「Affinityが完全無料になったのは嬉しいけれど、Canvaアカウントが必要なのは引っかかる」「Linuxで動かないと困る」「Canvaに飲み込まれる前の買切v2のまま使い続けたい」——そんな人に向けて、Affinityの代わりになるソフト6本を5軸で評価しました。
2025年10月30日、CanvaがAffinity Designer/Photo/Publisherの3つを統合した新製品「Affinity Studio」を完全無料で公開しました。基本のベクター・写真編集・DTPはすべて無料で商用利用可、AI機能のみCanva Proが必要というフリーミアム構造です。一方で、「Canvaアカウント必須」「クラウド前提に寄せられていく」「Linux非対応」など、無料化と引き換えに失われた要素もあります。本記事は、Canva統合後のAffinity Studioを選ばずに済む代替を整理しました。
この記事の結論
- ブラウザだけで完結したい・PSD/AI/PDF全部開きたい → Photopea
- Affinity Designerの後継として無料でベクター → Inkscape(Linux対応)
- Affinity Photoの後継として無料でラスター → GIMP(Linux対応)
- Mac派・買切で持ちたい → Pixelmator Pro(買切8,000円)
- 絵を描く比重が高い → Krita
- 業務でプロ標準に戻る選択肢 → Adobe Creative Cloud
Affinityはなぜ「代わり」を探されているのか
「無料化したのに代替を探す人が増えている」のは矛盾に見えますが、Canva統合に伴って失われた要素が確かにあります。
1. Canvaアカウントが必須になった
Affinity Studioは起動・保存・書き出しを含めCanvaアカウントへのサインインが前提です。作品データの同期先がCanvaクラウドに寄せられていく構造で、買切版v2の「自分のPCに閉じて使える」感覚とは別物になりました。クラウド前提に違和感がある人、業務でクラウド送信を制限されている人にとっては、Affinity Studioそのものが選択肢から外れます。
2. Linuxで動かない
新Affinity Studioの対応OSはmacOSとWindows、iPad版は今後対応予定とアナウンスされています。Linuxは引き続き対象外で、Ubuntu・Fedora・Arch等で本格的にデザイン作業をしたい人は、Inkscape/GIMP/Krita等のオープンソース系に戻らざるをえません。
3. 「Canvaに飲み込まれた」ことへの心理的な抵抗
Canva買収(2024年3月)から1年半で旧v2の販売停止と統合・無料化が一気に進み、旧買切ユーザーの体験が大きく変わりました。永続ライセンスは保護される方針が公式に発表されていますが、「次の3年で何が変わるかわからない」という不確実性を理由に、Adobeへ戻る、あるいはOSSで自衛する判断をするユーザーも増えています。
比較表:Affinity代替6本まとめ
| ソフト名 | 料金 | 対応OS | Affinityとの代替範囲 | 日本語UI | 商用利用 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Photopea | 無料/Premium 月$5前後 | ブラウザ全OS | Photo+Designer+Publisher相当 | ◎ | 可 | ★★★★★ |
| Inkscape | 完全無料(OSS) | Win/Mac/Linux | Designer相当 | ◎ | 可 | ★★★★☆ |
| GIMP | 完全無料(OSS) | Win/Mac/Linux | Photo相当 | ◎ | 可 | ★★★★☆ |
| Pixelmator Pro | 買切8,000円($49.99) | macOS 26+ / iPadOS 26+ | Photo相当 | △(英語UI) | 可 | ★★★★☆ |
| Krita | 完全無料(OSS) | Win/Mac/Linux/Android | Photoの「描く」部分 | ◎ | 可 | ★★★☆☆ |
| Adobe Creative Cloud | 月2,380円〜(フォトプラン) | Win/Mac | Photo+Designer+Publisher相当 | ◎ | 可 | ★★★☆☆ |
※ 料金は2026年5月時点、各公式情報より。最新は公式でご確認ください
読み取り方のヒント
- Photopeaは唯一ブラウザ単体でAffinity Studio相当の3用途(写真・ベクター・DTP)をカバーできる。インストール不要・全OS対応で、迷ったら最初に試す1本
- InkscapeとGIMPはLinuxでも動く3OS対応のOSS。Affinity Designer/Photoを「無料・買切感覚で」置き換える本命
- Pixelmator ProはMac限定だが買切8,000円で、Affinity Photoの買切v2に最も近い体験を引き継げる
