3. ノートンを削除して再起動する(手順は次の節の「ノートンを端末から削除する」)
  4. 乗り換え先のソフトを入れる

ウイルス対策のソフトは1台に1本だけにします。ノートンでクラウドバックアップを使っていた場合は、契約が終わる前に必要なファイルを手元に戻しておいてください。パスワードマネージャーにパスワードを保存していた場合は、乗り換え先や別のアプリへ移す準備を先にしておきます(無料で使えるパスワード管理アプリの比較)。

やめる人:自動更新の止め方・解約・アンインストール

自動更新を止める手順(ノートンのサイトで買った場合)

ノートンの公式サポートの「ノートン製品のライセンス自動更新サービスを停止する」(2026年7月8日更新)の手順です。

  1. ノートン アカウントにサインインする
  2. [アカウント]ページで[ライセンス]タブを選ぶ
  3. 止めたいライセンスの横の[ライセンス自動更新サービスをキャンセルする]か[自動更新サービスを管理する]を押す
  4. [ライセンスの更新]の横の[登録解除]を押し、理由を選んで[次へ]
  5. 続けるための案内が表示されることがあります。それでも止める場合は[いいえ、ライセンスをキャンセルします]→[次へ]

確認のメッセージが出れば完了で、アカウントに反映されるまで最大24時間かかることがあります。止めたライセンスも、すでに払った期間が終わる日までは今までどおり守ってくれます。

注文番号が「SY」で始まる場合は、この手順ではなくノートンストアの注文状況のページで止めます。元の注文番号と、注文したときのメールアドレスが必要です。注文番号が「AP」「NP」で始まる場合は上の手順です。注文番号が分からないときは、クレジットカードの明細の表示で見分けます。「ノートンストアjp」と出ていればSYの手順、それ以外ならAP・NPの手順です。

契約した場所によって、止める窓口が違う

ノートンを買った場所によって、自動更新を止める窓口と、返金の条件が変わります。公式の返金ポリシーには、アプリストア・サービスプロバイダー・小売店などを通じて買った場合は条件が異なることがある、と書かれています。

買った場所 止める窓口
ノートンの公式サイト ノートン アカウント(上の手順)
App Store・Google Play・Microsoft Store 各ストアの定期購入の管理
携帯会社・プロバイダーの月額サービス 契約した会社のマイページ・窓口
家電量販店・通販(パッケージ版) ノートン アカウント

アプリ内で買った場合は、ノートンのアプリを削除しても契約は止まらず、ストアで解約する必要があります(公式のアプリ内購入をキャンセルする手順)。携帯会社やプロバイダーのサービスとして使っている場合は、ノートンの請求がどこから来ているか(携帯電話やネットの利用料金と一緒か)をまず確かめ、その会社のマイページや窓口で止め方を確かめます。ノートンの返金ポリシーも、こうした契約では購入時に示された条件を確かめるよう案内しています。iPhoneのノートンのアプリにも、ライセンスを入れる方法として「サービスプロバイダからサインイン」が用意されていて、ノートンのサイトで買った契約とは別の扱いになっています。

家電量販店や通販で買ったパッケージ版も、自動更新と無縁とは限りません。公式の「ライセンス自動延長サービスの詳細」には、小売店や通販で買った先払いのライセンスは、最初の期間が終わると自動的に延長される定期的なライセンスで、使い始めるときにアカウントに支払い情報を保存する、と書かれています。自動更新を止める手順は、公式サイトで買った場合と同じです。

解約(返金)について

自動更新を止めるだけでは、払った料金は戻りません。払った分を取り戻したい場合は、自動更新の停止とは別に返金を申し込みます。公式の返金ポリシーの条件は次のとおりです(ノートンから直接買った場合)。

  • 年間ライセンス(1年以上):購入日から60日以内なら全額返金。自動更新で請求された分も、請求日から60日以内なら全額返金
  • 月間ライセンス:購入日から14日以内なら全額返金。その後の月ごとの請求は対象外
  • 申し込み方:ノートンのサポート窓口に連絡する。キャンセルするライセンスのソフトは、すべての端末から削除する必要がある

