WordPressの代わりになるサービス7選【2026年版】

WordPressでサイトやブログを運用していると、いつの間にか「本業より保守作業の時間が長い」状態に陥ることがあります。プラグインとテーマとPHPのアップデート、サーバー移転、SSL、バックアップ、脆弱性対応——コンテンツを書きたいのに、管理画面の赤バッジを消す作業に週数時間を取られる。サーバー代・ドメイン代・SSL代・独自メール代の月額固定費も、月1本しか書かない期間には割高に感じます。

2026年時点でWordPressの代わりになる選択肢は、保守を丸ごとサービス側に任せられるノーコード派・ホスト型CMS派・ブログ特化派の3系統に成熟しました。書きたい内容と運用スタイルに合えば、ドメインとSSLと更新作業を全部忘れて、書くことだけに集中できます。

この記事の結論

  • 汎用HP+ブログを1本で作りたい人 → Wix(AI作成+800テンプレの定番)
  • 記事メディアで収益化したい人 → note(サブスク・有料記事・法人導入の実績)
  • デザインで差をつけたい人 → STUDIO(日本発ノーコード、月590円〜)
  • AI自動作成でシンプルHPを作りたい人 → Jimdo(AIビルダー+日本語サポート)
  • WordPressの機能はそのまま欲しい人 → WordPress.com(ホスト型でWPと同UI)
  • 個人ブログを気軽に始めたい人 → はてなブログ(Pro月600円〜/老舗コミュニティ)
  • 完全無料の名刺代わりに使いたい人 → Ameba Ownd(3ページまで無料・広告あり)

WordPressのレンタルサーバーで運用を続ける前提の人は WordPressレンタルサーバーおすすめ6選【2026年版】/ホームページ作成サービスを幅広く見たい人は ホームページ無料作成おすすめ6選無料サーバーおすすめ7選 もあわせてご覧ください。本記事は「WordPressを卒業する(もしくは最初からWordPress以外で始める)ときの候補を横並びで比較したい」人向けの記事です。

WordPressで詰まる3つの壁

1. 保守・アップデート作業が終わらない

WordPressはコア・テーマ・プラグインの3系統でアップデートが常に発生します。管理画面のアップデート通知バッジが週次で赤くなり、放置すると脆弱性リスク、対応するとサイト崩れリスクが天秤にかかります。プラグインの相互依存で1つ更新すると別が動かなくなる「相性問題」も、実際に運用したことがある人には馴染みの光景です。月1〜数時間の保守時間が、複数サイト運用ではその倍数で積み上がります。

2. サーバー・ドメイン・SSLの固定費が乗る

WordPressはコア自体は無料ですが、実運用ではレンタルサーバー月900〜1,500円、独自ドメイン年1,500〜3,000円、有料テーマ買切1〜3万円、有料プラグイン年5,000〜30,000円が乗ってきます。ConoHa WING・エックスサーバー等の主要WPホスティングはSSL・独自ドメインが特典で込みですが、それでも月固定1,000円前後は最低ライン。書く頻度が落ちた時期にも同じ料金が引き落とされるのが、副業ブログや趣味サイトでは重く感じます。

3. 脆弱性・スパム・改ざんリスクの当事者責任

CMS内シェア約59%(W3Techs 2026年時点)を占めるWordPressは、その裏返しで攻撃対象になりやすいプラットフォームです。管理画面URL変更、二段階認証、WAF、SiteGuard、Wordfence、ログイン失敗回数制限——セキュリティ強化プラグインの設定に半日、Google Search Consoleで手動対策メッセージが出て泣きながら復旧、というのは珍しくない体験です。ノーコード系・ホスト型CMSは攻撃面がサービス側にあり、更新・脆弱性対応をサービス提供元がまとめて負う設計なので、この当事者責任から解放されます。


早見比較表:WordPressの代わり7本まとめ

WordPressから乗り換える現実的な候補を、料金・向いている用途・保守負担・独自ドメイン・広告有無で並べました。

サービス名料金(有料版)向いている用途保守負担独自ドメイン無料版広告
Wix月1,300円〜汎用HP+ブログなし有料プランで対応あり
note無料+手数料10%※1記事メディア・有料記事販売なしnote pro※2なし
STUDIO月590円〜デザイン重視HPなしMiniプラン以上なし(有料時)
Jimdo月990円〜※3AI自動作成HPなし有料プランで対応あり
WordPress.com月$4〜※4WP機能をホスト型で軽微Personal以上Personalで非表示化
はてなブログPro月600円〜※5個人ブログなしProプランで対応あり
Ameba Ownd月960円〜名刺代わりの小規模HPなしプレミアムで対応あり

