タイムラインを開いても、フォローしていない人の投稿ばかり流れてくる。知り合いが別のSNSに移ったらしいけれど、どこに行ったのか分からない。短文を投げて誰かと話す場所として、別の選択肢を見ておきたい——そう思って「Xの代わり」を調べ始めると、名前は出てくるのに「結局どれを選べばいいのか」が見えてきません。

この記事では、短文投稿型のSNSとして日本語で使える5つを、投稿でできること・始めるまでの手間・無料のままどこまで使えるか・外とのつながり・使い続けられる見込みの5軸で採点しました。料金・機能はすべて2026年10月6日時点の各公式サイト、公式ヘルプ、公式の開発者向け資料で確かめたものです。

先に結論

  • メールアドレスだけで今日から始められて、広告が入らないのはBluesky。1投稿300文字で、ホームのタイムラインは時系列
  • 投稿でできることがそろっているのはMastodon・Threads・Misskey.io・mixi2の4つ。アンケート・引用投稿・非公開メッセージが全部ある(Blueskyだけアンケートが公式資料に見当たらない)
  • 人が多い場所で話したいならThreads(Metaが2026年6月に月間アクティブ5億人と発表)。ただしInstagramアカウントが必須で、ホームフィードには広告が入る
  • Xの過去の投稿を持ち込めるのはmixi2だけ。ただし完全招待制で、知り合いから招待リンクをもらわないと登録できない
  • 仲間内だけの閉じた場所が目的なら、既存のSNSに入るより自分のSNSサーバーを持つほうが近い。番外編で扱います

Xの代わりを探すとき、引っかかる3つのこと

「無料の短文SNS」とまとめられがちですが、実際に触ると差が出るのは次の3点です。

① 無料で使えても、1投稿の長さと使える機能がまるで違う

1投稿の上限は、公式に確認できた範囲でBlueskyが300文字、Mastodon(mastodon.social)とThreadsが500文字、Misskey.ioが3,000文字でした。アンケート(投票)機能も、持っているサービスと持っていないサービスがあります。「どれも似たようなもの」ではありません。

② 始めるまでの手間がそろっていない

メールアドレスだけで登録できるもの、ほかのサービスのアカウントが要るもの、知り合いからの招待が要るもの、そしてどのサーバーに登録するかを自分で決めるものがあります。ここでつまずくと、そもそも始められません。

③ Xの知り合いをそのまま連れていく仕組みは、ほとんどない

5つのうち、Xのデータを取り込める機能を公式に用意しているのはmixi2だけです。それも持ち込めるのは過去のポストで、フォロー関係がそのまま再現されるわけではありません。どのサービスを選んでも、つながり直す作業は必要になります。

この記事では、Xそのものの仕様(文字数や有料プランの内容)は比較に入れていません。X公式のヘルプページが2026年10月6日時点で閲覧できず、一次情報として引用できなかったためです。移る先どうしの比較に絞っています。

Xの代わりになるSNS5つの早見表

サービス1投稿の文字数始め方広告総合
Bluesky300文字メールだけなし◎
Mastodon500文字サーバーを選ぶなし◎
Threads500文字Instagram必須あり○
Misskey.io3,000文字サーバーを選ぶあり○
mixi2公式に記載なし招待が必要記載なし△

※ 2026年10月6日時点の公式情報です。上から総合評価の順に並べています。

※ 文字数は、Blueskyは公式の投稿仕様、Mastodonはmastodon.socialの公式API、ThreadsはThreads APIの公式資料、Misskey.ioは公式APIで確認した値です。

※ Mastodonの500文字とMisskey.ioの3,000文字はサーバーごとの設定で、ほかのサーバーでは違う値になります。

※ 「広告」は、無料で使っているときにタイムラインに広告が入るかどうかです。mixi2は公式に広告掲載の案内が見当たりませんでした。

※ 5つとも無料で使えます。有料の選択肢がある場合は各節に書いています。

5つの採点結果

サービス 機能性 使いやすさ コスパ 拡張性 安定性 点数 総合
1. Bluesky ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 9 ◎
2. Mastodon ◎ ○ ◎ ◎ ◎ 9 ◎
3. Threads ◎ ○ ○ ○ ◎ 7 ○
4. Misskey.io ◎ △ ○ ◎ ◎ 7 ○
5. mixi2 ◎ ○ ○ × ○ 4 △

点数は◎を2点、○を1点、△を0点、×をマイナス1点として5軸を合計したものです。総合評価は9点以上が◎、6〜8点が○、5点以下が△としています。

同点になった組は、この記事の主軸である「使いやすさ」=今日から自分だけで始められるかで上下を決めました。Xの代わりを探している人がまず越えるのは、機能の多さより登録の壁だからです。

1位 Bluesky:2位のMastodonと同じ9点で、主軸の使いやすさで分かれました。Blueskyは登録先を選ぶ必要がなく、メールアドレスだけで進めます。Mastodonは公式サイトの時点で「mastodon.socialに登録」と「ほかのサーバーを探す」の二択が出るため、最初に決めることが1つ増えます。

