NordVPNを検索すると、「速くて機能が多い」という声と、「思ったより高く請求された」「解約や返金が面倒」という声の両方が見つかります。どちらも根拠のない話ではありません。前者はアプリの機能と外部の監査で確かめられ、後者は料金の表示のしかたと、返金の受け付け方から説明がつきます。
この記事では、2026年10月23日にNordVPNの日本語の料金ページ・注文画面・利用規約・サポートセンターを開いて、税込みで実際に払う額、更新の何日前に何が起きるか、解約と返金の手順を確かめました。あわせて、ノーログ(通信の記録を残さない運用)の監査、第三者機関のテスト、App StoreとGoogle Playの評価の数字も並べています。
評判の答え(先に結論)
- 良い点:いちばん安いベーシックでも、危険なサイトのブロック・2つのサーバーを通す接続(Double VPN)・VPNだと気づかれにくくする難読化がそろいます。ノーログの運用は外部の監査を計6回受けています。日本のサーバーは130台以上、1契約で10台まで
- 悪い点:料金ページの金額は税抜で、注文画面で消費税10%が加わります(2年プランのベーシックは最初の27か月で17,226円。10月23日のブラックフライデーのセール価格)。最初の契約が終わると、ベーシックは税込みで年24,156円の更新です。サポートのヘルプ記事は日本語ですが、ライブチャットは英語で、返金の申し込みはそのライブチャットから行います
- 向く人:VPNの機能と、外部の監査の実績で選びたい人。最初の契約が切れる前に、続けるかどうかを自分で決められる人
- 向かない人:更新後も安く使い続けたい人、窓口とのやり取りをすべて日本語で済ませたい人、家族の端末を10台より多くつなぎたい人
- プランは迷ったらベーシック。ウイルス対策ソフトを別に入れていない人や、迷惑電話・SMSの対策もまとめたい人はコンプリートです
- 解約したい人へ:Nordアカウントの「請求」の画面で、自動更新の「キャンセル」を押して止めます。アプリを消しても止まりません。1年以上のプランは更新日の14日前に請求されるので、それより前に操作します(手順は解約と返金の節)
よく見る評判を、公式の情報と照らし合わせる
検索結果やアプリストアのレビューでよく見る声を、公式サイト・規約・第三者の資料で確かめると、次のようになります。
| よく見る評判 | 確かめた事実(2026年10月23日) |
|---|---|
| 料金が安い | 安いのは最初の契約期間だけです。2年プランのベーシックは月あたり580円(税抜)ですが、その後は年21,960円(税抜)で1年ごとに更新されます |
| 表示より高く請求された | 料金ページの金額は税抜です。注文画面に「課税対象の国:日本 消費税10%」の行があり、合計は税込みで表示されます |
| 解約しにくい | 自動更新の停止は、Nordアカウントの請求の画面から自分でできます。チャットでのやり取りが要るのは返金の申し込みのほうです |
| 返金されない | 返金保証が使えるのは、初めて買った日から30日以内に限られます。更新したあとと1か月プランは、サポートの案内で返金の対象外とされています。一度返金を受けたあとに買い直した契約も、利用規約で返金保証の対象外です |
| ログを取らない | PwCが2回、Deloitteが4回、計6回の監査を受けています。最新は2025年11〜12月です |
| 過去に問題があった | 2018年、フィンランドのデータセンターで借りていたサーバー1台に第三者が侵入し、NordVPNは2019年10月に公表しました。公式の説明では、そのサーバーに利用者の活動の記録はなかったとしています |
| 日本語で問い合わせできない | ヘルプ記事は日本語で読めます。ライブチャットは英語、電話の窓口はありません(公式のカスタマーサービスのページ) |
アプリストアでの評価は、App Store(日本)が5段階で4.5(評価3.7万件)、Google Play(日本)が4.3(レビュー137万件・ダウンロード1億回以上)でした(いずれも10月23日に確認)。低い評価のレビューには、請求額が表示と違った、解約の問い合わせに時間がかかった、スマホでの再接続に時間がかかる、といった内容があります。最初の2つは、下の「料金」と「解約と返金」の節で、どこでつまずくかを先に説明します。
料金:税込みで最初に払う額と、更新後の額
料金ページと注文画面を、3つのプランと3つの期間ですべて開き、注文画面に出る消費税込みの合計を書き出しました。
