XとInstagram、ThreadsにFacebook。同じお知らせを届けたいだけなのに、アプリを順番に開いて、同じ文章を貼り直して、投稿し忘れた分を夜に慌てて出す。SNSを複数持つと、この行き来だけで時間が溶けていきます。
複数のSNSをひとつの画面にまとめ、投稿の予約と反応の確認をまとめてできるのが「SNS管理ツール」です。多くのツールには無料プランがありますが、無料でどのSNSを扱えるかは、ツールによってはっきり差があります。とくに日本で使う人が多いXは、無料プランでは連携できないツールが珍しくありません。
この記事では、無料プランを用意している4本を、2026年10月2日時点の各公式サイト・公式ヘルプの情報で比べました。
先に結論
- 日本語の画面で、無料のままXとInstagramの両方を予約投稿したいならSocialDog(無料は合計2アカウント・Xは1つ)
- 英語の画面でよければBuffer。無料で3チャンネル、分析の履歴も30日残り、有料も1チャンネル月6ドルから
- PublerとMetricoolは、無料プランでXを連携できない。Instagram・Facebook・Threadsが中心の人向け
- Hootsuite・Laterには無料プランがなく、Zoho Socialの無料プランには投稿の予約が見当たらない(番外編)
まず確認:各SNSの公式機能でどこまでできるか
管理ツールを入れる前に、各SNSが用意している機能で足りることもあります。Facebook・Instagram・LINEは、公式の管理画面だけでも予約まで進められます。
| SNS | 公式の管理手段 | 公式の説明 |
|---|---|---|
| Facebook・Instagram | Meta Business Suite | 「投稿、ストーリーズ、広告の作成および日時指定が可能」。Meta for Businessのサイトでは「無料ツール」として案内されています |
| LINE | LINE公式アカウント | コミュニケーションプランは月額固定費0円・無料メッセージ200通。ライトプランは月5,000円(税別)で5,000通 |
| X | X広告の管理画面(ads.x.com) | 公式ヘルプの手順はads.x.comの[クリエイティブ]タブから。このタブは「クレジットカードを登録した後に表示されます」とあり、登録自体に料金はかからないと明記されています |
※ 2026年10月2日時点。
FacebookとInstagramだけを運用しているなら、Meta Business Suiteで足ります。LINEも、友だちが少ないうちは月額0円のプランで動かせます。
一方Xは、公式ヘルプが案内する予約の手順が広告の管理画面を通るもので、カード登録という手前の作業が入ります。「Xを含む複数のSNSをまとめたい」という時点から、管理ツールの出番になります。だからこの記事では、無料プランでXを扱えるかどうかを順位の主軸にしました。
SNS管理ツール4本の早見表
※ 2026年10月2日時点。上から総合評価の順です。
※ 有料の最安は「1人で使い始めるときの月額(月払い)」です。SocialDogは税抜、Publerは日本からの表示価格、Buffer・Metricoolは米ドル表示です。
※ Bufferは1チャンネルあたりの料金、Publerは1アカウントあたりの料金で、つなぐ数が増えると額も増えます。
4本の採点結果
| ツール | 機能性 | 使いやすさ | コスパ | 拡張性 | 安定性 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. SocialDog | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
| 2. Buffer | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
| 3. Publer | △ | △ | ◎ | ◎ | △ | ○ |
| 4. Metricool | △ | △ | △ | △ | ◎ | △ |
総合評価は、主軸の2つ、つまり機能性(無料プランでXを含む主要SNSに予約投稿できるか)と使いやすさ(日本語で使えるか)で決めました。両方◎なら総合◎、どちらか一方が◎なら総合○、どちらも◎でなければ総合△です。順位は、同じ総合評価のときに①機能性 → ②使いやすさ → ③コスパ → ④拡張性 → ⑤安定性の順で1段ずつ比べて並べています。