2位 Mastodon:3位のThreadsとは9点対7点で、コスパと拡張性の2軸で差がつきました。Mastodonは公式サイトが「広告を表示したり、プロフィールを紹介したりすることはありません」と明記していて、無料のまま広告が入りません。また、オープンソースなので自分のサーバーで運用できます。Threadsはホームフィードに広告が入り、自分のサーバーで動かすことはできません。

3位 Threads:4位のMisskey.ioと同じ7点で、主軸の使いやすさで分かれました。ThreadsはInstagramアカウントが必須という条件が1つ付くものの、登録先を選ぶ必要はなく、公式のスマホアプリとブラウザ版がそろっています。Misskey.ioはサーバーを選ぶ仕組みであることに加えて、公式のスマホアプリが用意されていません(公式クライアントはブラウザで動くMisskey Webのみ)。

4位 Misskey.io:5位のmixi2とは7点対4点で、拡張性と安定性で差がつきました。Misskey.ioはActivityPubで3万を超えるサーバーとつながり、公式APIも公開されています。mixi2はほかのSNSとの相互のやりとりも、外部向けAPIの案内も公式に確認できませんでした。安定性では、mixi2が2024年12月開始でまだ3年に届いていません。

5位 mixi2:投稿でできること自体は5つの中でも多く、機能性は◎です。順位が最後になるのは拡張性×と、サービスの歴史の浅さです。「Xの過去ポストを持ち込みたい」「知り合いだけの静かな場所がいい」という目的なら、順位より用途別の表を見てください。

採点の基準

MastodonとMisskeyは「ソフトウェア」で、読者はどのサーバーに登録するかを選びます。採点を比べられる形にするため、Mastodonは開発元が運営するmastodon.social、Misskeyは最大の日本語サーバーであるMisskey.ioを前提にしました。どちらもサーバーを選ぶ仕組みそのものは同じなので、使いやすさの該当項目は両方とも満たさない扱いでそろえています。

  • 機能性:Xでやっていた投稿のやり方がどこまで再現できるか。「①アプリを開いたときに出るタイムラインを自分で選べる ②画像と動画の両方を投稿できる ③引用して投稿できる ④1対1の非公開メッセージを送れる ⑤アンケート(投票)を作れる」の5項目を、公式の情報で確認できた数で数える。5つ=◎、4つ=○、3つ=△、2つ以下=×
  • 使いやすさ:始めるまでの手間。「①招待コードやほかのサービスのアカウントなしで登録できる ②登録先(サーバー)を自分で選ばなくてよい ③公式のスマホアプリとブラウザ版の両方がある ④公式の対応言語に日本語がある」の4項目。4つ=◎、3つ=○、2つ=△、1つ以下=×
  • コスパ:5つとも無料で使えるので、差が付くのは無料のままの状態。公式が「無料のまま広告を出さない」方針を示している=◎/無料で使えるが広告が入ることが公式に確認できる、または広告の有無が公式で確認できない=○
  • 拡張性:外とのつながりの広さ。「①ほかのサービスやほかのサーバーのアカウントと相互にやりとりできる ②公式に外部向けAPIが公開されている ③自分のドメインや自分のサーバーで使える」の3項目。3つ=◎、2つ=○、1つ=△、0=×
  • 安定性:これからも使い続けられるか。「①運営主体が法人(非営利法人を含む)で、公式サイトに運営者情報がある ②サービス開始から3年以上たっている ③2026年に入ってからの公式のお知らせ・更新が確認できる」の3項目。3つ=◎、2つ=○、1つ以下=△

登録先を自分で選ぶ手間(使いやすさ②)と、自分のサーバーで運用できること(拡張性③)は、別の事実として数えています。 前者は始めるときの手間、後者は後から引っ越せるかどうかで、同じ性質のものを二度数えてはいません。

利用者の数は順位に使っていません。 Threadsは月間アクティブ、Blueskyは全体の利用者、Misskey.ioはそのサーバーの登録者、Mastodonはサーバーごとの月間アクティブと、公表の仕方がそろっておらず、同じ物差しで比べられないためです。mixi2は公式が人数を公表していません。数字は各節で出どころを添えて別に示します。

障害の有無も順位に使っていません。 障害を知らせる場所が、公式ブログ・サービス内のお知らせ・外部のステータスページと分かれていて、5つで同じ条件に並べられませんでした。公式に確認できた内容は各節に書いています。

詳細比較:投稿でできること

サービス 既定のタイムライン 画像・動画 引用投稿 非公開メッセージ アンケート 絵文字リアクション
Bluesky 時系列(フィードを選べる) ○ ○ ○ 公式に見当たらない 投稿へは不可(DM内のみ)
Mastodon 時系列 ○ ○ ○ ○ 公式に見当たらない
Threads 既定のフィードを選べる ○ ○ ○ ○ 公式に見当たらない
Misskey.io 時系列 ○ ○ ○ ○ ○
mixi2 時系列 ○ ○ ○ ○ ○