ノートンを端末から削除する

ノートンのアプリを削除しても、契約(ライセンス)は自動では止まりません。自動更新を止めてから削除してください。

  • Windows:公式の「ノートン 360 削除ツール」(ノートン 360 リムーバー)を使います。ダウンロードしたツールを開き、[削除]→[アンインストール]→[今すぐ再起動]の順に進めます。エラーが出るときは、ツールの[Reboot]でセーフモードに切り替えて実行できます
  • Mac:[移動]→[アプリケーション]の「ノートンアンインストーラ」を開き、[続行する]を押して管理者のパスワードを入力します(公式のMacでのアンインストール手順)
  • スマホ:アプリを通常どおり削除します。アプリ内で買った契約は、前述のとおりストアで止めます

やめたあと、Windows標準の守りで足りるか

ノートンを消したWindowsのパソコンでは、[設定]の「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」を開き、Microsoft Defender ウイルス対策が動いているかを確かめてください(マイクロソフトの説明)。Defenderは2026年の第三者テストで上位の評価を受けていて、Windowsのパソコン1台を守るだけなら足りる場合も多くあります。足りるかどうかの目安は、Windows標準のDefenderと有料ソフトを比べた記事にまとめています。

スマホやMacも守りたい、VPNやパスワード管理を1つの契約にまとめたい、という場合は、前の節の乗り換え先から選んでください。

スポンサーリンク

よくある質問

Q. 自動更新を止めたら、すぐに使えなくなりますか?

使えなくなりません。払い済みの期間の終わりまで使え、その後に期限が切れます。公式サポートには、止めたことが反映されるまで通常は数時間かかることと、自動更新に付いている特典(ウイルス駆除サービスなど)が使えなくなる場合があることが書かれています。

Q. 更新のお知らせのメールが本物か分かりません。

メールのリンクや電話番号は使わず、自分でノートンの公式サイトを開いてノートン アカウントにサインインし、[ライセンス]で期限と自動更新の状態を確かめてください。アカウントに表示される内容とメールの内容が合わない場合は、メールではなくアカウントの表示を基準にします。

Q. 期限が切れたあとに新しいライセンスを買っても大丈夫ですか?

買えます。ただ、期限が切れてから新しいライセンスを入れるまでの間は、ノートンで守られていない状態になります。新しいライセンスの期間は支払った日から始まり、残りの日数は足されないので、期限の数日前に買い、買ったらすぐ[今すぐアクティブ化]から新しいライセンスに切り替えるのが、守りが途切れず無駄も少ない進め方です。

Q. 3年版と1年版を毎年買い直すのは、どちらが安いですか?

3年版です。3台用のデラックスなら、1年版を3回買い直すと24,540円、3年版なら15,480円です。3年版も4年目からは更新価格(年11,480円)で自動更新されるので、3年たったらまた続けるか乗り換えるかを選び直します。

Q. ESETの乗換優待版は、ノートンの期限が切れていても買えますか?

買えます。ESET公式オンラインショップの案内では、他社のセキュリティソフトの有効期限が切れていても乗換優待の対象で、無料版や体験版だけを使っていた場合は対象外です。購入後に、使っていた他社ソフトの名前と有効期限の確認の連絡が来ることがあります。

まとめ:更新の請求が来たら、35日前と期限の直前の2つの日付で動く

  • 続ける:自動更新を止めてから、期限の数日前に公式ストアで新しいライセンスを買い、買ったらすぐ[今すぐアクティブ化]から新しいライセンスを選ぶ(3年版なら3台で15,480円)。残りの日数は足されないので、早く買いすぎない
  • 乗り換える:費用と安定性の評価でESET、VPNとパスワード管理まで付けて安くするならカスペルスキー、家族の6台ならウイルスバスター
  • やめる:ノートン アカウントで自動更新を止め、期間の終わりに削除ツールで消す。請求されたあとでも60日以内なら全額返金の対象

下のボタンの先は、ノートン360(スタンダード・デラックス・プレミアム)の購入ページです。1年版と3年版を選べます。10台用のプレミアムはこのページにありません。自動更新を止めたい・解約したい人は、ボタンではなくやめる人の節の手順に進んでください。

ノートン 360 公式サイトを見る

※ 価格は2026年10月23日に、ノートンは公式ストアの価格データとライセンスの更新価格表、ESETは公式オンラインショップ・購入ページ・延長料金プラン、カスペルスキーは公式サイトの価格データ(2026年10月30日に再確認)、ウイルスバスターは公式オンラインショップで確認しました。手順と返金の条件は、同じ日にノートンの公式サポートの記事(日本語版)で確認したものです。価格や手順は変わることがあるため、手続きの前に公式サイトでもご確認ください。