- Kritaは写真補正よりもイラスト・ペイント用途でAffinity Photoの一部代替になる
- Adobe Creative Cloudは「Affinity Studioで足りない」と判断したときのプロ用途への復帰先
総合評価:5軸でランキング
代替ソフトを機能性/使いやすさ/コスパ/拡張性/安定性の5軸で評価しました。Affinityのスイート全体(Photo+Designer+Publisher)の代わりとして、汎用性・OS対応・継続性を重視したランキングです。
| 順位 | ソフト名 | 機能性 | 使いやすさ | コスパ | 拡張性 | 安定性 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Photopea | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
| 2位 | Inkscape | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 3位 | GIMP | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 4位 | Pixelmator Pro | ○ | ◎ | ○ | △ | ◎ | ○ |
| 5位 | Krita | △ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
| 6位 | Adobe Creative Cloud | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ○ |
※ ◎=非常に良い ○=良い △=やや弱い ×=非対応
順位の根拠:
- 1位 Photopea:ブラウザだけで写真/ベクター/DTPの3用途を一手に引き受けられる汎用性の広さが他にない強み。PSD・AI・PDF・INDDなど40以上のフォーマットをそのまま開けるため、Affinity Studioの.afphoto/.afdesign/.afpubに次ぐ「他人とのファイルやり取り」の本命候補。コスパ◎・機能性◎で総合1位
- 2位 Inkscape:Affinity Designerの自然な後継として、OSSでWin/Mac/Linuxの3OS対応、商用利用可、AI/EPS/PDF直接インポート可。ベクター単独用途ならPhotopeaを上回る完成度
- 3位 GIMP:Affinity Photoの後継として2026年現在バージョン3.2系まで成熟。ラスター単独用途でInkscapeと並ぶ「無料・3OS対応・GPL」の安心感
- 4位 Pixelmator Pro:Mac限定だが買切8,000円相当で持ち切れる安心感。ただしmacOS 26以上が必要で、対応機種の制約からコスパ評価は○止まり
- 5位 Krita:写真補正・DTP寄りの用途では弱いが、描く比重が高い人にはAffinity Photoより上。汎用代替としては5位
- 6位 Adobe Creative Cloud:機能性は満点だがサブスク前提でコスパ△。「結局Adobeに戻る選択肢」として6位に置き、選び方節でも触れます
各ソフトを詳しく見る
1. Photopea|Affinityの3用途をブラウザだけでカバーできる唯一の選択肢
ブラウザ完結で動く画像編集・ベクター・DTPの統合ツール。Photoshop互換UIで知られていますが、実は.psd/.ai/.pdf/.indd/.svg/.epsなど40以上のフォーマットを開ける汎用性が魅力で、Affinity Studioの3用途(Photo・Designer・Publisher)をまとめて代替できる数少ない選択肢です。インストール不要、Windows/Mac/Linux/Chromebookすべてで動き、PCを乗り換えてもブックマーク1つで作業を再開できます。無料版にも機能制限はほぼなく、広告除去・履歴拡張・1ファイル60レイヤー制限解除などを求める人向けに月$5前後のPremiumプランも用意されています。
メリット
- ブラウザ完結・インストール不要・全OS対応
- PSD/AI/PDF/INDD/SVG/EPSなど40以上のフォーマットを直接編集
- 無料版でもAffinity Studioの3用途をほぼカバー
- Premium加入で広告除去・履歴拡張・大規模ファイル対応
デメリット
- オフラインだと使えない場面がある(PWA化で軽減可)
- 無料版は広告表示あり
- Affinityの.afphoto/.afdesign/.afpubは直接は開けない(PDF経由が現実解)
「Affinity Studioの3用途を1本でカバーしたい」「Linux派・Chromebook派」なら最有力。Affinity Studioで作っていた表紙レイアウトをPDF経由でPhotopeaに渡せば、ベクター層もテキスト層もそのまま編集できます。Photoshopとの互換性も知りたい人は、姉妹記事の Photoshop vs Photopea も参考になります。