| プラン・期間 | 最初の支払い(税込) | 月あたり(税込) | 更新後(税込) |
|---|---|---|---|
| ベーシック 2年 | 17,226円/27か月 | 638円 | 年24,156円 |
| ベーシック 1年 | 12,870円/15か月 | 858円 | 年24,156円 |
| ベーシック 1か月 | 2,508円 | 2,508円 | 月2,508円 |
| コンプリート 2年 | 20,196円/27か月 | 748円 | 年38,148円 |
| コンプリート 1年 | 16,170円/15か月 | 1,078円 | 年38,148円 |
| コンプリート 1か月 | 3,388円 | 3,388円 | 月3,388円 |
| エリート 2年 | 29,106円/27か月 | 1,078円 | 年50,556円 |
| エリート 1年 | 21,120円/15か月 | 1,408円 | 年50,556円 |
| エリート 1か月 | 3,718円 | 3,718円 | 月3,718円 |
※ 2026年10月23日に、NordVPNの日本語の料金ページと注文画面で確認した額です(ブラックフライデーのセール表示中)。2年プランと1年プランは、どちらも3か月の延長が付いた期間です。
※ 料金ページの金額は税抜で、注文画面で消費税10%が加わります。更新後の額は、料金ページに書かれた更新価格(ベーシック21,960円・コンプリート34,680円・エリート45,960円、いずれも税抜の年額)に10%を足したものです。
※ 更新価格は、Nord Securityの「サブスクリプション更新価格」のページで、A/Bプライステストの対象になることがあるとされています。申し込む前に、注文画面に書かれた更新価格を確かめてください。
表の読み取り方
- 2年プランと1年プランは、最初の支払いだけが安い:更新後の額は期間に関係なく同じです。ベーシックの2年プランは月あたり638円ですが、更新後は月あたりにすると約2,013円になります
- 長く使うほど2年プランが有利:2年プランのベーシックを選び、更新後も1年使うと、39か月の合計は41,382円です。1年プランは最初の15か月が終わった時点で更新に入るため、同じ39か月で比べると2年プランより高くなります
- 1か月プランは短期の利用向けですが、返金は期待しない:料金ページと注文画面には、1か月プランにも「30日間返金保証」の表示がありますが、サポートセンターの返金の案内では、月間のサブスクリプションは返金ボタンが出ない理由の1つに挙げられています。試すなら、1年か2年のプランを選んで30日以内に判断する方が確実です
- 以前のプラン名で契約している人:古い比較記事に出てくる「スタンダード」「プラス」は、今の日本の料金ページでは選べません。Nord Securityの「サブスクリプション更新価格」のページには、日本円の更新価格としてスタンダード23,640円・プラス28,320円(年額・税抜)も載っています。以前のプランのまま更新を迎える人は、このページで自分のプランの額を確かめてください
3つのプランの違いと、どれを選ぶか
日本の料金ページで選べるのは、ベーシック・コンプリート・エリートの3つです。VPNの部分(接続先のロケーションと、同時に10台まで)はどれも同じで、違いはVPN以外に付いてくる機能です。
| 機能 | ベーシック | コンプリート | エリート |
|---|---|---|---|
| VPN(10台まで) | ○ | ○ | ○ |
| 詐欺・フィッシング対策 | ○ | ○ | ○ |
| Dark Web Monitor | メール5件 | 8件まで | 8件まで |
| 次世代のウイルス対策 | × | ○ | ○ |
| 広告・トラッカーブロック | × | ○ | ○ |
| 迷惑電話・SMS対策 | × | ○ | ○ |
| パスワードマネージャー | × | ○ | ○ |
| 1TBクラウドストレージ | × | ○ | ○ |
| 固定IP | 追加注文 | 追加注文 | ○ |
※ 2026年10月23日の日本の料金ページの「プランを比較」の表です。Dark Web Monitorはベーシックがメールアドレス5件、コンプリート以上(Dark Web Monitor Pro)はメールアドレス・電話番号・クレジットカード・マイナンバーを合わせて8件までです。
※ 迷惑SMS対策はAndroidのみ(iOSは「近日利用可能予定」と表示)。固定IPは、ベーシックとコンプリートの2年プランでは、注文画面で月580円(税抜。税込638円)で追加できると表示されています。