※ 「公式に見当たらない」は、2026年10月6日時点で各サービスの公式資料・公式ヘルプを確認した結果です。「機能が存在しない」と断定するものではありません。
※ Blueskyの絵文字リアクションは、公式の仕様にダイレクトメッセージ用の項目だけがあり、タイムラインの投稿に対しては「いいね」のみです。
※ 非公開メッセージは、Mastodonでは「ダイレクト」、Misskey.ioでは相手を指定した公開範囲のノート、mixi2では「メッセージ」という名前です。

5つのサービスの特徴

1. Bluesky|メールアドレスだけで始まり、広告が入らない

Blueskyは、AT Protocolという公開された仕組みの上で動く短文SNSです。運営はアメリカのBluesky Social PBC。公式サイトから登録でき、App Store・Google Play・ブラウザのどこからでも使えます。アプリの表示言語には日本語が用意されていて、公式ブログにも日本語の記事が出ています。

1投稿は300文字です。これは公式が公開している投稿の仕様(app.bsky.feed.post)に「maxGraphemes: 300」と書かれている値で、絵文字などを1文字として数えます。添付できるのは画像・動画・ギャラリー・外部リンク・ほかの投稿の引用です。

ホームのタイムラインについて、公式の仕様書は「逆時系列のフィード」と説明しています。そのうえで、公式サイトは「自分のタイムライン、自分の選択」として、友だちの輪だけを見る、最新のニュースを追う、好みを学ぶアルゴリズムで探す、といったカスタムフィードを切り替えられることを前面に出しています。モデレーションリストやコンテンツフィルターで、流れてくるものを自分で絞り込めます。

お金の面は、2026年3月19日の公式ブログに「Blueskyはこれからもずっと無料で使える」とあり、動画の画質やプロフィールの装飾といった部分で任意のサブスクリプションを開発中と書かれています。2023年7月の公式ブログでは「従来の広告以外の収益化の道を探ってきた」とされ、最初の有料サービスはドメインの販売でした。独自ドメインを自分のハンドル(@以降)にする手順も公式が公開しています。

規模は、同じ2026年3月の公式ブログで全世界の利用者が4,300万人を超えたとされています。AT Protocolの上では毎週1,000を超えるアプリが使われ、公開レコードは約200億件という記載もありました。

気をつけたい点もあります。ひとつはアンケート(投票)機能が公式の仕様一覧にも公式ブログにも見当たらないこと。もうひとつは、2026年4月15日から20日にかけて、DDoS攻撃による断続的な障害を公式ブログが4回にわたって告知したことです。告知にはフィード・通知・スレッド・検索に影響が出たこと、非公開の利用者データへの不正アクセスの証拠は確認していないことが書かれていました。

モデレーションの体制は公開されています。2026年1月29日に出た2025年分の透明性レポートには、24時間365日の監視を続け、997万件の通報を確認し、1,649万件のラベルを付け、245万件の違反コンテンツを削除したと記載があります。

  • 機能性○:既定が時系列・画像と動画・引用・非公開メッセージの4つは確認できたが、アンケートが公式に見当たらない
  • 使いやすさ◎:招待もほかのサービスのアカウントも不要、登録先を選ぶ必要がない、公式アプリとブラウザの両方、日本語対応の4項目すべて
  • コスパ◎:公式ブログが「ずっと無料で使える」と明記し、収益化も広告以外の道を公表している
  • 拡張性◎:同じアカウントでAT Protocol上のほかのアプリを使える、公式に仕様とAPIが公開、独自ドメインをハンドルにできる
  • 安定性◎:運営法人の情報が公式サイトにあり、公式ブログの節目の投稿は2023年から、2026年も更新が続いている

メリット

  • メールアドレスだけで登録でき、サーバーを選ぶ必要がない
  • ホームのタイムラインが逆時系列で、カスタムフィードに切り替えられる
  • 無料のまま広告が入らず、公式が「ずっと無料で使える」と明記している
  • 独自ドメインを自分のハンドルにできる
  • 通報件数やラベル付与の実績を透明性レポートで公開している

デメリット

  • アンケート(投票)機能が公式資料に見当たらない
  • 1投稿300文字で、5つの中では短いほう
  • 2026年4月にDDoS攻撃で断続的な障害が発生した(公式が告知)
  • 投稿への反応は「いいね」だけで、絵文字リアクションは使えない
今日から始めやすいか ★★★★★

こんな人におすすめ

  • とりあえず1つ試したい人(登録でつまずく要素がいちばん少ない)
  • タイムラインに広告が入らない場所で話したい人
  • フォロー中の投稿を時系列で読みたい人

2. Mastodon|広告なしを公式が明言し、自分のサーバーも持てる

Mastodonは、2016年にEugen Rochkoが始めたオープンソースのSNSソフトウェアです。公式サイトによると最初の公開は2016年10月。2021年にドイツの非営利LLCであるgGmbHとして法人化しましたが、ドイツがソフトウェアプロジェクトを非営利の対象から外したため資格を失い、2025年から新しい財団への移行とコミュニティによる運営の導入を進めていると公式のAboutページに書かれています。