1位 SocialDog:2位のBufferと機能性は同じ◎で、どちらも無料プランでXの予約投稿ができます。差がついたのは次の段の使いやすさです。SocialDogは管理画面・ヘルプ・問い合わせ窓口のすべてが日本語で、Bufferは公式サイトもヘルプも英語だけでした。
2位 Buffer:3位のPublerとはコスパ◎・拡張性◎が並びますが、最初の段の機能性で決着しています。Bufferは無料プランでもXをつなげるのに対し、Publerは公式の料金ページに「無料版ではTwitter / Xのアカウントを接続できません」と書かれています。なお英語の画面が気にならないなら、コスパ・拡張性・安定性の3つはBufferが4本で最も高い評価です。
3位 Publer:4位のMetricoolと、機能性△・使いやすさ△まで並びます。決まったのは次の段のコスパで、Publerの有料最安は1アカウント月789.6円、Metricoolは月20ドルからでした。ただし安定性は逆で、無料プランで記録が残るのはPublerが24時間、Metricoolは30日です。
4位 Metricool:無料プランで扱えるのが1ブランドのみ、月の予約は20件まで、XとLinkedInは対象外です。無料で分析の履歴が30日残る点は4本で上位ですが、ほかの4軸で差がつきました。
採点の基準
- 機能性:無料プランで予約投稿できるSNSの範囲。Xを含めて3種類以上なら◎、Xを含めて1〜2種類なら○、Xが使えないなら△、予約投稿そのものが有料なら×
- 使いやすさ:日本語の程度を「①管理画面が日本語 ②公式ヘルプが日本語 ③日本語の問い合わせ窓口がある」の3点で見て、3つとも満たせば◎、1〜2つなら○、どれもなければ△
- コスパ:有料に上げるときの最安プランの月額(1人で使い始める場合・月払い)。公式表示の通貨のまま比べ、1,000円/7ドル未満なら◎、1,000円以上3,000円未満・7ドル以上20ドル未満なら○、3,000円以上・20ドル以上なら△
- 拡張性:無料プランで同時に連携できるSNSアカウント数。3以上なら◎、2なら○、1相当なら△
- 安定性:無料プランで運用の記録(分析や投稿履歴)が残る期間。30日以上なら◎、14日以上なら○、それより短ければ△
予約投稿の件数の上限は採点に入れていません。「1アカウントにつき同時10件まで(投稿されると枠が戻る)」という方式と「月20件まで」という方式が混在していて、同じ物差しに載せられないためです。件数は下の詳細表に並べました。
詳細比較:無料プランの制限と対応SNS
※ 2026年10月2日時点。SocialDogは公式ヘルプ「無料プランの概要」(最終更新2026年9月24日)、ほかは各公式の料金ページの記載です。
※ SNSの名前の内訳は、下の「4本の特徴」の各項に書いています。SocialDogの6種類はX・Instagram・Threads・Facebook・YouTube・TikTokです。
※ SocialDogとBufferの「同時10件」は、投稿されると枠が戻る数え方です。SocialDogは月間の投稿数が無制限、Bufferはアイデアの保存が100件まで、Publerは下書きが25件までです。
※ SocialDogの料金ページにはLINEも対応SNSとして載っていますが、無料プランの説明ページの対応SNSにはLINEの記載が見当たりません。
※ Metricoolの「1ブランド」は、ひとつのブランドに紐づくSNS群をまとめて1枠と数える方式です。
4本の特徴
1. SocialDog|日本語の画面で、無料のままXとInstagramを回す
SocialDog(ソーシャルドッグ)は、SocialDog, Inc.が提供する国産のSNS管理ツールです。対応SNSはX・Instagram・Threads・Facebook・YouTube・TikTok・LINEで、投稿の予約、フォロワーの管理、分析をひとつの画面でまとめられます。
無料のFreeプランは期間の制限がなく、公式ヘルプによるとSNSアカウントを合計2つまで(Xは最大1つ)連携できます。予約投稿は各SNSアカウントにつき同時10件までで、投稿されると次を追加できる仕組みです。月間の投稿数は無制限、下書きも無制限で、投稿文を作ったり表現を点検したりする「ライティングアシストAI」も無料プランで使えます。XとInstagramへまとめて投稿する操作と、カレンダーでの予定確認も無料の範囲です。分析は直近2週間分、フォロワー管理では「フォローバックされていない」「非アクティブ」なアカウントを抽出できます。