ベーシックで足りる人
- 公共Wi-Fiの通信を暗号化したい、出張や旅行先から日本のサービスを使いたい、というVPNそのものが目的の人
- パソコンにはすでにウイルス対策ソフトを入れていて、パスワード管理も別のアプリで済ませている人
ベーシックでも、危険なサイトへの接続を止める「詐欺・フィッシング対策」、Double VPN、難読化サーバーは使えます。VPNの機能だけを比べると、上位のプランとの差はありません。
コンプリートを選ぶ理由がある人
- ウイルス対策ソフトを別に契約していない人:コンプリート以上には「次世代のウイルス対策」(2026年春に「Threat Protection Pro」から改称)が付きます。WindowsとMacのアプリの機能で、詐欺サイトの警告、トラッカーのブロック、感染したファイルをダウンロードの前に取り除く働きをします。AV-Comparativesの2026年のフィッシング対策の認定テスト(Windows)で認定を受けています
- 迷惑電話・詐欺SMSの対策もまとめたい人(SMSはAndroidのみ)
- NordPassのパスワード管理や、1TBの暗号化ストレージも使う人
2年プランどうしで比べると、ベーシックとの差は最初の27か月で2,970円(税込)ですが、更新後は年13,992円(税込)に広がります。最初の契約が終わる前に、上位の機能を本当に使ったかを見直すのが無難です。なお、Windowsの標準機能で足りるかどうかは、2年目以降の料金で比べたセキュリティソフトの選び方で整理しています。
エリートが要る人
固定IPが必要な人だけです。社内システムや一部の銀行のサイトのように、接続元のIPアドレスが毎回同じでないと使えない(または確認が増える)サービスを使う場合に効きます。固定IPはベーシック・コンプリートにも注文画面で追加できますが、最初の27か月で比べると、エリートとコンプリートの差は8,910円(税込・月あたり330円)で、固定IPを追加する額(月580円・税込638円)より小さくなります。
ボタンの先はNordVPNの特設ページで、2年プランのベーシックの月580円(税抜)が表示されます。「NordVPNを購入」を押すと3つのプランと期間を選ぶ画面に進むので、そこでプランを選んでください。金額は税抜の表示で、注文画面で消費税10%が加わります。
特設ページに大きく出る「76%オフ」は、ページの注記では2年の最上位のプランの割引率で、計算するとコンプリートの2年(最初の月680円と、更新後の月あたり2,890円の比較)と一致します。ベーシックの2年の割引は、注文画面の表示で68%です。ページの価格は、10月23日時点のブラックフライデーのセールの表示です。
NordVPN 公式サイトを見る解約と返金:手順と、更新までに起きること
NordVPNでは、自動更新の停止(解約)と返金は別の手続きです。アプリを削除しても、どちらも行われません。
自動更新を止める手順(公式サイトで購入した場合)
- Nordアカウントにログインする
- 「請求」のタブを開く
- 自動更新の横にある「キャンセル」を押す
- 「自動更新をキャンセル」を選ぶと、表示がオフに変わり、確認のメールが届く
オフにしても、その時点で接続できなくなるわけではなく、契約中の期間は最後まで使えます。続けるか決めていないなら、購入した直後にオフにしておくと、更新の請求を防げます。
更新の前後に起きること
NordVPNのサブスクリプション規約と料金ページのオファー規約には、更新の前に次のことが起きると書かれています。
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 更新日の約44日前(1年以上のプラン) | 更新価格を書いたお知らせのメール。規約の表現は「料金を請求する30日前」で、1年以上のプランは更新日の14日前に請求されるため(1か月以下のプランは対象外) |
| 更新日の最大40日前 | 支払い方法が使えるかの確認(0円か1ドル程度で、すぐ戻る承認。請求ではない。自動更新を止めていれば行われない) |
| 更新日の14日前 | 1年以上のプランは、この時点で次の1年分が請求される(料金ページの表現は「更新の最大14日前まで」) |
| 更新日 | 1か月プランは、この日に請求される |
| 更新したあと | 30日返金保証の対象外(ドイツ・オランダ・英国など、法律で別の定めがある国を除く) |