👤 こんな人におすすめ
- Affinity Studioの3用途をまとめて1本で代替したい人
- Linux・Chromebook派でデスクトップアプリを入れたくない人
- PSD/AI/INDDなど他人から渡されるファイルが多い人
2. Inkscape|Affinity Designerの後継、OSSで3OS対応のベクター本命
SVG(Scalable Vector Graphics)をネイティブ形式とするオープンソースのベクター描画ソフト。2003年から開発が続く老舗で、2024年リリースのバージョン1.4で新機能(フィルター閲覧UI改善・シェイプビルダー強化等)が追加されました。GPLライセンスで完全無料、Windows/macOS/Linuxの3OS対応、日本語UI標準搭載。AI・EPS・PDFの直接インポートにも対応しており、Affinity Designerの「.afdesign」ファイル以外のほぼすべてのベクターワークフローを引き継げます。
メリット
- 完全無料・GPL・商用利用可
- Windows/macOS/Linuxの3OS対応
- SVG/AI/EPS/PDFを直接インポート
- 日本語UI標準搭載・コミュニティが活発
- 20年以上の開発実績による安定感
デメリット
- UIがクラシック寄りでAffinity Designerより慣れが必要
- 大規模ファイルでの動作はAffinityより重め
- AIファイルの書き出しは廃止された(PDF経由でAI互換)
「Linuxで使いたい」「OSSにこだわりたい」「サブスクもCanvaアカウントも避けたい」ベクター作業の本命。Affinity Designerでの.afdesignはCanva経由でSVG/PDF書き出しすれば、そのままInkscapeで開けます。
👤 こんな人におすすめ
- Linuxユーザーでベクター制作を続けたい人
- OSSで20年以上の継続性が保証された選択肢を選びたい人
- Affinity Designerの買切v2から自然に乗り換えたい人
3. GIMP|Affinity Photoの後継、20年以上続くラスター編集の定番
GNU Image Manipulation Programの略で、1996年から開発が続くOSSラスター画像編集の代表格。2026年4月リリースのバージョン3.2.4ではGTK3対応・非破壊フィルター・カラーマネジメント強化など、長年の懸案がついに解消されました。GPLv3で完全無料、Windows/macOS/Linux対応、日本語UI標準。Affinity Photoが担っていた写真補正・レタッチ・合成・テキスト・レイヤー編集のほぼすべてを置き換え可能で、PSD互換も実用レベルです。
メリット
- 完全無料・GPLv3・商用利用可
- Windows/macOS/Linuxの3OS対応
- バージョン3.2系で非破壊フィルター等の現代的機能を追加
- PSD互換でAffinity Photoから書き出したPSDも開ける
- プラグイン・スクリプトのエコシステムが厚い
デメリット
- UIがGIMP固有の流儀でAffinity Photoより慣れが必要
- CMYK編集はネイティブ非対応(プラグイン経由)
- RAW現像は別ソフト(darktable等)併用が現実的
「Linux派」「OSS派」「ラスター用途中心」ならAffinity Photoの自然な後継。Affinity PhotoのデータはPSD書き出しでGIMPに渡せます。
👤 こんな人におすすめ
- Linuxで写真補正・画像編集を続けたい人
- Affinity Photoの買切v2から無料の後継に乗り換えたい人
- 長期メンテされ続けるOSSの安心感を重視する人
4. Pixelmator Pro|Mac派の買切代替、Apple純正の安心感
2017年にPixelmator社(リトアニア)が公開したMac専用画像編集ソフトで、2025年にAppleが買収してApple純正アプリの一つになりました。買切8,000円相当($49.99)で持ち切れる料金体系がそのまま維持されており、Apple Creator Studio経由のサブスク(米国版で月$12.99/年$129相当、日本円換算は時期により変動)も新設されています。macOSの設計思想に沿ったUI・Metalベースの高速描画・Apple Silicon最適化が強みで、Affinity Photoの買切v2を引き継ぐ「Mac完結の有料代替」として最も近い体験を提供します。
メリット
- 買切8,000円相当($49.99)で持ち切れる
- Apple純正・macOSの設計思想に沿ったUI
- Apple Silicon最適化で高速
- PSD・SVG・PDF・AI互換
- 背景除去・超解像など機械学習機能を内蔵
デメリット
- macOS 26以上・iPadOS 26以上が必要(旧Macは非対応)