※1 有料記事・メンバーシップの販売手数料10% / ※2 note proは法人向け月80,000円税抜 / ※3 AIビルダーSTARTプラン月額 / ※4 Personalプラン年契約時の月額目安、為替により変動 / ※5 Pro 2年契約時の月額換算。2026年7月時点、各公式サイトから引用。

表の読み方ヒント

  • 保守を完全に手放したい人 → Wix / STUDIO / Jimdo / note / はてなブログ / Ameba Ownd:6本ともプラットフォーム側で自動更新、当事者としての脆弱性対応は不要
  • WordPressの管理画面に慣れている人 → WordPress.com:セルフホストWPと同UI、ダッシュボード操作をそのまま持ち込める
  • 収益化を主目的にする人 → note:有料記事・メンバーシップ・定期購読の販売機能を標準搭載、決済手数料込みで手数料10%
  • 完全無料で始めたい人 → note / はてなブログ / Ameba Ownd:3本とも無料プランで公開まで完結(広告表示あり/独自ドメイン非対応)

総合評価:5軸でランキング

機能性・使いやすさ・コスパ・拡張性・安定性の5軸で評価しました。WixとSTUDIOが用途軸の異なる同率1位として扱います(汎用HP+ブログのオールラウンド=Wix/デザイン特化=STUDIO)。

順位 サービス名 機能性 使いやすさ コスパ 拡張性 安定性 総合
1位 Wix
1位 STUDIO
3位 note
4位 Jimdo
5位 WordPress.com
6位 はてなブログ
7位 Ameba Ownd ×

順位の根拠

  • Wix(総合◎):ドラッグ&ドロップ編集・800以上のテンプレ・AI作成(Wix ADI)・EC・予約・ブログ・多言語対応まで網羅する機能性◎、初心者でも1時間で公開できる使いやすさ◎、有料プラン月1,300円台〜で独自ドメイン込みのコスパ◎、Wix App Marketの多数連携で拡張性◎、2006年創業のWix.com Ltd.が世界で2億サイト超の運用実績で安定性◎
  • STUDIO(総合◎):デザイン自由度・CMS・フォーム・アニメーションで機能性○、ノーコードのUIは学習曲線ややあるが日本語UIで使いやすさ◎、Mini月590円(年払い)で独自ドメイン対応のコスパ◎、外部連携はAPI接続がBusinessプラン以上で拡張性○、STUDIO株式会社が2016年から運営、日本のデザイナーコミュニティに支持され安定性◎
  • note(総合○):記事投稿・有料販売・メンバーシップ・定期購読・つぶやき・音声投稿と機能豊富、テーマカスタムは限定的で機能性○、記事だけに集中できるUIの使いやすさ◎、無料で運用でき手数料10%だけで収益化できるコスパ◎、CSS等のデザインカスタムはできず拡張性△、note株式会社が2014年から運営・月間アクティブブラウザ7,300万規模で安定性◎
  • Jimdo(総合○):AIビルダー(数分でHP生成)+クリエイター(詳細編集)の2ライン、EC対応で機能性○、AI質問に答えるだけでサイトが出来上がる使いやすさ◎、AIビルダーSTART月990円と入口が軽いが上位プランは他より控えめでコスパ○、外部連携は限定的だがGoogleアナリティクス等の主要ツールは接続可で拡張性○、KDDIウェブコミュニケーションズが日本語サポートを担当し安定性◎
  • WordPress.com(総合○):セルフホストWPと同じ機能セット、Business以上でプラグイン導入可の機能性◎、WPダッシュボード操作感で使いやすさ○(WP未経験者にはやや複雑)、Personal月$4〜Business月$25と価格帯は幅広く、Business級の年約4.5万円は他より高くコスパ△、Business以上でプラグイン・カスタムコード解禁の拡張性○、Automattic社(WordPress共同創業者運営)で安定性◎
  • はてなブログ(総合○):記事投稿・カテゴリ・目次・独自ドメインでブログとして完結、EC・法人カスタムは弱く機能性△、Markdown対応・シンプル編集で使いやすさ◎、Pro 2年契約で月600円と個人ブログ運営費として安い部類のコスパ◎、テーマ・プラグイン拡張はWPほど自由度なく拡張性△、株式会社はてなが2003年から運営・日本の個人ブロガーコミュニティの中心で安定性◎
  • Ameba Ownd(総合△):ページ作成・ブログ・イベント告知・小規模ECで機能性△、シンプル操作で公開まで短時間で到達できる使いやすさ◎、無料版3ページ上限、プレミアム月960円で無制限のコスパ○、外部連携・カスタム自由度はほぼ無く拡張性×、サイバーエージェント運営で安定性○(近年は機能追加の頻度が控えめ)