つまり、1年以上のプランを止めるなら、更新日の14日前より前に操作する必要があります。2年プランの最初の期間は延長の3か月を含めて27か月ですが、注文画面の説明文は「最初の2年経過後」と書いているため、正確な更新日は購入後にNordアカウントの請求の画面で確かめてください。
返金の申し込み方(初回の購入から30日以内)
- サポートセンターのライブチャットで、返金を希望すると伝える(チャットは英語で、最初はAIのエージェントが応対します)
- 届いたリンクを開いて本人確認をし、対象の支払いの「返金(Refund)」を押す
- 理由を選んで送ると、確認のメールが届き、状態が「返金処理中」になる(最大4時間ほど)
- 「返金済み」になったあと、支払い方法によっては口座に戻るまで最大10営業日かかる
購入した場所で、解約と返金の窓口が変わる
| 購入した場所 | 自動更新の停止 | 返金 |
|---|---|---|
| NordVPNの公式サイト | Nordアカウントの請求の画面 | 30日以内にライブチャットで申し込む |
| App Store(iPhone) | iPhoneのサブスクリプションの設定 | Appleの返金ポリシーに従い、Appleに申し込む(NordVPNは返金できない) |
| Google Play | Google Playの定期購入の設定 | NordVPNのサポートで申し込める。48時間以内の支払いはGoogle Playからも申し込める |
| Amazonアプリストア | Amazonの定期購読の設定 | Amazonのサポートに問い合わせる |
| 家電量販店・通販サイト | 販売店の条件による | 販売店に問い合わせる |
※ NordVPNのサポートセンターの「返金ポリシーについて」「サブスクリプションの自動更新をキャンセルする方法」(2026年10月23日に確認)より。アプリから申し込むと、支払いの窓口がストアになる点に注意してください。
ノーログの監査と、第三者の評価
VPNは通信がサービス側のサーバーを通るため、「記録を残さない」という約束を外から確かめた資料があるかが判断材料になります。NordVPNの公式のノーログのページと、監査の発表で確認できたのは次の6回です。
| 回 | 時期 | 監査した会社 |
|---|---|---|
| 1〜2回目 | 2018年・2020年 | PricewaterhouseCoopers AG Switzerland |
| 3〜5回目 | 2022年・2023年・2024年 | Deloitte |
| 6回目 | 2025年11月10日〜12月12日 | Deloitte(リトアニア) |
6回目は、Deloitteのリトアニアの法人が国際的な保証業務の基準(ISAE 3000)に沿って行い、通常のVPNサーバーに加えて、Double VPN・Onion Over VPN・難読化サーバーも対象でした。報告書の全文は公開ページにはなく、NordVPNの利用者がNordアカウントにログインして読む形です。また、監査は「その期間に、仕組みがどう設定されていたか」を確かめるもので、ずっと先まで保証するものではありません。
ほかに一次情報を確かめられたのは次の2つです。
- AV-Comparatives(オーストリアの第三者機関):2026年6月に公表したフィッシング対策の認定テストで、Windows向けの認定製品に「NordVPN Next-gen antivirus」(次世代のウイルス対策。コンプリート以上)が入っています。認定の条件は、フィッシングサイトの85%以上を止め、しかも正しいサイトの誤検知が0件であること(1件でもあれば不合格)で、NordVPNの発表では、275件のフィッシングサイトの96%を止め、誤検知は0件でした。2025年の同じテストでも、改称前の「Threat Protection Pro」の名前で認定されています。同じ機関の2026年8月のフィッシング対策の比較テスト(フィッシングサイト250件)では、セキュリティ製品9本の中で検出率94%・誤検知0件の3番目でした(上の2本はAvastとノートンの96%)
- 2018年のサーバーへの侵入:NordVPNの公式の説明では、フィンランドのデータセンターの事業者が知らせずに入れていた遠隔管理用のアカウントから侵入されたものです。侵入した者は、すでに期限の切れたTLSの鍵を手に入れましたが、公式はこの鍵について、NordVPNの暗号化された通信の復号には使えないと説明しています。NordVPNは2019年4月13日に知らされて同じ日にそのサーバーを処分し、同年10月21日に公表しました。対策として、新しく作るサーバーのディスクの暗号化を挙げ、脆弱性を報告してもらう報奨金制度は公表の時点では「準備中」でした(のちの追記で開始を報告)
