WordPress vs Wix|HPどっち【2026年版】

ホームページを新しく作るとき、最後まで迷うのが「WordPressとWix、結局どっちを選べばいいのか」です。世界のCMSシェアで大きな存在感を持つWordPressと、SaaS型ホームページビルダーの代表格Wix——比較記事を読むほど「WordPressは自由度が高いが保守が大変」「Wixは簡単だが乗り換えが難しい」と両論併記になり、判断材料が絞れないという声をよく聞きます。

そこで本記事では、2026年8月時点の最新料金・機能を反映したうえで、機能性・使いやすさ・コスパ・拡張性・安定性の5軸でWordPressとWixをフラットに比較しました。個人ブロガーから法人サイト・ネットショップまで、用途別の正解も整理しています。

この記事の結論

  • 自由度・拡張性・SEOで長く育てたい → WordPress(プラグイン6万+テーマ多数、月額はレンタルサーバー代のみ)
  • 保守レスで素早く公開したい → Wix(AIビルダーで数十分・独自ドメイン初年度無料)
  • 無料で試したいだけの人 → Wix無料プラン(Wix広告あり・独自ドメイン不可)
  • ネットショップ・ポートフォリオ中心 → Wix有料プラン(決済・EC・予約フォームが標準搭載)

WordPressをレンタルサーバーで始めたい人は WordPressレンタルサーバーおすすめ6選【2026年版】/WordPressを卒業する選択肢を横並びで見たい人は WordPressの代わりになるサービス7選ホームページ無料作成おすすめ6選 もあわせてご覧ください。本記事は「WordPressとWixの2択で迷っている」人向けの記事です。

WordPressとWixの基本的な違い

両者は世界的に使われるHP作成ツールですが、成り立ちも設計思想も異なります。まずは全体像を押さえておきましょう。

項目 WordPress Wix
開発元 WordPress Foundation(オープンソース) Wix.com Ltd.(イスラエル・2006年設立)
提供形態 セルフホスト型(レンタルサーバー要) SaaS型(クラウド完結)
CMSシェア(W3Techs 2026年3月) 全サイトの42.4%・CMS内59.8% 全サイトの4.3%・CMS内6.0%
初期の学習コスト 中〜高(サーバー契約・初期設定) 低(アカウント作成のみ)
保守負担 自己責任(コア・テーマ・プラグイン更新) サービス側が代行
独自ドメイン 別途取得・接続要 有料プランで初年度無料
月額固定費 サーバー代のみ(月678円〜) 有料プラン月額1,300円前後〜

WordPressはオープンソースのCMSで、レンタルサーバーを契約して自分でインストールする「セルフホスト型」が基本です。世界のウェブサイトの4割超で使われており、CMS市場では約60%のシェアを占める大手CMSですが、実運用ではサーバー・ドメイン・SSL・プラグイン更新をすべて自分で管理する当事者責任型の設計になります。

一方のWixは2006年設立のイスラエル発SaaS型ホームページビルダーで、契約から公開までクラウド内で完結します。テンプレートから選ぶだけでプロ品質のサイトが数十分で作れ、サーバー保守・SSL・バックアップはすべてWix側が引き受けます。世界の全ウェブサイトで4.3%(CMS内6.0%)を占め、年成長率32.6%と主要CMSの中でも伸びが大きい部類の存在です。


早見比較表:料金と主要スペック

両サービスの主力プランを一覧で比較します。

項目WordPress(本体無料+レンタルサーバー)Wix(プレミアム有料プラン)有利
月額費用678〜1,500円(サーバー代のみ)1,300〜2,600円前後(Lightプラン)WordPress
初期費用無料無料互角
独自ドメイン年1,000〜3,000円(別途)初年度無料(有料プラン)Wix
無料プランなし(本体無料だがサーバー要)あり(Wix広告・独自ドメイン不可)Wix
テーマ・テンプレートWP公式無料+有料多数900種以上(用途別カテゴリ)互角
プラグイン・アプリ公式ディレクトリ6万+有料多数Wixアプリマーケット数百種WordPress

※ 2026年8月時点。Wix料金は年払い月換算・日本円設定価格ベースの下限で、Lightは実勢で月1,300〜2,600円前後の幅があります。為替や地域設定・キャンペーンで変動するため、最新は各公式でご確認ください。