公式サイト(日本語)は「売り物ではないソーシャルネットワークサービス」を掲げ、「広告を表示したり、プロフィールを紹介したりすることはありません」「時間を無駄にするアルゴリズムや広告はありません」と明記しています。投稿は時系列で届きます。

この記事では、開発元が運営するmastodon.socialを前提に採点しました。2026年10月6日に公式APIで確認した内容は次のとおりです。

項目 mastodon.social mstdn.jp fedibird.com
バージョン 4.8.0-nightly 4.7.3 4.2.13
1投稿の文字数 500 500 560
添付できる数 4 4 20
月間アクティブ 268,067 10,075 6,848
新規登録 承認なし 承認制 停止中

※ mastodon.socialのバージョンは2026年10月6日取得時点の開発版(4.8.0-nightly.2026-10-06)です。
※ URLは何文字でも23文字として数えられます(3サーバー共通)。mastodon.socialの最低年齢は16歳と公式APIに記載があります。
※ fedibird.comは新規登録を停止中です(月間アクティブは既存の利用者の数)。

引用投稿は公式のAPIドキュメントに項目があり、誰が自分の投稿を引用できるかを設定できるようになっています(全員/フォロワーと自分/自分だけ)。アンケートはmastodon.socialで選択肢4つ・1つ50文字まで、受付は最短5分から最長約1か月まで。1対1のやりとりは「ダイレクト」という公開範囲で行います。投稿の編集も公式APIに用意されています。

一方で、絵文字リアクションは公式APIの投稿のメソッドに見当たらず、お気に入り(★)だけでした。Fedibirdのような一部のサーバーは独自に追加していますが、Mastodon本体の機能としては確認できませんでした。

アプリは、公式サイトが「Mastodonを始めるいちばんの方法は公式のiOS・Androidアプリ」と案内しています。ブラウザからも使え、ホーム画面に追加すればアプリのように動きます。公式APIが文書化されていて、サードパーティのアプリも数十本並んでいます。

注意したいのはサーバー選びです。公式サイトには「mastodon.socialに登録」と「ほかのサーバーを探す」が並び、どちらに進むかを最初に決めることになります。しかも上の表のとおり、日本のサーバーでも承認が必要なところや、新規登録を止めているところがあります。「どこに登録するか」を自分で判断する手間は、Blueskyやmixi2にはないものです。

  • 機能性◎:時系列のタイムライン・画像と動画・引用投稿・ダイレクト・アンケートの5つすべてを公式資料で確認できた
  • 使いやすさ○:招待もほかのアカウントも不要で、公式アプリと日本語もそろうが、登録先のサーバーを自分で選ぶ
  • コスパ◎:公式サイトが広告を出さないことを明記している。非営利として運営されている
  • 拡張性◎:ActivityPubでほかのサーバーとつながり、公式APIが公開され、自分のサーバーでも運用できる
  • 安定性◎:運営者情報が公式サイトにあり、2016年開始で10年、2026年もバージョンの更新が続いている

メリット

  • 「広告を表示しない」ことを公式サイトが明記している
  • 投稿でできることが5項目すべてそろっている
  • 引用されたくないときは引用できる相手を制限できる
  • 公式のiOS・Androidアプリがある
  • オープンソースなので、自分のサーバーに引っ越せる

デメリット

  • 最初にどのサーバーに登録するかを自分で決めなければならない
  • 日本語のサーバーは承認制だったり、新規登録を止めていたりする
  • 絵文字リアクションは本体の機能として確認できない
  • 文字数や添付できる数がサーバーごとに違うので、調べ直す必要がある
今日から始めやすいか ★★★☆☆

こんな人におすすめ

  • 広告が1つも入らない場所で話したい人
  • 将来は自分のサーバーに移すことも考えたい人
  • 引用のされ方まで自分で決めたい人

3. Threads|人がいちばん多く、日本語のコミュニティも動いている

ThreadsはMetaが2023年7月5日に公開した短文SNSです。2026年6月のMeta公式ニュースルームは、月間アクティブ利用者が5億人に達したと発表しています。今回の5つの中では、人の多さが際立っています。

1投稿は500文字です。これはThreadsの公式開発者資料に「テキストの投稿は500文字まで」と書かれている値で、絵文字はUTF-8のバイト数で数えられるという注記も付いています。画像・動画(公開時の発表では5分まで)を添付でき、引用投稿も公式資料に項目があります。

アンケートも公式の開発者資料にあり、選択肢は2〜4個、各1〜25文字です。1対1のメッセージは2025年7月に始まり、2025年10月にグループチャット(自分をフォローしている人を最大50人まで追加)とEUへの提供が追加されました。2025年9月からは、フォローしていない相手にも送れるようになり、届いたものは「メッセージリクエスト」に振り分けられます。