公式サイトの「最速のVPN」という表記は、Artifact Security(2026年6月)とWest Coast Labs(2025年10月)のテストを根拠に挙げています。速度は使う回線・時間帯・接続先で変わるため、この記事では評価に入れていません。返金保証の期間中に、自分の回線で確かめてください。
日本で使うときに知っておきたいこと
| 項目 | 内容(2026年10月23日に公式サイトで確認) |
|---|---|
| 運営会社 | nordvpn S.A.(パナマ)。利用規約の準拠法はパナマ法 |
| 日本の支払い窓口 | Nord Security JP(東京都渋谷区)が主に処理 |
| 日本のサーバー | 130台以上(世界では7,100台以上・225以上のロケーション) |
| 同時に使える台数 | 10台(3プラン共通) |
| 支払い方法 | 注文画面に出た方法:カード(VISA・Mastercard・AMEX・Discover・JCB・UnionPay)・PayPal・Google Pay・暗号資産 |
| サポート | ヘルプ記事は日本語、ライブチャットは英語、メールは最長24時間で返信、電話なし |
| アプリ | パソコン(Windows・Mac・Linux)、スマホ(iPhone・Android)、テレビ(Android TV・Apple TV)、ブラウザ(Chrome・Firefox・Edge) |
Google Playのアプリ紹介文には「日本国内に設置された90台のサーバー」とありますが、公式サイトの日本のサーバーのページは「130台以上」で、新しい数字はこちらです。
支払い方法は、Windowsのパソコン(Edge)で開いた注文画面に出たものです。料金ページのよくある質問ではApple Payなどにも対応と書かれていますが、この注文画面には出ませんでした。Appleの端末で開いたときの表示は確かめていません。
また、VPNで日本のサーバーにつないでも、動画配信などの各サービスが海外からの利用を認めているとは限りません。NordVPNの特設ページの注記も、アクセス先のサイトやサービスの利用規約に従って使うよう求めています。
カワリソフトの5軸で採点すると
カワリソフトでは、VPNを個人向けVPNの比較と同じ物差しで採点しています。物差しは次の5つで、それぞれ3つの条件のうち3つを満たせば◎、2つで○、1つ以下で△です。
- 機能性:危険なサイトを止める機能/2つのサーバーを順に通す多段接続/VPNの利用を見分けにくくする難読化
- 使いやすさ:料金ページを日本語で読める/円で払える/使い始めてからでも30日以内なら返金される
- コスパ:最初の期間の月あたりが500円未満/更新後が年2万円未満(税抜の表示は10%を足して判定)/無料プランがある
- 拡張性:同時接続の台数が無制限/接続先のロケーションが100以上/ブラウザの拡張機能がある
- 安定性:運営会社と所在国を明らかにしている/ノーログを外部の監査で確かめている/G7のどの政府もサービスの提供を禁じていない
| 軸 | ベーシックの判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 機能性 | ◎ | 3つとも満たす |
| 使いやすさ | ◎ | 日本語・円・30日返金 |
| コスパ | △ | 3つとも満たさない |
| 拡張性 | ○ | 10台まで |
| 安定性 | ◎ | パナマの法人・監査6回 |
※ コスパは、最初の月あたりが税込638円、更新後が税込で年24,156円、無料プランなしで、3つの条件をどれも満たしません。
※ ◎=2点・○=1点・△=0点で足すと7点(2+2+0+1+2)で、総合は○です(8点以上で◎、5〜7点で○、4点以下で△)。
※ コンプリートとエリートも、税込みの月あたり(748円・1,078円)と更新後の年額(38,148円・50,556円)がコスパの条件を満たさないため、同じ7点です。
点を下げているのはコスパ(△)と拡張性(○・同時接続が10台まで)で、機能性・使いやすさ・安定性は◎です。同じ物差しで比べた6本の中では、Proton VPNとSurfsharkが9点、NordVPNは7点で3番目でした。Proton VPNとの差はコスパで、NordVPNは最初の月あたりが税込638円と基準の500円以上(Proton VPNは月439円)、更新後も年2万円を超え、無料プランもありません。Surfsharkとの差はコスパと拡張性の1段ずつで、Surfsharkは最初の月あたりが税込328円、同時接続の台数に上限がありません。