汎用HP+ブログを1本で作るなら Wix、デザインで差をつけるなら STUDIO、記事メディアで収益化するなら note、AI自動作成の手軽さなら Jimdo、WordPress機能そのままなら WordPress.com、個人ブログの継続運用なら はてなブログ、名刺代わりの小規模HPなら Ameba Ownd」というのが2026年時点の判断軸です。総合◎はWixとSTUDIOの2本、総合○の4本は用途にはまれば1位級ですが5軸の網羅性で1段下がります。


詳細比較表:機能・独自ドメイン・EC・SEO

WordPressから乗り換えたときに気になる要点を、機能単位で並べました。

比較軸WixSTUDIOnoteJimdoWordPress.comはてなブログAmeba Ownd
ページ数上限無制限Free 50P無制限GROW 50P無制限無制限無料3P
独自ドメイン有料プランMini以上note proのみ有料プランPersonal以上Proプランプレミアム
EC機能◎(ビジネス)△(外部連携)○(有料記事)◎(STOREプラン)◎(Commerce)×△(小規模)
CMS(記事管理)◎(構造化)◎(記事特化)◎(WP本体)◎(ブログ)
テンプレ数800以上多数(デザイナー作)なし多数多数多数(はてな製)少数
AI自動作成◎(Wix ADI)××◎(AIビルダー)△(限定)××
SEO設定○(自動最適化)◎(上位プラン)
アクセス解析○(標準)○(標準)○(Google連携)○(上位プラン)○(標準)○(標準)

この表から読める要点

  • 独自ドメイン対応は全7本で可能だが、noteは法人向けnote proが必要で個人利用には敷居が高い
  • EC機能が本格的なのはWix・Jimdo(STOREプラン)・WordPress.com(Commerce)の3本、記事販売中心ならnoteの有料記事機能で代替できる
  • AI自動作成はWix ADIとJimdo AIビルダーが2枚看板、質問に答えるだけで数分でサイトの骨格が完成する
  • SEO設定の細かさはSTUDIOとWordPress.com上位プランが強く、はてなブログもタイトル・メタ・カスタムURL等の基本設定は完備

各サービスを詳しく見る

1. Wix|汎用HP+ブログを1本で作るオールラウンド代替

Wix.com Ltd.が2006年から提供するノーコードHP作成サービスで、世界2億サイト超の運用実績を持ちます。ドラッグ&ドロップ編集で自由なレイアウトが組め、800以上のデザインテンプレとWix ADIによるAI自動作成の両輪でスタート可能。ブログ・EC・予約・会員・多言語までWordPressで実現していた大半の用途をノーコードで代替できます。

無料プランはWixの宣伝広告が表示され独自ドメイン非対応、実運用では有料プランへの切り替えが前提です。年契約時の月額でLight(旧ベーシック)月1,300円台、Core(旧アドバンス)月1,500円台、ビジネス系月1,800〜2,700円台、ビジネスVIP月3,800円台という価格帯(2026年7月時点、公式ページの表記は為替・キャンペーンで変動あり)。ConoHa WING(月1,000円台)+独自ドメイン+SSL+バックアッププラグイン運用のトータルコストと比べると同水準か若干割高ですが、保守・アップデート・脆弱性対応をWix側が全部担う点でコスパ評価は◎になります。

5軸評価の根拠

  • 機能性◎:ブログ・EC・予約・会員・多言語・Wix App Marketで拡張、WordPressで実現していた用途はほぼ網羅
  • 使いやすさ◎:ドラッグ&ドロップ+AI作成、初心者が1時間で公開できる導線
  • コスパ◎:有料月1,300円台〜で独自ドメイン込み、保守負担ゼロを含めた総所有コストで有利
  • 拡張性◎:Wix App Marketで300超のアプリ連携、Velo by Wixで開発者向けカスタム可能
  • 安定性◎:2006年創業・世界2億サイト超・NASDAQ上場企業の長期継続

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メリット

  • ドラッグ&ドロップとAI作成の2方式で初心者に優しい
  • ブログ・EC・予約・会員をノーコードで統合できる
  • Wix App Marketの300超アプリで機能を拡張できる
  • 保守・アップデート・脆弱性対応の当事者責任から解放