有料プランは、Personalが月額払い1,980円・年額払いなら月あたり1,480円、Professionalが9,800円・4,980円、Businessが29,800円・19,800円です(いずれも税抜、1人で使う場合)。Personalで予約投稿が30件・分析が最大1年に、Professionalで予約投稿が無制限・分析が最大2年に広がります。有料プランには7日間の無料トライアルがあります。
注意点として、料金ページにはInstagram側の制限で1つのInstagramアカウントは24時間に50件までという注記と、フォロワーが3万以上の場合に一部機能が動かないことがあるという注記があります。無料プランのフォロー操作にも1日25回という上限があります。
- 機能性◎:無料プランでX・Instagram・Threads・Facebook・YouTube・TikTokの6種類を予約投稿できる
- 使いやすさ◎:管理画面・ヘルプ・問い合わせ窓口のすべてが日本語
- コスパ○:有料の最安はPersonalの月1,980円(税抜・月払い)
- 拡張性○:無料で同時に連携できるのは合計2アカウント
- 安定性○:無料プランの分析可能期間は直近2週間。障害・メンテナンス情報のページも公開されている
メリット
- 無料プランでもXとInstagramをまとめて予約できる
- 無料で月間の投稿数と下書きが無制限
- 投稿文の作成・点検を助ける機能が無料で使える
- 日本語で問い合わせできる窓口がある
デメリット
- 無料で連携できるのは合計2アカウントまで
- 無料プランの分析は直近2週間分だけ
- Xは無料・Personalとも1アカウントまで
こんな人におすすめ
- XとInstagramの2本を無料のまま回したい人
- 英語の管理画面を避けたい人
- 困ったときに日本語で問い合わせたい人
2. Buffer|無料枠が広く、増やすときも1チャンネル単位
Buffer(バッファー)は、Buffer, Inc.が運営する老舗のSNS管理ツールです。X・Instagram・Facebook・Threads・TikTok・YouTube・LinkedIn・Pinterest・Bluesky・Mastodon・Substack・Googleビジネスプロフィールに投稿でき、公式ヘルプの機能表ではすべての連携先が無料プランでも使えることになっています。Xへのメンション付き投稿やスレッド形式の投稿も、無料プランの欄に印が付いています。
無料プランは3チャンネルまで、1チャンネルにつき同時10件の予約投稿で、公開されると枠が戻ります。ほかにアイデアの保存が100件、1ユーザー、AIアシスタントの利用、分析は30日分の履歴、コメントに返信できる受信箱、APIが1キー・月3,000リクエストまで含まれます。
有料は料金の数え方が独特で、つなぐチャンネル1本あたりの月額です。Essentialsは1〜10チャンネルの範囲で1チャンネルあたり月6ドル(年払いなら1チャンネルあたり年60ドル)、Teamは同じ範囲で月12ドル(年払い年120ドル)です。チャンネル数が増えると1本あたりの単価が下がる仕組みで、11〜25チャンネルではどちらのプランも1本あたり月4ドルになります。14日間の無料トライアルがあり、期間中はTeamプラン相当の機能を試せます。
難点は言語です。公式サイトもヘルプセンターも英語で、日本語版の案内は見当たりませんでした(2026年10月2日確認)。投稿する本文は日本語で問題ありませんが、設定の画面を英語で読む前提になります。
- 機能性◎:無料プランでXを含む連携先すべてに予約投稿できる
- 使いやすさ△:公式サイト・ヘルプが英語のみで、日本語の窓口も見当たらない
- コスパ◎:有料の最安はEssentialsの1チャンネル月6ドル
- 拡張性◎:無料で3チャンネルを同時に連携できる
- 安定性◎:無料プランでも分析の履歴が30日残る。稼働状況のページも公開されている
メリット
- 無料で3チャンネル・各10件の予約ができる
- 無料プランでも連携先に制限がない
- 有料は1チャンネル単位で、少しずつ増やせる
- 無料でも分析の履歴が30日残る
デメリット
- 公式サイト・ヘルプが英語のみ
- 料金が米ドル建てで、為替で支払額が動く
- チャンネルを増やすほど月額が積み上がる
こんな人におすすめ
- 英語の画面でも気にしない人
- 3つ以上のSNSを無料でまとめたい人
- 投稿の反応を1か月単位で振り返りたい人
3. Publer|Xを使わないなら、有料でも1アカウント月789.6円
Publer(パブラー)は、Instagram・Facebook・Threads・TikTok・YouTube・LinkedIn・Pinterest・Bluesky・Mastodon・Telegram・Googleビジネス・WordPressに投稿できる管理ツールです。WordPressの下書きまで同じ画面から予約できるのが特徴です。