なお、この採点の「使いやすさ」には、ライブチャットが英語であることは入れていません。日本語で問い合わせたい人は、その点を別に考えてください。
NordVPNが合わない人の選び方
- 更新後も安く使い続けたい:同じ物差しで1位のProton VPNは、有料プランの更新後も年1万円台です。比べ方は個人向けVPN6本の比較にあります
- 家族の端末を10台より多くつなぎたい:同時接続の台数に上限のないサービスがあります(同じ比較記事の早見表)。そのうちSurfsharkは、2022年からNordVPNを提供するNord Securityと同じ持ち株会社のグループです(Surfsharkの会社案内。ブランドは別で、料金・アプリも別)
- 日本の会社と日本語でやり取りしたい:国産のMillenVPNと並べた比べ方をNordVPNとMillenVPNの違いにまとめています
- ウイルス対策が主な目的:VPNのおまけではなく、総合セキュリティソフトから選ぶ方が台数や窓口の面で合うことがあります(有料セキュリティソフトの比較)
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よくある質問
Q. NordVPNは安全ですか?危険と言われるのはなぜですか?
外部の監査会社がノーログの運用を6回確かめていて、運営会社と所在国も利用規約に書かれています。「危険」と言われる材料として挙がるのは、2018年に借りていたサーバー1台に侵入された件と、パナマの会社である点です。前者は2019年に公表されていて、公式の説明では利用者の活動の記録はなかったとしています。気になる点は、上の「ノーログの監査と、第三者の評価」で確かめてください。
Q. 無料で試せますか?
公式サイトの料金ページに無料のプランはありません。公式の「30日間無料でお試し」のページのよくある質問では、Androidのアプリに3日間の無料トライアルがあると案内しています。それ以外では、初回の購入から30日以内なら返金を受けられるので、1年か2年のプランで申し込み、期間内に速度やつながり方を確かめるのが実際の試し方です。1か月プランは、サポートの案内で返金の対象外とされているので注意してください。
Q. 解約したら、すぐに使えなくなりますか?
自動更新をオフにした後も、契約した期間が終わる日まではそのまま接続できます。期間の途中で使うのをやめても、残りの期間の分が自動で返金されることはありません(返金は初回の購入から30日以内の返金保証だけです)。
Q. アプリを削除すれば解約になりますか?
なりません。公式サイトで買った場合はNordアカウントの請求の画面、App StoreやGoogle Playで買った場合はそれぞれのストアの定期購入の設定で、自動更新を止めます。
Q. 消費税はかかりますか?
かかります。料金ページの金額は税抜で、注文画面で「消費税10%」が加わった合計が出ます。2年プランのベーシックは、表示の15,660円に1,566円が加わり17,226円でした(2026年10月23日のブラックフライデーのセール価格)。
Q. 何台まで使えますか?
3つのプランとも10台まで同時に接続できます。パソコン・スマホ・タブレット・テレビを合わせて数えます。
まとめ:VPNが目的ならベーシック、更新の前に見直す
NordVPNの評判を公式の情報で確かめると、良い評判は機能の多さと6回の監査で裏付けられ、悪い評判の多くは「料金の表示が税抜」「安いのは最初の期間だけ」「返金は30日以内にライブチャットから」という仕組みで説明がつきます。
選ぶならVPNが目的の人はベーシック、ウイルス対策や迷惑電話・SMSの対策までまとめたい人はコンプリートです。どのプランでも、最初の契約が終わる前(1年以上のプランは更新日の14日前より前)に、続けるか、他のサービスに移るかを決めておくと、更新後の年額を払いすぎずに済みます。
ボタンの先の特設ページで「NordVPNを購入」を押すと、プランと期間を選ぶ画面に進みます。1か月プランはサポートの案内で返金の対象外なので、返金保証の期間中に試すなら1年か2年のプランを選んでください。
NordVPN 公式サイトを見るなお、この記事のNordVPNのボタンは、afb経由の紹介リンクです。評価と採点は、紹介リンクの有無とは関係なく、上の物差しで付けています。