デメリット

  • 作成後のテンプレ変更が難しい(別テンプレへの移行が非対応)
  • WordPressほどの自由度・拡張性はプラグインで届かない領域あり
  • 無料プランはWix広告表示+独自ドメイン非対応
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★★☆

👤 こんな人におすすめ

  • 汎用HPとブログを1本のサービスで作りたい人
  • WordPressの保守負担から解放されたい人
  • EC・予約・会員機能もまとめて欲しい人

2. note|記事メディアで収益化する日本主流の代替

note株式会社が2014年から提供する記事投稿プラットフォームで、月間アクティブブラウザ7,359万(2025年2月時点公表値・累計会員1,100万人超)の国内主要規模。テキスト・画像・音声・動画の記事投稿と、有料記事・メンバーシップ・定期購読マガジンによる収益化機能が標準搭載されています。WordPressで有料コンテンツ販売を実装するには決済プラグイン導入・特商法表記整備・PCI DSS対応の設計が必要ですが、noteは登録3分で有料記事が販売できる手軽さが差別化ポイントです。

料金は無料で運用可能、有料記事・メンバーシップ販売時のプラットフォーム手数料10%(決済手数料込みの合計)が主要な運用コストです。個人向け上位プランのnoteプレミアムは月500円税込で、定期購読マガジン開設・予約投稿・コメント制御・販売価格上限アップ等が解放されます。法人向けのnote proは月80,000円税抜で独自ドメイン・カスタムテーマ・専任担当が付きます。個人ブロガーやクリエイターの多くは無料+プレミアム(月500円)で十分に運用できる軽さが評価点です。

5軸評価の根拠

  • 機能性○:記事・音声・有料販売・メンバーシップ・定期購読で網羅、テーマカスタムは限定的
  • 使いやすさ◎:装飾を排したシンプルUIで書くことに集中できる、投稿から公開まで数十秒
  • コスパ◎:無料運用可能、手数料10%だけで収益化できる、プレミアムも月500円と軽い
  • 拡張性△:CSS等のデザインカスタムはできず、外部SaaS連携も少ない
  • 安定性◎:note株式会社が2014年から運営、日経BP等の大手法人導入実績多数

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メリット

  • 登録3分で有料記事・メンバーシップが販売できる
  • SEO・アクセス解析・ソーシャル拡散が自動最適化
  • プラットフォーム流入で新規読者が獲得しやすい
  • 無料で運用開始、手数料10%だけで収益化可能

デメリット

  • 個人利用では独自ドメインが使えない(法人向けnote pro月80,000円税抜が必要)
  • CSSやHTMLの自由なカスタムはできない
  • プラットフォーム依存リスク(規約変更・アカウント停止)はある
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★★☆

👤 こんな人におすすめ

  • WordPressで有料記事販売を検討していた人
  • デザインより中身の記事で勝負したい人
  • ゼロから読者を集めるのが大変で流入も欲しい人

3. STUDIO|デザインで差をつける日本発ノーコード代替

STUDIO株式会社が2016年から提供する日本発のノーコードWeb制作サービスで、日本のデザイナーコミュニティに支持されています。Figma的な自由度でレイアウトを組み立てられ、CMS・フォーム・アニメーション・多言語対応まで揃います。WordPressで有料テーマ+カスタムCSSで作り込んでいた「デザインで差別化するコーポレートサイト・ポートフォリオ・LP」をノーコードで実現できるのが独自の強みです。

無料のFreeプランは50ページ・CMS 3件・5GB・独自ドメイン非対応で試作には十分。有料はMini月590円(年払い)/Personal月1,190円/Business月3,980円の階層で、Mini以上で独自ドメインが対応します(すべて年払い時の月額換算)。Business Plus月9,980円では同時接続1,000件保証まで拡張。Mini月590円は個人サイトのランニングコストとしてWP+レンタルサーバーより安く、独自ドメイン込みで完結するコスパの高さが際立ちます。

5軸評価の根拠

  • 機能性○:CMS・フォーム・アニメーション・多言語で網羅、EC本格対応は外部連携が必要
  • 使いやすさ◎:Figmaライクな操作感、日本語UI+日本語チュートリアルが充実
  • コスパ◎:Mini月590円で独自ドメイン込み、WPレンタルサーバーより安い
  • 拡張性○:外部API連携はBusinessプラン以上、CMSの構造化データは自由設計
  • 安定性◎:STUDIO株式会社が2016年から運営、日本市場フォーカスで日本語サポート厚い