読み取り方のヒント

  • 月額固定費はWordPress側がやや安い:レンタルサーバー代のみで月678円〜(ConoHa WING 36ヶ月契約時)。Wixは有料Lightで月1,300〜2,600円前後〜
  • 独自ドメインはWix側が親切:有料プランなら初年度無料。WordPressは別途年1,000〜3,000円が別に発生
  • 拡張の幅はWordPress優位:プラグイン6万個超vs Wixアプリ数百種で、機能追加の選択肢が2桁違う
  • 無料で試せるのはWixだけ:ただしWix広告が常時表示され、独自ドメイン接続も不可なので実用は難しい

総合評価:5軸ランキング

機能性・使いやすさ・コスパ・拡張性・安定性の5軸で評価しました。

サービス 機能性 使いやすさ コスパ 拡張性 安定性 総合
WordPress
Wix

評価の根拠(要点)

  • WordPress(総合◎):プラグイン6万+テーマ多数で機能性◎、レンタルサーバー代のみで運用できるコスパ◎、独自プラグイン・他CMS移行・データベース直接操作まで含めた拡張性◎。半面、コア・テーマ・プラグインの3系統アップデートを自分で管理する保守負担で使いやすさ△、脆弱性対応が当事者責任のため安定性は○にとどまる
  • Wix(総合◎):ドラッグ&ドロップ編集とAIビルダーで使いやすさ◎、サーバー保守・SSL・バックアップを引き受ける安定性◎。半面、Wixアプリマーケット250種前後で拡張性△、有料プラン月1,300円前後〜でコスパは○評価にとどまる

順位づけはあえて付けません。両者とも総合◎で、自由度・拡張性・SEOで長く育てるならWordPress、保守レスで素早く公開したいならWixという「用途で正解が変わる」評価になるためです。


詳細比較:機能・保守・SEO・拡張性

比較軸WordPressWix有利
ブログ機能◎(コア標準)◎(標準搭載)互角
EC・ネットショップ○(WooCommerce要)◎(Business以上で標準)Wix
テンプレート数WP公式無料+有料多数900種以上互角
AI自動サイト作成△(専用テーマ・プラグイン要)◎(Wix ADI標準)Wix
SEO細部設定◎(プラグイン多数)○(基本項目のみ)WordPress
保守・アップデート自己責任(月数時間)サービス側代行Wix
プラグイン・アプリ拡張◎(6万種以上)△(数百種)WordPress
バックアッププラグイン要自動バックアップ標準Wix
独自ドメイン接続○(サーバー側で設定)◎(有料で初年度無料)Wix
他CMS移行◎(標準エクスポート)△(HTML書き出し等一部)WordPress

※ 2026年8月時点の公式情報ベース。プラン改定は流動的なので最新条件は各公式サイトでご確認ください。

両サービスの差が出るのは「拡張性・SEO細部設定」(WordPress有利)と「保守負担・独自ドメイン特典・AI自動作成」(Wix有利)です。ブログ・EC・テンプレート数の基本機能は互角の水準に達しており、選ぶ基準は「自由度をとるか、保守レスをとるか」に集約されます。


WordPressを詳しく見る

1. WordPress|自由度と拡張性で長く育てる定番CMS

WordPressは2003年に登場したオープンソースのCMSで、2026年3月時点で全ウェブサイトの42.4%、CMS市場の59.8%を占める規模の大手CMSです(W3Techs調べ)。ブログ・企業サイト・ネットショップ・会員サイト・多言語メディアまで幅広い用途に対応でき、プラグインとテーマの組み合わせで拡張範囲がほぼ無制限に広がります。

セルフホスト型のためレンタルサーバー契約が必要ですが、ConoHa WINGなら36ヶ月契約で月678円、エックスサーバーなら月990円と、Wixの有料プランより固定費が抑えられます。独自ドメインは別途年1,000〜3,000円かかりますが、主要WPホスティングでは特典として無料で提供されるケースも増えています。

WordPress 公式サイトを見る

WordPress本体は無料なので、実際に申し込む対象はレンタルサーバーのほうになります。上記2社はどちらもWordPressの自動インストールと独自ドメイン無料特典を備えており、Wixの有料プランと比べる際の実質的な月額はこの契約料金です。