フィードは、2025年3月のMeta公式ニュースルームに「フィードの並び順を自分で決められる。アプリを開いたときに出るフィードを既定にできる」と書かれています。2026年2月に始まった「Dear Algo」と、2026年6月の「Your Algo」でフィードの内容を調整できますが、Your Algoの提供開始地域はアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドで、日本は含まれていません(2026年6月の発表時点)。

日本に関係が深い動きもあります。2026年6月の発表で、Threadsの「コミュニティ」機能がベータを終了し、日本・韓国・台湾で現地語のタグに対応しました。コミュニティを見つけやすくするハブや、コミュニティごとのアイコンも同時に追加されています。

弱いのは3点です。ひとつは、Instagramアカウントが必須なこと。ブラウザのログイン画面も「Instagramアカウントでログイン」だけで、Threads単体で新規に登録する入口は見当たりませんでした。もうひとつは広告です。Meta for Businessの公式ページには「Meta広告マネージャでキャンペーンを実施すると、デフォルトでThreads広告がオンになり、広告はThreadsフィードの配置に表示されます」とあります。最後に、Metaのサービスなので自分のサーバーで動かすことはできません。フェディバースへの共有(ベータ)は公式開発者資料に記載があり、2024年8月28日以降は共有を有効にした利用者の投稿がフェディバースにも届くようになっています。

  • 機能性◎:既定のフィードを選べる・画像と動画・引用投稿・メッセージ・アンケートの5つすべてを公式資料で確認できた
  • 使いやすさ○:登録先を選ぶ必要はなく公式アプリとブラウザ版も日本語もそろうが、Instagramアカウントが必須
  • コスパ○:無料で使えるが、ホームフィードに広告が入ることをMetaの公式ページが説明している
  • 拡張性○:フェディバースへの共有と公式APIはあるが、自分のサーバーでは使えない
  • 安定性◎:運営はMeta、2023年7月開始で3年以上、2026年6月にも公式の発表がある

メリット

  • 月間アクティブ5億人で、人の多さが5つの中で際立つ
  • 投稿でできることが5項目すべてそろっている
  • 日本語のタグに対応したコミュニティが正式機能になった
  • Instagramを使っているなら、登録の手間が実質ゼロ

デメリット

  • Instagramアカウントがないと始められない
  • ホームフィードに広告が入る
  • 自分のサーバーで動かすことはできない
  • フィードを細かく調整する「Your Algo」は、2026年6月の発表時点で日本が対象外
今日から始めやすいか ★★★★☆

こんな人におすすめ

  • すでにInstagramを使っている人
  • 人の多い場所で反応がほしい人
  • 趣味のコミュニティから入りたい人

4. Misskey.io|3,000文字と絵文字リアクション。日本語の作りこみが濃い

Misskeyは2014年から開発が続くオープンソースのSNS作成ソフトウェアで、公式サイトは2026年10月時点でv2026.10.0を最新版として案内しています。公式サイトには「MisskeyはWebサービスそのものではなく、マイクロブログサービスを作るための基盤となるソフトウェアです」という注記があり、WordPressと同じ立ち位置だと説明されています。

実際に使うのはサーバーで、最大の日本語サーバーがMisskey.io(運営:株式会社MisskeyHQ)です。2026年10月6日に公式APIで確認した数字は次のとおりです。

  • 1投稿の文字数上限:3,000文字(5つの中でもっとも長い)
  • このサーバーの登録者:745,016人/このサーバー発のノート:1億7,869万件
  • つながっているサーバー:36,217
  • ファイル置き場(ドライブ):10GB/1ファイル最大500MB
  • 対応言語:日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語
  • 登録にはメールアドレスが必須。公式の説明に「VPNや捨てメアドを利用しての登録は出来ません」と明記

Misskeyの持ち味はリアクションです。「いいね」ではなく、サーバーのカスタム絵文字を含めた好きな絵文字で投稿に反応できます。ほかにも、共通のテーマで集まる「チャンネル」、特定の言葉を含む投稿だけを集める「アンテナ」、利用者ごとに権限を変えられる「ロール」などが標準で用意されています。投稿(ノート)は引用でき、画像・動画・音声の添付とアンケートにも対応します。1対1のやりとりは、相手を指定した公開範囲のノートで行います。タイムラインについて公式ドキュメントは「タイムラインは、ノートが時系列で表示される機能です」と説明し、ホーム・ローカル・ソーシャル・グローバルの4種類があります。

使いやすさで引かれるのは2点です。まず、公式のスマホアプリがありません。公式サイトは「Misskeyプロジェクトではネイティブアプリを開発していません」と明言しており、唯一の公式クライアントはブラウザで動くMisskey Webです(ホーム画面に追加すればアプリのように動きます)。有志が作る非公式アプリは多数ありますが、公式サイト自身が「最新の機能への対応が遅れることもある」としてMisskey Webを推しています。もう一点は、Mastodonと同じくどのサーバーに登録するかを選ぶ仕組みだということです。