無料プランは1ユーザー・1ワークスペースで3アカウントまでですが、公式の料金ページに「無料版ではTwitter / Xのアカウントを接続できません」と明記されています。予約投稿は1アカウント10件(公開か削除で枠が戻る)、下書きは25件まで、そして公開した投稿の履歴はサーバーに24時間だけ保存されます。有料の機能は、クレジットカードを登録せずに試せるとも書かれています。
有料はProfessionalが1アカウントで月789.6円(月払い)、年払いなら月631.68円相当です。公式はこの金額に「Price in US Dollars: $4.00 / month billed yearly」という注記を併記しており、日本円の表示は米ドルからの換算です。Professionalに上げるとXの連携、予約と下書きの無制限、投稿履歴の無期限保存、RSSを登録しておくと更新時に投稿する機能が付きます。Businessは1アカウントで月1,579.2円(年払いは月1,263.36円相当・$8.00)で、分析や競合の確認が加わります。Professionalは7日間、Businessは14日間の無料トライアルがあります。
言語は英語のみで、サイトの言語切り替えも英語だけでした。
- 機能性△:無料プランではXを連携できない
- 使いやすさ△:公式サイト・ヘルプが英語のみ
- コスパ◎:有料の最安はProfessionalの1アカウント月789.6円
- 拡張性◎:無料で3アカウントを同時に連携できる
- 安定性△:無料プランの投稿履歴は24時間だけ。稼働状況のページは公開されている
メリット
- 有料でも1アカウント月789.6円から始められる
- 無料で3アカウント・下書き25件まで使える
- WordPressの投稿も同じ画面から予約できる
- 有料機能をカード登録なしで試せる
デメリット
- 無料プランではXをつなげない
- 無料だと投稿の履歴が24時間で消える
- 公式サイト・ヘルプが英語のみ
こんな人におすすめ
- Xを使わず、InstagramやFacebookが中心の人
- ブログと合わせて予約の予定を組みたい人
- 少額の有料プランで予約を無制限にしたい人
4. Metricool|無料でも分析の履歴が30日、ただしXは対象外
Metricool(メトリクール)は、スペインの会社が運営する分析寄りのSNS管理ツールです。投稿の予約だけでなく、競合アカウントの比較やレポートの作成に力を入れています。
無料プランは1ブランドで、公式の料金ページには「LinkedInとTwitterを除く、ブランドのすべてのSNSを管理できる」と書かれています。つまりXとLinkedInは無料の対象外です。予約投稿は月20件まで、競合の分析は5アカウントまで、分析の履歴は30日分、AIのアシスタントも無料の範囲に入っています。
有料はStarterが月20ドルから(5ブランドまで月20ドル、10ブランドまで月36ドル)で、ここから投稿数の制限がなくなり、LinkedInの連携とXの追加機能が使えるようになります。Advancedは月53ドルからで、50ブランドまでの管理、チームと顧客の管理、承認フロー、レポートのテンプレートが加わります。
公式サイトの言語は英語・スペイン語・イタリア語・フランス語・ドイツ語・オランダ語・ポルトガル語の7つで、日本語はありませんでした(2026年10月2日確認)。
- 機能性△:無料プランではXとLinkedInを連携できない
- 使いやすさ△:公式サイトに日本語の用意がない
- コスパ△:有料の最安はStarterの月20ドルから
- 拡張性△:無料で扱えるのは1ブランドのみ
- 安定性◎:無料プランでも分析の履歴が30日残る。稼働状況のページも公開されている
メリット
- 無料でも分析の履歴が30日残る
- 無料で競合5アカウントを比較できる
- レポートの作成機能が充実している
デメリット
- 無料プランではXとLinkedInを扱えない
- 無料の予約投稿は月20件まで
- 有料の最安が月20ドルからで、4本で最も高い
こんな人におすすめ
- Instagram中心で、数字をしっかり追いたい人
- 競合アカウントと自分を比べたい人
- 複数ブランドをまとめて見たい人(有料プラン)
番外編:無料では予約投稿まで使えない3本
よく名前の挙がるツールのうち、次の3本は「無料で予約投稿まで使える」という条件に合いませんでした。無料プランがないか、無料プランに投稿の予約が含まれないためで、順位には入れていません。有料で導入する前提なら候補になります。