ConoHa WING 公式サイトを見る エックスサーバー 公式サイトを見る

評価軸ごとの理由

  • 機能性◎:公式プラグインディレクトリだけで6万種以上、無料・有料テーマも豊富。ブログ・EC・LMS・多言語まで機能追加の選択肢が幅広い
  • 使いやすさ△:管理画面は多機能な分、初回はやや情報量が多い。コア・テーマ・プラグインの更新を自分で管理する必要があり、Wixに比べると学習コストがかかる
  • コスパ◎:本体は完全無料、月額はレンタルサーバー代(月678〜1,500円)のみ。テーマ・プラグインも無料範囲で十分運用でき、機能単価で見ればWixより優位
  • 拡張性◎:プラグイン・独自テーマ・データベース直接操作・REST API・多言語対応・他CMSへのエクスポートまで、機能追加と外部連携の自由度が広い
  • 安定性○:レンタルサーバー選び次第で稼働率99.99%以上を確保できるが、脆弱性対応・スパム対策・改ざん対策は自己責任。プラグイン更新の失敗リスクもある

メリット

  • プラグイン6万+テーマ多数で拡張性が広い
  • 月額コストがレンタルサーバー代のみで安い
  • SEO細部設定・独自機能追加が自由
  • データを自分で持てて他サービス移行も容易
  • 世界シェア42.4%で運用ノウハウ情報が豊富
  • 企業サイト・LMS・多言語まで幅広く対応

デメリット

  • コア・テーマ・プラグイン更新の保守負担
  • 脆弱性・スパム・改ざん対策が自己責任
  • 初期設定にサーバー知識がある程度必要
  • プラグインの相性問題で不具合が起きやすい
  • 独自ドメインは別途年1,000〜3,000円が必要

👤 WordPressがおすすめな人

  • ブログ・アフィリエイトで長期SEO資産を築きたい人
  • 企業サイト・多言語メディアを本格運用したい人
  • プラグインで独自機能を柔軟に追加したい人
  • データを自分で持って他サービスにも移行できるようにしたい人
  • 月額固定費をなるべく抑えたい人

Wixを詳しく見る

2. Wix|保守レスで素早く公開できるSaaS型ビルダー

Wixは2006年にイスラエルで設立されたSaaS型ホームページビルダーで、2026年時点で全世界に2億人以上のユーザーがいます。アカウント登録から公開までクラウド内で完結し、900種類以上のテンプレートとWix ADI(AI Design Intelligence)による自動サイト作成に対応。サーバー保守・SSL・バックアップはすべてWix側が引き受ける「保守レス設計」が大きな特徴です。

無料プランでも公開は可能ですが、ユーザー名.wixsite.com/サイト名 のサブドメインになり、上部にWix広告が常時表示される制約があります。ビジネスや個人ブランド用途では、独自ドメイン初年度無料が付く有料プラン(Light 月1,300〜2,600円前後〜)からのスタートが現実的な選択肢です(独自ドメインは2年目以降は年1,500〜4,500円程度の更新料が別途発生します)。

Wix 公式サイトを見る

評価軸ごとの理由

  • 機能性○:ブログ・EC・予約フォーム・メンバー機能まで標準搭載、Wixアプリマーケットで250種前後の追加機能あり。基本機能は充実だがWordPressほどの拡張範囲はない
  • 使いやすさ◎:ドラッグ&ドロップ編集とWix ADIで、テンプレートを選ぶだけで数十分でサイト公開が完結。サーバー知識・HTML知識ゼロでも運用できる
  • コスパ○:有料Light月1,300〜2,600円前後〜・Core月2,300〜4,500円前後〜で、WordPressのレンタルサーバー代(月678円〜)より高い水準。ただし独自ドメイン初年度無料・保守込みで考えれば妥当
  • 拡張性△:Wix内エコシステム限定で、独自プラグインの追加や他CMSへの完全なエクスポートは難しい。将来的な移行が視野にある人は要注意
  • 安定性◎:保守・脆弱性対応・SSL・バックアップをすべてサービス側が引き受ける設計。ヘルプセンター・チケット・チャットのサポート体制も用意されており、当事者責任から解放される(日本語対応時間は営業時間帯が中心)

メリット

  • ドラッグ&ドロップ編集で数十分でサイト公開
  • Wix ADI(AI Design Intelligence)で自動サイト作成
  • 保守・SSL・バックアップをサービス側が代行
  • 有料プランで独自ドメイン初年度無料
  • EC・予約フォーム・メンバー機能が標準搭載
  • 900種以上のテンプレートから選べる