- Windows・Linux非対応
- UIは英語中心(日本語ローカライズは部分的)
- ベクター・DTPはAffinity Designer/Publisher相当ではない
「Mac派で買切が好き」「Apple純正の安心感がほしい」ならAffinity Photoの後継として最有力。macOS 26以降の比較的新しいMac限定なので、対応OSは事前確認してください。
👤 こんな人におすすめ
- macOS 26以上のMacを使っている人
- サブスクではなく買切で持ちたい人
- Apple純正アプリで揃えたい人
5. Krita|絵を描く比重が高いならAffinity Photoより向く
KDE Communityが開発するOSSのデジタルペイントソフトで、2026年5月リリースのバージョン5.3.2/6.0.2で安定性とブラシエンジンがさらに強化されました。GNU GPLで完全無料、Windows/macOS/Linux/Androidの4プラットフォーム対応、日本語UI標準搭載。Affinity Photoが担っていた「描く・塗る・テクスチャを作る」部分はKritaの方が得意で、Photo由来の写真補正ニーズが薄く描く比重が高い人にはAffinity Photoより自然な選択肢です。
メリット
- 完全無料・GNU GPL・商用利用可
- Windows/macOS/Linux/Android対応
- ブラシエンジン・スタビライザー・ペン圧対応が本格的
- アニメーション機能(タイムライン)も搭載
- 日本語UI標準
デメリット
- 写真補正・色調補正はAffinity Photoの方が得意
- レイアウト・DTPは想定外(Publisher代替にはならない)
- RAW現像は弱い
「写真より絵を描く時間が長い」ならKritaが向きます。Affinity Photoでイラスト・ペイント中心に使っていた人は、移行で操作感がむしろ改善することが多いです。
👤 こんな人におすすめ
- イラスト・ペイント制作が中心の人
- Android端末でも描きたい人(タブレット派)
- Affinity Photoの「描く」用途だけ引き継ぎたい人
6. Adobe Creative Cloud|業務でプロ標準に戻る選択肢
Affinity Studioでカバーしきれない業務要件(CMYK精度・印刷入稿・チーム共有・プラグインエコシステム)が出てきたときのプロ標準への復帰先。フォトプラン(Photoshop+Lightroom 1TB)は月2,380円〜、Photoshop単体プラン・Illustrator単体プランは月3,280円(年間プラン・月々払い)、2025年8月にコンプリートプランから再編されたCreative Cloud Pro/Standardの2プラン体系になっています。最新料金は公式サイトでご確認ください。
Adobe Creative Cloud 公式サイトを見るメリット
- 業界標準で他社・印刷所との互換性が最も広い
- Photoshop・Illustrator・InDesignでAffinity Photo/Designer/Publisherを完全代替
- CMYK・カラープロファイル・印刷入稿対応が完成度高い
- プラグイン・拡張機能エコシステムが厚い
デメリット
- サブスク前提で月2,380円〜の固定費
- 買切版なし
- 個人ユーザーには高い
「業務で印刷所・クライアントと完全互換が必要」「Affinity Studioでは詰まる場面がある」ならAdobe復帰が最短。学生・教職員向け学割プランも用意されており、通常プランより大きく割引されます(最新金額は公式でご確認ください)。詳しくは Photoshopの代わりになる無料ソフト7選 と Illustratorの代わりになる無料ベクターソフト6選 もあわせてご覧ください。
👤 こんな人におすすめ
- 業務でCMYK・印刷入稿・チーム制作が必要な人
- クライアントから.psd/.ai/.indd納品を求められる人
- Affinity Studioでは詰まる場面が頻発する人
用途別おすすめまとめ
| シーン | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく1本でAffinity Studio代替 | Photopea | 写真/ベクター/DTPの3用途を1ツールでカバー、ブラウザ完結 |
| Linuxで本格デザイン | Inkscape + GIMP | 3OS対応のOSS定番、Linux派の本命 |
| Mac派・買切で持ちたい | Pixelmator Pro | 買切8,000円相当、Apple純正、Affinity Photoに最も近い体験 |
| 絵を描く・イラスト中心 | Krita | ブラシエンジンが本格的、Affinity Photoの「描く」用途を引き継げる |
| 業務でプロ互換が必要 | Adobe Creative Cloud | 印刷所・クライアント互換に強い、月2,380円〜から |