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メリット

  • Figma的な自由度でデザインを詰められる
  • Mini月590円で独自ドメイン+広告なしを実現
  • 日本発ゆえ日本語UI・チュートリアル・コミュニティが充実
  • CMSの構造化データを自由に設計できSEOに強い

デメリット

  • Figmaライク操作は初回学習コストがWixより高め
  • 本格的なEC機能は外部連携が必要(Shopify等)
  • Freeプランは独自ドメイン非対応(Miniへの切り替え前提)
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★★☆

👤 こんな人におすすめ

  • デザインの自由度でWordPressを卒業したい人
  • コーポレートサイト・ポートフォリオ・LPを作りたい人
  • 日本語サポート・コミュニティを重視する人

4. Jimdo|AIビルダーで数分でHPが完成する代替

KDDIウェブコミュニケーションズが日本語版を担当するドイツ発ノーコードHP作成サービスで、2007年からの提供実績を持ちます。AIビルダー(数分でHPが自動生成)とクリエイター(詳細編集モード)の2ラインを用意しており、質問に答えるだけでサイトの骨格が完成するAIビルダーは初心者向けの主要な入口です。

AIビルダーはPLAY(無料・5ページまで・Jimdo広告表示)/START月990円(10ページまで)/GROW月1,590円(50ページまで)の3階層、クリエイターはFREE〜PLATINUM月5,330円の5階層(2026年時点、AIビルダーは2026年4月・クリエイターは2026年3月に料金改定)。GROWプラン(月1,590円)は50ページ・15GBサーバー・20GB帯域・優先サポートまで含み、中規模HP運用の中心価格帯です。日本語サポートがKDDIウェブコミュニケーションズ経由で厚く、「AI自動作成でとにかくHPを立ち上げたい」層の入口として噛み合います。

5軸評価の根拠

  • 機能性○:AI作成・EC(STOREプラン)・ブログ・フォームで必要機能を網羅
  • 使いやすさ◎:AI質問に答えるだけの導線、テンプレ選択のストレスがない
  • コスパ○:STARTプラン月990円で独自ドメイン込み、AI自動作成の価値含めれば妥当
  • 拡張性○:Google連携・SNS連携・独自HTML/CSS挿入まで対応
  • 安定性◎:2007年ドイツ創業、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズが長期運営
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メリット

  • AIビルダーで質問に答えるだけで数分でサイト完成
  • 日本語サポートがKDDIウェブコミュニケーションズ経由で厚い
  • STARTプラン月990円で独自ドメイン込み
  • Google連携・独自HTML/CSS挿入まで対応

デメリット

  • デザインの自由度はWix・STUDIOより一段控えめ
  • 無料PLAYプランはJimdo広告表示+独自ドメイン非対応
  • 本格EC運用にはSTOREプラン契約が別途必要
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★★☆

👤 こんな人におすすめ

  • とにかく手数少なくHPを立ち上げたい人
  • 日本語サポートの手厚さを重視する人
  • デザイン検討に時間をかけたくない人

5. WordPress.com|WordPress機能をホスト型で使う代替

WordPress共同創業者マット・マレンウェッグ氏が率いるAutomattic社が運営するWordPressのホスト型サービス。セルフホスト版のWordPress(wordpress.org)と同じダッシュボードUIですが、サーバー・PHP・データベース・アップデートをAutomattic社が全て管理する設計です。WordPressの操作感に慣れている人が「保守だけ手放したい」場合の自然な代替になります。

料金プランは無料(1GB・広告表示)/Personal 月$4〜/Premium 月$8〜/Business 月$25〜/Commerce 月$45〜(年契約時の月額目安、為替により円換算は変動)。Business以上でWordPressプラグインとカスタムコードが解禁され、実質的にセルフホストWPと同水準の自由度が得られます。Business級の年約4.5万円は他ノーコード系より高価格帯で、コスパ評価は他プランに劣りますが、「WordPressのダッシュボードとテーマ資産をそのまま持ち込みたい」ニーズには唯一の正解です。

5軸評価の根拠

  • 機能性◎:セルフホストWPと同機能セット、Business以上でプラグイン・カスタムコード解禁
  • 使いやすさ○:WPダッシュボードで既存WP経験者に馴染む、WP未経験者にはやや複雑
  • コスパ△:Personal月$4は妥当だがBusiness級$25は他ノーコード比で高価格
  • 拡張性○:Business以上でプラグイン導入・SFTP/SSH・ステージング環境まで解禁
  • 安定性◎:Automattic社(WordPress共同創業者運営)、公式グレードの長期継続