デメリット

  • 拡張性がWix内エコシステム限定で狭い
  • SEO細部設定はWordPressに劣る
  • 他CMS(WordPress等)への完全な移行が難しい
  • 無料プランはWix広告・独自ドメイン不可の制約
  • 月額固定費がWordPressのサーバー代より高い

👤 Wixがおすすめな人

  • サーバー保守や更新作業に時間を割きたくない人
  • ドラッグ&ドロップで直感的にサイトを作りたい人
  • ネットショップ・予約サイト・ポートフォリオを素早く公開したい人
  • 個人事業主・小規模ビジネスで名刺代わりのサイトを持ちたい人
  • HTML/CSS/PHPの知識をこれから覚える予定がない人

用途別:WordPressとWixどっちを選ぶか

WordPressとWixのどちらを選ぶかは、運営するサイトの性格と運用スタイルで変わります。

用途 おすすめ 理由
本格ブログ・アフィリエイト WordPress SEO細部設定・プラグイン拡張・独自テーマで長期SEO資産を築きやすい
法人メディア・企業サイト WordPress 多言語対応・独自機能追加・データ所有権で長期運用に強い
ネットショップ(小〜中規模) Wix Business以上で決済・在庫・配送が標準搭載、初期構築が速い
ポートフォリオ・作品紹介 Wix デザイン性の高いテンプレートから選ぶだけで公開できる
予約サイト・サロン・教室 Wix 予約カレンダー・メンバー機能・決済連動が標準搭載
保守に時間を割けない副業サイト Wix 更新・SSL・脆弱性対応が不要で運用負荷が軽い
サーバー知識を身につけたい人 WordPress 契約・設定・運用を通じてWeb技術全体を学べる
無料で試したいだけの人 Wix無料 Wix広告・独自ドメイン不可の制約はあるが、公開までは無料

WordPressで本格運用する場合、レンタルサーバー選びが体感速度と運用負荷を大きく左右します。詳しくは WordPressレンタルサーバーおすすめ6選【2026年版】エックスサーバーvsConoHa WING 比較【2026年版】 もあわせてご覧ください。

関連記事:


WordPressとWix乗り換えで気をつけること

WordPressからWix、あるいはWixからWordPressへの乗り換えを検討する人もいますが、両者はデータ構造とエコシステムが根本的に異なるため、安易な引っ越しは避けたほうが無難です。

  • WordPress→Wix:WordPressの標準エクスポート(XML)をWixが直接読み込むことはできません。記事本文はコピペで移せますが、カテゴリ・タグ・アイキャッチ画像・カスタムフィールドは手作業での再構築が必要です
  • Wix→WordPress:WixはHTML書き出しやブログRSSでの部分的な移行に対応していますが、テンプレート・アプリ・レイアウトの完全な移植はできません。デザインは新しく組み直す前提になります
  • URL構造が変わる:ドメイン移行時にパーマリンク構造が変わると、SEO評価とブックマーク・被リンクが切れます。301リダイレクトの設計は必須です
  • 独自ドメインは持ち出せる:ドメイン自体はレジストラで管理されているため、Wix有料プランで取得したドメインもWordPressへ持ち込めます。ただしDNS切り替え時は反映待ち時間(数時間〜48時間)が発生します
  • 両サービスの併用は非現実的:同じドメインで両方運用することはできません。サブドメイン・別ドメインで用途分けする形が一般的です

迷っているなら最初から3年使うつもりで1本に絞って決めるほうが、後から乗り換えるコストよりずっと安く済みます。


よくある質問

Q1. WordPressとWix、初心者にはどちらが向いていますか?

Wixです。アカウント登録からテンプレート選択・編集・公開までクラウド内で完結し、サーバー契約もHTML/CSS知識も不要です。数十分でサイト公開まで到達できるため、まず動くものを見たい初心者に向いています。WordPressも初心者で使えますが、レンタルサーバー契約・独自ドメイン取得・WordPressインストール・初期設定・テーマ選び・プラグイン導入と、公開までのステップが多い分、最初の学習コストがかかります。

Q2. 長期運用ではどちらがコスパが良いですか?

3年以上運用する前提ならWordPressのほうがコストが抑えられます。WordPress本体は無料で、レンタルサーバー代は月678〜1,500円程度(ConoHa WINGやエックスサーバー等)。独自ドメインもキャンペーンで無料になるケースが多く、実質サーバー代のみで運用できます。一方Wixは有料Lightで月1,300〜2,600円前後、Coreで月2,300〜4,500円前後が継続してかかります(プラン価格は改定と為替で幅があるため、契約前にWix公式で最新をご確認ください)。ただしWix側は保守・SSL・バックアップが料金に含まれているため、運用時間コストまで含めるとWixが安く感じる人もいます。

Q3. SEOに強いのはどちらですか?