無料で使えますが、広告が入ります。公式APIを見ると広告の枠が6件設定されていて、無料の既定の状態では広告を消す権限がありません。サーバーのお知らせにも2026年8月8日に「広告スペースを割引提供中!」という案内が出ており、広告はこのサーバーの収入源のひとつです。障害については、2026年6月1日に「サービス障害のお知らせ」が出ています。なお、Misskey.ioが動かしているのは独自に手を入れた版(2025.4.1-io.12b)で、Misskey本体の最新版とは番号が違います。

  • 機能性◎:時系列のタイムライン・画像と動画・引用・相手を指定した非公開ノート・アンケートの5つすべてを確認できた
  • 使いやすさ△:日本語で登録できるが、サーバーを選ぶ仕組みであり、公式のスマホアプリがない
  • コスパ○:無料で使えるが広告が入り、無料の既定では消せない(公式APIで確認)
  • 拡張性◎:ActivityPubで36,217のサーバーとつながり、公式APIが公開され、自分のサーバーも作れる
  • 安定性◎:運営法人が公式に示され、サーバーのお知らせは2021年から、2026年も更新が続いている

メリット

  • 1投稿3,000文字で、長めの話を切らずに書ける
  • 絵文字リアクションとカスタム絵文字で、反応の幅が広い
  • 日本の会社が運営していて、画面も説明も日本語が前提
  • チャンネル・アンテナ・ロールなど、標準の機能が多い
  • 気に入れば自分のMisskeyサーバーを立てて引っ越せる

デメリット

  • 公式のスマホアプリがなく、ブラウザ版(Misskey Web)を使う
  • 無料のままでは広告を消せない
  • VPNや使い捨てのメールアドレスでは登録できない
  • 2026年6月1日にサービス障害のお知らせが出ている
  • どのサーバーに登録するかを自分で決める必要がある
今日から始めやすいか ★★☆☆☆

こんな人におすすめ

  • 絵文字で気軽に反応し合う空気が好きな人
  • 長文を1投稿に収めたい人
  • 日本語のサービスで、日本の運営に問い合わせられるほうが安心な人

5. mixi2|Xの過去ポストを持ち込める唯一の選択肢。ただし招待が必要

mixi2は、株式会社MIXIが2024年12月に始めた短文SNSです。公式ヘルプは特徴を4点挙げていて、既定のタイムラインはフォローした人の投稿が時系列に並ぶこと(XやThreadsのおすすめ表示との違いとして説明されています)、文字を跳ねさせたり大きくしたりするエモテキと絵文字のリアクション、mixiでおなじみのコミュニティ・イベント、そして完全招待制であることが書かれています。

この記事の5つの中で、mixi2だけが持っている機能があります。Xの過去ポストのインポートです。公式ヘルプ(2026年10月5日更新)によると、Xからダウンロードしたアーカイブ(.zipファイル)をアップロードすると、過去の投稿がmixi2に取り込まれます。条件は次のとおりです。

  • 利用できるのは1アカウントにつき1回のみ(インポート中の失敗は回数に含まれない)
  • リプライとリポストはインポートされない
  • 取り込んだ投稿はフォロワーのタイムラインには出ず、Xで投稿した日時のまま自分のプロフィールとカレンダーに表示される
  • 投稿の詳細には「Xからインポート」と表示される
  • アップロードできるのは自分のXアカウントから取得したアーカイブのみ
  • ファイルが大きいことがあるため、公式はパソコンでの操作をすすめている

投稿まわりの機能もそろっています。投票は選択肢2〜4個・各25文字以内で、受付期間は3時間・24時間・3日・7日から選べます(画像や動画と同時には付けられません)。メッセージは1度に最大1,000文字、画像・動画をあわせて4枚まで、動画は60秒以内・最大300MBです。ポストの日時指定、投稿後の編集、下書きの保存にも対応しています。

最大の壁は完全招待制です。公式ヘルプは「mixi2を初めて利用するためには、既にmixi2を利用している友人や知人から招待リンクを受け取る必要があります」と明記しています。招待リンクの使用回数に制限はないので、1人の知り合いがいれば入れますが、誰もいなければ始められません。あわせて18歳未満は利用できません。推奨環境はアプリ版がiOS 17.0以上/Android 10.0以上、ブラウザ版はGoogle Chromeの最新版で、新規登録はアプリからになります。

拡張性は5つの中でもっとも低くなりました。ほかのSNSやほかのサーバーと相互にやりとりする仕組みも、外部向けAPIの公式な案内も、2026年10月6日時点では確認できませんでした。安定性は、運営がMIXIで公式サイトに会社情報があり、2026年10月5日にもヘルプが更新されていますが、サービス開始が2024年12月でまだ3年に届いていません。

  • 機能性◎:時系列のタイムライン・画像と動画・引用ポスト・メッセージ・投票の5つすべてを公式ヘルプで確認できた
  • 使いやすさ○:日本語で、アプリとブラウザ版の両方があり、サーバーも選ばないが、完全招待制で誰かの招待が要る
  • コスパ○:無料で使えるが、広告掲載の案内が公式に見当たらず、広告の有無を確認できなかった
  • 拡張性×:ほかのサービスとの相互のやりとり、公式API、自分のサーバーでの運用のどれも確認できなかった
  • 安定性○:運営法人の情報があり2026年も更新が続くが、2024年12月開始で3年に届いていない