| OSSで20年以上の継続性を重視 | GIMP + Inkscape | どちらもGPL、開発継続実績が突出 |
関連: Photoshopの代わりになる無料ソフト7選 / Illustratorの代わりになる無料ベクターソフト6選 / Publisherの代わりになる無料DTPソフト
Affinityからの移行で気をつけること
1. .afphoto/.afdesign/.afpubは直接開けないソフトが多い
Affinityの独自形式はAffinity Studio以外のソフトでは基本的に開けません。PDF(汎用)・PSD(ラスター)・SVG(ベクター)に書き出してから移行先で開くのが現実解。テキストはアウトライン化されることが多いので、再編集の必要性に応じて元データも残しておくと安全です。
2. CMYK・印刷入稿はソフト選びで差が出る
Affinity Photo/Designer/PublisherはCMYK対応が強みでしたが、GIMP(CMYKはプラグイン)・Inkscape(PDF/X書き出しはあるがCMYK直接編集は弱め)・Krita(CMYK対応はあるが印刷用途は経験が薄い)と、移行先ごとに印刷ワークフローの完成度に差があります。印刷入稿が前提なら、Photopea(PDF/X-1a書き出し対応)かAdobeに寄せるのが安全です。
3. Affinity Studioの永続ライセンスv2は使い続けて良い
Canva PledgeでAffinity買切v2の永続ライセンスは今後も使い続けられることが公式に明言されています。「v2のまま使い続けて、必要になったら代替へ」という選択も成立します。今すぐ全乗り換えを決断する必要はありません。
よくある質問
Q1. Affinity Studioは本当に完全無料ですか?
基本のベクター・写真編集・DTP・PDF書き出し・RAW現像はすべて無料・商用利用可です。背景削除・スタイル変換などのAI機能のみCanva Pro(年8,300円相当)が必要なフリーミアム構造です。
Q2. Canvaアカウントを作りたくない場合はどうすればいいですか?
Affinity Studioはサインイン必須なので、Canvaアカウントを作らないなら別の代替ソフトを選ぶ必要があります。本記事の6本はすべてCanvaアカウント不要で使えます(Photopeaも無料利用ならアカウント不要)。
Q3. Linuxで使えるのはどれですか?
Photopea(ブラウザ)/Inkscape/GIMP/Kritaの4本がLinux対応です。Affinity StudioとPixelmator Pro、Adobe Creative CloudはLinux非対応です。
Q4. Affinity買切v2は今後も使えますか?
Canva公式が「永続ライセンスはCanva Pledgeで保護する」と明言しています。v2はCanvaサーバーへのアクティベーション不要のスタンドアロン版として、買った時点の機能のまま使い続けられます。OS更新で動作互換が切れるまでは現役で使えると考えて良いでしょう。
Q5. Affinity Photo/Designer/Publisherの3本セットを一気に置き換えるなら何が一番楽ですか?
Photopea1本が最も楽です。ブラウザだけで写真・ベクター・DTPの3用途を扱え、PSD/AI/PDF/INDDなど他人から渡されるファイル形式もそのまま開けます。OSS派ならInkscape+GIMP+Scribusの組み合わせも候補です。
Q6. AdobeとAffinity Studioで迷っています。どう選べばいいですか?
業務でCMYK印刷入稿・クライアント納品(.psd/.ai/.indd)が必要ならAdobe、個人制作中心でクラウド連携に抵抗がないならAffinity Studioが出発点です。Affinity Studioを試して詰まる場面が出てきたらAdobeに乗り換える、という順番が無駄になりません。
まとめ:Affinity Studio無料化後の代替は「何を捨てたくないか」で選ぶ
Affinity Studioは2025年10月から完全無料化されましたが、Canvaアカウント必須・Linux非対応・クラウド前提というトレードオフが生まれました。代替を選ぶときは「何を捨てたくないか」で決めると迷いません。
- 手軽さを捨てたくない → Photopea(ブラウザ完結、3用途1本)
- Linuxを捨てたくない → Inkscape+GIMP(3OS対応OSS)
- 買切を捨てたくない(Mac派) → Pixelmator Pro(買切8,000円)
- 描く体験を捨てたくない → Krita(ブラシエンジン本格派)
- プロ互換を捨てたくない → Adobe Creative Cloud
まずはPhotopeaをブラウザで開いてAffinity Studioで作ったデータ(PDF書き出し)を試しに読み込んでみてください。それで体験が許容範囲なら、追加のインストール作業なしで代替が完了します。