| ツール | 無料で使えるか | 料金(公式表示) |
|---|---|---|
| Hootsuite | 無料プランなし。14日間の無料トライアルのみ | Standard 月15,800円/1ユーザー(年払い・10アカウントまで)、Professional 月31,800円、Advanced 月63,800円。表示額に税は含まれない |
| Later | 無料プランなし。14日間の無料トライアルのみ | Starter 月18.75ドル(年払い・1ソーシャルセット=8プロフィール・1ユーザー・1プロフィール月30件) |
| Zoho Social | 期間の制限がない無料プランあり(1ブランド6チャンネル・1人) | 無料プランには「コンテンツの公開予約」が見当たらず、スタンダード以上の機能として並んでいる |
※ 2026年10月2日時点。Hootsuiteはトライアル中に1組織あたり1日10〜20件という投稿の上限があり、一括での予約は使えないと注記されています。
Laterは対応SNSの一覧がInstagram・Facebook・TikTok・Threads・Pinterest・LinkedIn・YouTube・Snapchatで、Xの記載が見当たりません。有料プランでもXは扱えない前提で考える必要があります。
Zoho Socialは無料プランそのものは残りますが、日本語のサポート窓口は有料プラン向けで、無料プランの問い合わせは英語のメールのみと案内されています。料金ページで選べる通貨も米ドル・インドルピー・ユーロ・英ポンド・シンガポールドル・豪ドルの6つで、日本円の表示はありませんでした。
用途別おすすめまとめ
| やりたいこと | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 日本語の画面で無料から始めたい | SocialDog | 画面・ヘルプ・問い合わせ窓口がすべて日本語 |
| 無料のままXとInstagramを両方回したい | SocialDog | 無料プランでXを1つ+もう1つのSNSを連携できる |
| 無料で3つ以上のSNSをまとめたい | Buffer | 無料プランで3チャンネル、連携先に制限がない |
| 投稿の反応を1か月分さかのぼりたい | Buffer | 無料プランでも分析の履歴が30日残る |
| Xを使わず、安く有料に上げたい | Publer | Professionalが1アカウント月789.6円から |
| 競合アカウントと数字を比べたい | Metricool | 無料プランで競合5アカウントを分析できる |
| FacebookとInstagramだけで足りる | Meta Business Suite | 公式の管理画面で投稿の日時指定までできる |
関連: 投稿する文章づくりに迷ったら AIライティングツールおすすめ5選、投稿画像をそろえたいときは Canvaの代わりになる無料デザインツール7選、ほかの作業とつないで省力化したいときは Zapierの代わりになる無料・OSSの自動化ツール6選、X以外に発信の場を広げたいときは Xの代わりになるSNS5選|乗り換え先を徹底比較 でまとめています。
SNS管理ツールを使うときに気をつけること
- 機械的な大量フォロー・大量いいねはしない:SocialDogの料金ページには、アカウントの凍結を防ぐため、短時間に大量のいいねをすると一時的に制限がかかる場合があると注記されています。無料プランのフォロー操作にも1日25回という上限がありますが、これは「上限まで使ってよい」という意味ではありません。ツールは予約投稿と振り返りに使うのが安全です
- 無料枠の数え方を確かめる:予約投稿の上限は「同時に何件まで」と「月に何件まで」で意味がまったく違います。SocialDogとBufferは同時10件で投稿後に枠が戻る方式、Metricoolは月20件の固定です。月に何回投稿するかを先に数えてから選びます
- Instagram側の制限もある:SocialDogの料金ページには、Instagramの制限により1つのInstagramアカウントは24時間で50件までという注記があります。ツール側が無制限でも、SNS側の上限が先に当たります
- 乗り換えるときは記録の持ち出しを考える:無料プランで記録が残る期間はツールごとに違い、Publerは24時間です。あとで振り返る予定があるなら、残る期間の長いツールを選ぶか、月末に手元へ控えておきます
- 有料の課金単位を確かめる:Bufferは1チャンネル、Publerは1アカウントごとの料金です。つなぐ数が増えると月額も増えるので、連携する予定の数で計算してから比べます