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メリット

  • WordPress管理画面をそのまま使え乗り換え学習コストが低い
  • サーバー・PHP・DB・アップデートをAutomattic社が管理
  • Business以上でWPプラグイン・カスタムコード解禁
  • Automattic社運営で公式グレードの安定性

デメリット

  • Business級の年約4.5万円は他ノーコード系より割高
  • Personal・Premiumではプラグイン導入不可(Business以上必須)
  • ドル建て価格のため為替変動で円換算価格が動く
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★★★

👤 こんな人におすすめ

  • WordPress管理画面に慣れている人
  • 既存のWPテーマ・プラグイン資産を活用したい人
  • 保守だけ手放してWP機能はそのまま欲しい人

6. はてなブログ|個人ブログの継続運用に強い老舗代替

株式会社はてなが2011年から提供する日本発のブログサービスで、はてなブックマーク・はてなアンテナと連動した独自のブロガーコミュニティを持ちます。Markdown記法対応・カテゴリ・目次自動生成・カスタムURL等のブログ機能が完備され、個人ブロガーが記事執筆に集中できるシンプルさが評価点です。

無料版は月間アップロード容量300MB・記事履歴5件・ブログ3個まで・広告表示の制限があり、はてなブログProにすると広告非表示・独自ドメイン・容量3GB/月・記事履歴50件・ブログ10個まで解禁されます。Pro料金は2年コース14,400円(月600円相当・40%割引)/1年コース8,434円(月703円相当・30%割引)/1ヶ月コース1,008円の3階層。2年契約時の月600円は個人ブログ運営費として安い水準で、WPレンタルサーバー月1,000円台より安く運用できます。

5軸評価の根拠

  • 機能性△:ブログとして完結、EC・法人カスタム・複雑なテーマ設計はWordPress比で弱い
  • 使いやすさ◎:Markdown対応・シンプル編集画面、初回投稿までの導線が短い
  • コスパ◎:Pro 2年契約で月600円、WPレンタルサーバーより安く広告非表示・独自ドメイン込み
  • 拡張性△:CSS編集・独自JavaScript導入は可能だがプラグイン的自由度は限定的
  • 安定性◎:株式会社はてなが2003年創業(サービスは2011年開始)、日本個人ブログ市場の老舗

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メリット

  • Pro 2年契約で月600円と個人ブログ運営費として安い
  • Markdown記法とシンプルUIで記事執筆に集中できる
  • はてなブックマーク経由の流入がある
  • 日本語サポート・コミュニティが安定

デメリット

  • EC機能・法人カスタムは非対応
  • テーマ・プラグインの拡張自由度はWordPress比で控えめ
  • 無料版は広告表示+独自ドメイン非対応
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★★☆

👤 こんな人におすすめ

  • 個人ブログを長期継続で運用したい人
  • Markdown記法で書きたい人
  • WPの保守負担を減らして書く時間に振りたい人

7. Ameba Ownd|完全無料の名刺代わりに使える代替

サイバーエージェント傘下のAmeba Ownd合同会社が提供するHP作成サービス無料プランでもサーバー・独自ドメイン以外の主要機能が使える手軽さが特徴で、名刺・イベント告知・小規模ポートフォリオ・アーティスト活動サイトなど「まず公開してみたい」小規模用途に噛み合います。2024年4月から無料プランのページ数が3ページ上限に改定された点は事前確認が必要です。

料金は無料プラン(3ページ・広告表示・独自ドメイン非対応)プレミアムプラン月960円税込(年9,600円)の2階層。プレミアムはページ数無制限・広告非表示・独自ドメイン・画像容量無制限まで解禁されます。Wix・STUDIO・Jimdoが月590〜1,500円台からなのに対し、Ameba Owndのプレミアムは月960円で機能が控えめなため、コスパ評価は他より一段控えめです。ただし「無料で3ページ公開して名刺代わりに使う」割り切り運用では今も選択肢に残ります。

5軸評価の根拠

  • 機能性△:ページ作成・ブログ・イベント告知・小規模ECで最小構成、細かなカスタムは弱い
  • 使いやすさ◎:3ステップで公開まで到達できるシンプル操作
  • コスパ○:無料版で名刺代わりHPが公開可、有料月960円は競合比で機能が控えめ
  • 拡張性×:外部連携・カスタム自由度はほぼ無し、単体サービスとして完結
  • 安定性○:サイバーエージェント運営で継続中、近年は機能追加の頻度が控えめ