メリット

  • Xの過去ポストをアーカイブから取り込める(5つの中で唯一)
  • 既定のタイムラインがフォロー中の時系列だと公式が明言している
  • エモテキとリアクションで、短い投稿にも表情が付く
  • コミュニティとイベントで、趣味の集まりを作りやすい
  • 投稿の編集と日時指定ができる

デメリット

  • 完全招待制で、知り合いの招待リンクがないと登録できない
  • 18歳未満は利用できない
  • ほかのSNSとつながる仕組みがなく、外部向けAPIの案内も見当たらない
  • 1ポストの文字数上限が公式ヘルプに書かれていない
  • 2024年12月に始まったばかりで、実績の面はこれから
今日から始めやすいか ★★☆☆☆

こんな人におすすめ

  • Xの過去の投稿を手元に残したまま移りたい人
  • すでにmixi2を使っている知り合いがいる人
  • おすすめ表示に疲れて、知り合いの投稿だけ読みたい人

番外編:自分だけのSNSを持つという選び方(XServer SNS)

ここまでの5つは、すでにある場所に入っていく選び方です。でも「仲間内だけで静かに話したい」「広告も知らない人も入ってこない場所がいい」が目的なら、自分のSNSサーバーを持つほうが近いことがあります。MastodonとMisskeyはオープンソースなので、本来それができます。

ただ、サーバーを借りてソフトを入れ、ドメインとSSL証明書を用意し、更新を続ける作業は軽くありません。そこを代わりにやってくれるのが、エックスサーバーのXServer SNSです。これは有料のサービスなので、無料で比べた上の5つとは別枠として扱います。

公式サイトによると、Misskey・Mastodon・Blueskyの3つに対応し、申し込むだけでサーバーが自動で構築されます。管理やメンテナンスは同社が行い、独自ドメインを設定できるほか、持っていなくても「(自分で決めた名前).xsns.jp」という初期ドメインを無料で使えます。SSL暗号化通信に標準対応し、証明書の導入と更新も自動です。

料金は、いちばん小さいおひとりさまプラン(目安1人・身内向け)が月額990円(1ヶ月契約)/940円(3ヶ月契約)/891円(12ヶ月契約)で、NVMe SSDは100GB、初期費用は無料です。30人程度までのスタータープランは月額2,410円/2,290円/2,180円で200GB。ストレージは50GBごとに月額495円から、最大200GBまで増やせます。サポートは電話が平日10〜18時、メールは24時間365日受付、チャットは平日10〜18時です。

  • 向いている人:家族・サークル・社内など、相手が決まっている集まりで使いたい人。おすすめ表示も広告も入らない場所を作りたい人
  • 向いていない人:知らない人とのつながりを広げたい人(それなら上の5つを無料で使うほうが早い)。管理する気がない人
XServer SNS 公式サイトを見る

※ 料金は2026年10月6日時点の公式サイトの表示価格です。最新はXServer SNSの公式サイトでご確認ください。

用途別おすすめまとめ

やりたいこと おすすめ 理由
まず1つ試したい Bluesky メールアドレスだけで登録でき、サーバーを選ぶ必要がない
広告のない場所で話したい Bluesky 公式が「ずっと無料で使える」と明記し、収益化は広告以外の道を公表している
広告のない場所で、自分のサーバーも視野に入れたい Mastodon 公式が広告を出さないと明記し、オープンソースで移行できる
引用のされ方まで決めたい Mastodon 引用できる相手を全員/フォロワー/自分だけから選べる
人の多い場所で反応がほしい Threads Metaが2026年6月に月間アクティブ5億人と発表している
趣味の集まりから入りたい Threads コミュニティが正式機能になり、日本語のタグに対応した
長い文章を1投稿で出したい Misskey.io 1投稿3,000文字で、5つの中でもっとも長い
絵文字で気軽に反応したい Misskey.io カスタム絵文字を含むリアクションが標準機能
Xの過去の投稿を持ち込みたい mixi2 Xのアーカイブから過去ポストを取り込める(5つの中で唯一)
仲間内だけの閉じた場所がほしい XServer SNS(有料) Misskey・Mastodon・Blueskyのサーバーを月額891円から任せられる