よくある質問
Q. 無料でSNS管理ツールを使うなら、どれから試せばいいですか?
Xを使っているなら、日本語で操作できるSocialDogの無料プランからが分かりやすいです。Xを使っておらず、InstagramやFacebookを3つ以上まとめたいならBufferの無料プランが向いています。どちらも期間の制限がない無料プランなので、両方登録して画面を見比べてから決めても構いません。
Q. 無料プランでXの予約投稿ができるのはどれですか?
この記事の4本では、SocialDogとBufferです。Publerは公式の料金ページに無料版ではXを接続できないと明記されており、Metricoolも無料プランの説明でXとLinkedInを除くと書かれています。SocialDogの無料プランはXを1アカウントまで、Bufferは3チャンネルの枠内でXを選べます。
Q. Xだけを運用しているなら、ツールは要りませんか?
Xの公式ヘルプが案内している予約の手順は、広告の管理画面(ads.x.com)の[クリエイティブ]タブを使うものです。このタブはクレジットカードを登録した後に表示されると書かれており、登録そのものに料金はかからないとも明記されています。カード登録を避けたい場合や、投稿をカレンダーで見渡したい場合は、無料プランのあるツールのほうが手軽です。
Q. 無料プランだけで運用を続けられますか?
投稿の本数と振り返りの深さで決まります。SocialDogは無料でも月間の投稿数が無制限で、予約の枠が投稿のたびに戻るため、毎日数本の投稿なら無料のままでも回ります。ただし分析は直近2週間分なので、月次で数字を追いたくなった時点で有料プランの検討に入ります。Metricoolのように月20件という固定の上限があるツールは、週5本を超えると足りません。
Q. 日本語で問い合わせできるツールはありますか?
4本ではSocialDogだけです。ヘルプが日本語で用意され、問い合わせの窓口も日本語です。Buffer・Publer・Metricoolは公式サイトとヘルプが英語(Metricoolはほかに欧州の6言語)で、日本語の窓口は見当たりませんでした。番外編のZoho Socialは日本語のサポート窓口がありますが、有料プラン向けで、無料プランは英語のメール対応と案内されています。
Q. 複数の人でSNSを担当する場合はどうなりますか?
SocialDog・Buffer・Publerは、無料プランのチームメンバーが1人までと公式に明記されています(Metricoolの料金ページでは、チームと顧客の管理がAdvancedプランの機能として並んでいます)。複数人で使うなら、SocialDogは5名までのチーム運用と投稿の承認が月29,800円(税抜・月払い)のBusinessプラン、Bufferは人数無制限のTeamプランが1チャンネル月12ドルからです。承認のやり取りが要るなら、人数と承認機能の条件から先に絞ると選びやすくなります。
まとめ:日本語で始めるならSocialDog、無料枠の広さならBuffer
SNS管理ツールの無料プランは、どれも「とりあえず全部できる」わけではありません。分かれ目になるのは、Xを無料で扱えるかどうかと、日本語で操作できるかどうかです。
Xを含めて日本語の画面で始めたいならSocialDog、英語の画面でよければ無料枠が広く有料も1チャンネル単位のBufferが向いています。Xを使っていないなら、有料が1アカウント月789.6円から始まるPublerや、分析の履歴が無料で30日残るMetricoolも候補に入ります。FacebookとInstagramだけで足りるなら、Meta Business Suiteで投稿の日時指定まで済みます。
まずは手持ちのSNSを数えて、そのうちXが入っているかどうかで2つに分ける。ここから始めると、迷う範囲がぐっと狭くなります。
※ 料金・無料枠は2026年10月2日時点の各公式サイトの情報です。最新の内容は公式サイトでご確認ください。