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メリット

  • 無料版で3ページまでHPを公開できる
  • 3ステップで公開まで到達するシンプル導線
  • イベント告知・アーティスト活動サイトに使いやすい
  • サイバーエージェント運営で信頼性がある

デメリット

  • 2024年4月改定で無料プランが3ページ上限に
  • プレミアム月960円は他ノーコード系より機能が控えめ
  • 外部連携・カスタム自由度はほぼ無し
🔄 WordPressからの移行しやすさ ★★★☆☆

👤 こんな人におすすめ

  • 名刺代わりの小規模HPを完全無料で公開したい人
  • 3ページ程度の情報発信で十分な人
  • アーティスト・小規模事業者の告知サイトに使いたい人

用途別おすすめまとめ

  • 汎用HP+ブログを1本で作りたい → Wix
  • 記事メディアで有料販売・収益化したい → note
  • デザインで差をつけるサイトを作りたい → STUDIO
  • AI自動作成で数分でHPを立ち上げたい → Jimdo
  • WordPressの管理画面をそのまま使いたい → WordPress.com
  • 個人ブログを長期継続で書きたい → はてなブログ
  • 完全無料で名刺代わりの小規模HP → Ameba Ownd
  • 保守も自由度も両立させたい → WordPress+レンタルサーバー(記事末尾で紹介)

関連: ホームページ無料作成おすすめ6選WordPressレンタルサーバーおすすめ6選【2026年版】無料サーバーおすすめ7選無料ブログサービスおすすめ7選


WordPressから乗り換えるときの注意

1. 記事データはエクスポート+手動移行が基本

WordPressのエクスポート機能(管理画面「ツール」→「エクスポート」)でXML形式の記事データを書き出せますが、乗り換え先各サービスのインポート対応はばらつきがあります。WordPress.comは同形式で完全インポート可、はてなブログはWordPress形式のインポートを公式サポート、noteは記事ごとの手動貼り付けが現実的、Wix・STUDIO・Jimdoは公式インポートツールなしで手動再構成が中心です。画像は個別再アップロードが必要なケースが多く、記事数が100本を超えると移行工数が数日規模になります。

2. 独自ドメインの移管とSEO評価の引き継ぎ

WordPressで独自ドメイン運用していた場合、乗り換え先で同じ独自ドメインを設定すればSEO評価はほぼ維持できます。ドメインのネームサーバー変更が必要になるため、旧レンタルサーバーの契約更新前に新サービス側でドメイン設定→DNS切り替え→動作確認→旧サーバー解約の順番で作業します。URL構造が変わる場合は301リダイレクト設定でSEO評価を引き継げますが、ノーコード系はリダイレクト設定の柔軟性が低いため事前に対応可否を確認してください。

3. データベース・プラグイン依存部分は移行不可

WordPressで使っていたフォームプラグイン(Contact Form 7等)・会員プラグイン(Ultimate Member等)・EC(WooCommerce)は乗り換え先で機能ベースで作り直しが必要です。Wixのフォーム・note のメンバーシップ・WordPress.com BusinessのWooCommerceインポートなど、同等機能を各サービスの標準機能で再実装する設計に切り替えます。移行前に「今のサイトで動的に動いている機能一覧」を書き出しておくと移行漏れを防げます。


本気で作るなら Jimdo の有料プランで格上げも

無料プランや月590〜1,000円台の入口プランで運用を始めた後、問い合わせフォームの高度化・EC機能の追加・複数ページの構造化・独自ドメイン運用が必要になる段階では、Jimdoの有料プランへの格上げが選択肢になります。特にJimdoは日本語サポート窓口をKDDIウェブコミュニケーションズが担当しており、電話・メールでの相談体制が整っている点で、「1人でHP運用を続けるのが不安」な層には格上げ価値があります。

JimdoのAIビルダーSTART月990円は独自ドメイン込み、GROW月1,590円は50ページ+15GBサーバー+優先サポート、クリエイターPROは詳細編集モードでカスタム自由度を確保できます。「無料で試してから、必要になったら有料プランでスケールアップ」というステップ運用が現実的な選択肢です。

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よくある質問

Q1. WordPressの代わりに完全無料で始められるサービスはどれですか?

A. note・はてなブログ・Ameba Owndの3本が無料プランで公開まで完結します。noteは記事メディアに特化、はてなブログは個人ブログ用途、Ameba Owndは3ページまでのHPが作れます。ただし3本とも広告表示・独自ドメイン非対応の制約があり、独自ドメインを使いたい場合は有料プラン(note pro月80,000円税抜/はてなブログPro月600円〜/Ameba Owndプレミアム月960円)への切り替えが必要です。

Q2. WordPressとWordPress.comは何が違いますか?