Xから移るときに気をつけること

  • mixi2に移るなら、アーカイブの取得から先に動く:mixi2のヘルプは、Xからアーカイブ(.zipファイル)をダウンロードする手順をX側の説明ページに案内しています。ファイルが大きくなることがあるため、公式もパソコンでの操作をすすめています。インポートは1アカウントにつき1回だけなので、取り込むのは中身を確かめてからにしてください
  • 同じ名前を取れるとは限らない:ハンドルやIDは早い者勝ちです。Blueskyは独自ドメインを自分のハンドルにできるので、ドメインを持っている人は名前の衝突を避けられます
  • MastodonとMisskeyはサーバーの条件を先に読む:同じソフトでも、文字数も添付できる数も登録の条件もサーバーごとに違います。この記事で確かめた3つのMastodonサーバーだけでも、500文字と560文字、承認なしと承認制、新規登録を止めているところが混ざっていました。登録前にそのサーバーのルールと規模を見てください
  • フォロー関係は自分で作り直す:5つのうち、Xのフォロー関係をそのまま持ち込める機能はどれにも確認できませんでした。mixi2のインポートも対象は過去のポストで、リプライとリポストは入りません。知り合いを探す作業は必要になります
  • 1つに絞らず、しばらく両方置いておく:紹介した5つはどれも無料なので、移りきる前に並行して使う期間を作れます。人が集まっている場所は時期で動きます
  • 公開範囲の初期設定を確認する:Blueskyは公式ブログで「投稿といいね、ブロックは公開される」と説明しています。MastodonとMisskey.ioには投稿ごとの公開範囲があり、mixi2には「プロフィールのみにポスト」という投稿先があります。最初の1投稿の前に、自分の既定がどうなっているか見ておくと安心です

よくある質問

Q. 5つとも本当に無料で使えますか?

はい、5つとも無料のアカウントで投稿・閲覧できます。差が出るのは無料のままの状態で、Misskey.ioは広告が表示され無料の既定では消せません。Threadsもホームフィードに広告が入ります。BlueskyとMastodonは広告が入らないことを公式が示しています。mixi2は公式に広告掲載の案内が見当たりませんでした。

Q. どれが「いちばんXに近い」ですか?

投稿でできることの数だけで見ると、Mastodon・Threads・Misskey.io・mixi2が5項目すべてそろっています。Blueskyはアンケートが公式資料に見当たらない点だけが欠けています。操作の感覚で近いものを探すなら、まずBlueskyを試して、物足りなければ文字数の長いMisskey.ioや人の多いThreadsに広げるのが回り道になりにくい順番です。

Q. mixi2の招待がもらえない場合はどうすればいいですか?

公式ヘルプに書かれている開始の方法は「既にmixi2を利用している友人や知人から招待リンクを受け取る」の一本です。招待リンクに使用回数の制限はないため、mixi2を使っている知り合いが1人いればそこから入れます。心当たりがない場合は、ほかの4つから選ぶことになります。

Q. Mastodonのサーバーはどこを選べばいいですか?

迷うなら、開発元が運営するmastodon.socialが分かりやすいです。2026年10月6日時点で承認なしに登録でき、月間アクティブは268,067でした。日本語のサーバーを使いたい場合は、登録が承認制になっていたり新規登録を止めていたりすることがあるので、登録前にそのサーバーの状態を確認してください。

Q. Threadsを使うのにInstagramの投稿も始める必要がありますか?

Threadsのログインにはログイン用のInstagramアカウントが必要ですが、Instagram側に写真を投稿する義務はありません。ブラウザのログイン画面も「Instagramアカウントでログイン」のみで、Threads単体で新規登録する入口は2026年10月6日時点で見当たりませんでした。

Q. 絵文字で反応できるのはどれですか?

投稿に対して好きな絵文字で反応できるのはMisskey.ioとmixi2です。Misskey.ioはサーバーのカスタム絵文字も使えます。Blueskyは公式の仕様でダイレクトメッセージへの絵文字の反応だけが用意されていて、タイムラインの投稿へは「いいね」のみです。Mastodonの本体とThreadsは、投稿への絵文字リアクションが公式資料に見当たりませんでした。

Q. 将来サービスが終わったときに、投稿を持ち出せますか?

MastodonとMisskeyはオープンソースで、ActivityPubでつながる別のサーバーへ移る前提の作りになっています。Blueskyも仕様とAPIが公開されていて、独自ドメインをハンドルにしておけば名前を持ち運べます。Threadsとmixi2は自分のサーバーで動かすことができないため、この点では弱くなります。

まとめ:まずBlueskyから試して、足りない分を広げる

Xの代わりを1つだけ選ぶなら、登録でつまずく要素がいちばん少なく、広告も入らないBlueskyから始めるのが無理のない順番です。5軸の採点はMastodonと並ぶ9点で、主軸の使いやすさの差で1位になりました。

そこから足りないものが見えたら、広告なしのまま自分のサーバーも視野に入れられるMastodon(9点)、人の多さと日本語コミュニティが動いているThreads(7点)、3,000文字と絵文字リアクションが効くMisskey.io(7点)へ広げてください。mixi2(4点)は完全招待制で拡張性も低いものの、Xの過去ポストを取り込めるという、ほかの4つにない役割があります。

そして「相手が決まっている集まりで、静かに使いたい」が本当の目的だった場合は、既存のSNSに入るより、自分のSNSサーバーを持つほうが答えに近いこともあります。番外編のXServer SNSは月額891円から、Misskey・Mastodon・Blueskyのサーバーを任せられます。

※ 本記事の料金・機能は2026年10月6日時点のものです。最新は各公式サイトでご確認ください。