WordPressです。SEO細部設定(メタタグ・構造化データ・パンくずリスト・XMLサイトマップ・robots.txt・カノニカルURL等)を専用プラグイン(Yoast SEO・All in One SEO等)で細かく調整でき、独自テーマでのCore Web Vitals最適化も自由度が高いです。Wixも基本的なSEO項目は設定できますが、細部の柔軟性ではWordPressに一歩譲ります。ただしWix側もここ数年でSEO機能を強化しており、個人ブログ・小規模サイトでは実用上の差は縮まっています。

Q4. ネットショップを作るならどちらが向いていますか?

小〜中規模ネットショップならWix、本格ECモール規模ならWordPress+WooCommerceが向いています。Wixは Business プラン(月2,700〜6,000円前後)で決済・在庫管理・配送設定・多言語対応が標準搭載され、初期構築が速いのが強みです。一方、商品数が数千点を超える・独自の決済フロー・会員別価格・ポイント制度など複雑な要件がある場合は、WordPress+WooCommerceで独自カスタマイズしたほうが柔軟に対応できます。

Q5. Wixで作ったサイトをあとでWordPressに移すことはできますか?

部分的には可能ですが、完全な移行はできません。Wixはブログ記事のRSSエクスポートに対応しており、記事本文と一部のメタ情報はWordPressに取り込めます。ただしテンプレート・レイアウト・Wixアプリで追加した機能はそのままでは移植できず、デザインは新規で組み直す前提になります。将来的に他サービスへの移行を視野に入れているなら、最初からWordPressで構築するほうが後々の乗り換えコストが軽くなります。

Q6. WordPress.comとWordPress.orgは何が違いますか?

WordPress.org(本記事で扱っている「WordPress」)はオープンソースのCMSで、自分でレンタルサーバーに設置して使うセルフホスト型です。WordPress.com は Automattic 社が提供するホスト型サービスで、Wixに近い形でクラウド完結できますが、無料プランは独自ドメイン不可・Wix同様の広告表示があり、有料プランに上げないと自由度が広がりません。「WordPress vs Wix」の文脈では通常、拡張性で優位なWordPress.orgをWordPressと呼びます。WordPress.comとの比較を見たい人は WordPressの代わりになるサービス7選 もあわせてご覧ください。


まとめ:WordPressとWix、自由度で選ぶか保守レスで選ぶか

WordPressとWixは、どちらもホームページ作成の代表的な選択肢で、基本機能では大きな差はありません。明確に違うのは「自由度と拡張性をとるか、保守レスと初期の速さをとるか」という設計思想の部分です。WordPressはレンタルサーバー代(月678円〜)だけで月額コストは抑えられますが、更新・脆弱性対応の保守が自己責任になります。Wixは有料プラン(月1,300〜2,600円前後〜)と月額固定費はやや高めですが、保守負担がなく数十分でサイト公開まで到達できます。

迷ったら以下の基準で選んでください。

  • 自由度・拡張性・SEO重視/長期ブログ運用 → WordPress
  • 保守レス・素早い公開・ネットショップ/ポートフォリオ → Wix

サイト運用は数年単位で続くものなので、最初の1本を「3年使う前提」で決めるのが現実解です。月額数百円の差より、自分の運用スタイル(自分で保守できるか、保守レスがいいか)を優先しましょう。

WordPressで始める場合はレンタルサーバー選びから、Wixで始める場合はプランと独自ドメインの選び方から、それぞれ具体的なステップに進めます。次に読む記事:

※ 2026年8月時点の料金・機能情報です。Wixのプラン内容は地域設定や為替で変動するため、最新条件は各公式サイトでご確認ください。

カワリソフト編集部

この記事を書いた人

カワリソフト編集部

有料ソフトの代わりになる無料・格安の代替ソフトを、公式情報とスペック比較に基づいて客観的に紹介する辞典サイト「カワリソフト」の編集チーム。サブスク疲れの個人ユーザーに向けて、月額制ソフトの見直しを支援します。

  • 編集方針 公式情報ベースの客観比較/デメリットも正直に記載