A. WordPress(wordpress.org)はセルフホスト版で、自分でレンタルサーバーを契約してPHPをインストールし、コア・テーマ・プラグインを自分で管理します。WordPress.comはAutomattic社が運営するホスト型サービスで、サーバー・PHP・データベース・アップデートを全てAutomattic社が管理します。管理画面のUIは同じですが、WordPress.comのPersonal・Premiumプランではプラグイン導入ができず、フル機能を使うにはBusinessプラン(月$25〜・年契約時目安)が必要です。

Q3. 既存のWordPressサイトからWixやSTUDIOに記事を移行できますか?

A. Wix・STUDIOはWordPressからの公式インポートツールを提供していないため、記事本文・画像は基本的に手動での再作成になります。記事数が10本程度なら現実的ですが、100本を超える大規模移行には数日〜数週間の工数が必要です。大量記事の移行を優先する場合はWordPress.com(XML完全インポート可)またははてなブログ(WordPress形式サポート)が現実的です。

Q4. WordPressの保守が大変でnoteに移行した場合、SEO評価は引き継げますか?

A. noteは個人利用では独自ドメインが使えない(note pro月80,000円税抜が必要)ため、旧WordPressサイトの独自ドメインをnoteに向けることができず、SEO評価は基本的に引き継げません。WordPressドメインから301リダイレクトでnote個別URLへ飛ばす設計は技術的に可能ですが、noteはプラットフォーム内SEOに強くドメイン流入よりプラットフォーム内流入で新規読者を獲得する性質のため、「SEO評価を捨てて代わりにプラットフォーム流入を得る」トレードオフになります。

Q5. デザインで差をつけたい場合、WixとSTUDIOのどちらが向きますか?

A. Wixはドラッグ&ドロップの直感操作+テンプレ800以上で「テンプレをベースに素早く整えたい」層に、STUDIOはFigmaライクな自由度+日本発のデザイナーコミュニティで「1pxまで詰めたい・独自レイアウトを組みたい」層に向きます。コーポレートサイト・ポートフォリオ・LPの完成度で選ぶならSTUDIO、機能の網羅性とEC・予約機能まで含めた統合性で選ぶならWixが判断軸です。

Q6. WordPressをそのまま使い続ける道と、代替サービスに乗り換える道、どう判断すべきですか?

A. 判断軸は「保守作業に月何時間割けるか」と「サイトの拡張性・自由度をどこまで必要とするか」の2軸です。プラグイン多用・複雑なカスタム・法人サイトで自由度が最優先ならWordPress+レンタルサーバーの継続、月1〜2時間の保守も辛くなってきた・書くことに集中したい・EC/予約/会員をノーコードで統合したいならWix・STUDIO・Jimdo等への乗り換えが現実的です。中間案としてWordPress.com BusinessプランでセルフホストWPと同機能セットを維持しつつ保守だけ手放す選択肢もあります。


まとめ:WordPress卒業は「ノーコード・記事特化・ホスト型」の3方向

WordPressの代わりを選ぶパターンは、突き詰めると3方向に整理できます。汎用HP+ブログを保守なしで作るなら Wix(オールラウンド)か STUDIO(デザイン特化)か Jimdo(AI自動作成)、記事メディアで収益化したいなら note(有料販売標準搭載)または はてなブログ(個人ブログ継続運用)。WordPressの機能はそのまま使いたいなら WordPress.com(Automattic社運営のホスト型)、完全無料の名刺代わりHPなら Ameba Ownd(3ページまで無料)が受け皿になります。

判断軸は「WordPressの月1,000円台のレンタルサーバー費と週1〜2時間の保守時間を、代替サービスの月額と機能で置き換えて元が取れるか」。保守を手放したい・書くことに集中したい・EC/予約/会員を統合したい——このいずれかに引かれるものがあれば、代替の検討価値は十分あります。まずは完全無料で試せる Wix・STUDIO・note・はてなブログ・Ameba Ownd の5本から手を動かして、自分の運用スタイルとの相性を見てみるのが第一歩です。

カワリソフト編集部

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カワリソフト編集部

有料ソフトの代わりになる無料・格安の代替ソフトを、公式情報とスペック比較に基づいて客観的に紹介する辞典サイト「カワリソフト」の編集チーム。サブスク疲れの個人ユーザーに向けて、月額制ソフトの見直しを支援します。

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