ロゴ作成が無料でできるアプリ・サイト6選【2026年版】

ブランドや個人活動のロゴを作りたいけれど、デザイナーに頼むと数万円。Illustratorを契約すれば月3,280円。「とりあえず無料で作れないかな」と考える人は多いはずです。

結論:まずはCanvaかAdobe Expressで試すのがおすすめ。テンプレートから選ぶだけで、デザイン経験ゼロでも5分でロゴが完成します。SVGが必要な場面では、完全無料のShopify Logo MakerかInkscapeが有力な選択肢です。

この記事では、ロゴを無料で作れるアプリ・サイトを6本に厳選して紹介します。テンプレ派からフルカスタム派まで、目的に合ったツールが見つかります。

ロゴを無料で作るときに知っておきたい3つのポイント

1. テンプレート型 vs ベクター編集型

ロゴ作成ツールは、大きく2タイプに分かれます。

  • テンプレート型(Canva・Adobe Express・DesignEvoなど):用意されたデザインを選び、テキストや色を変えるだけ。デザイン初心者でも数分で完成する
  • ベクター編集型(Inkscapeなど):自由に線や図形を描いて、ゼロからデザインする。自由度は高いが、操作に慣れが必要

「まず形にしたい」ならテンプレート型、「完全オリジナルにこだわりたい」ならベクター編集型が向いています。

2. 出力形式をチェック

ロゴは使う場面によって必要なファイル形式が変わります。

  • PNG/JPG:Webサイトやブログ、SNSアイコンに使うならこれで十分
  • SVG(ベクター):名刺・看板・印刷物など、拡大しても劣化しない形式。商標登録にも必要になることがある

無料プランでSVGまで出力できるかどうかは、ツールによって大きく差があります。

3. 商用利用と商標登録は別物

多くのツールで「商用利用OK」と記載されていますが、ロゴの商標登録には別の制約がかかることがあります。テンプレート素材をそのまま使ったロゴは、商標登録できない場合が大半です。将来的に商標登録を検討しているなら、独自要素を十分に加えるか、Inkscapeでゼロから作成するのが安全です。

早見比較表:無料ロゴ作成ツール6本まとめ

ツール名料金タイプ出力形式(無料)日本語UIおすすめ度
Canva無料(Pro月1,180円)テンプレート+AIPNG・JPG★★★★★
Adobe Express無料(プレミアム月1,180円)テンプレート+AIPNG(500px)★★★★☆
Shopify Logo Maker完全無料テンプレートPNG・SVG△(英語UI)★★★★☆
DesignEvo無料(有料$24.99〜)テンプレートPNG(300px)★★★☆☆
Logo.com無料(Brand Plan有料)AI提案PNG・JPG・SVG△(英語UI)★★★★☆
Inkscape完全無料(OSS)ベクター編集SVG・PNG・PDF★★★★☆

※ 2026年4月時点の情報です。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。

詳細比較表:機能・出力・商用利用

ツール名SVG出力AI機能テンプレート数商用利用アプリ対応
Canva有料のみ数千点以上iOS・Android
Adobe Express有料のみ○(月25回)数千点以上iOS・Android
Shopify Logo Maker◎(無料)×13,000+ブラウザのみ
DesignEvo有料のみ×10,000+有料プランiOS・Android
Logo.com◎(無料)AIによる提案ブラウザのみ
Inkscape◎(無料)×なしWin・Mac・Linux

各ツールを詳しく見る

1. Canva|テンプレ豊富で初心者に最適

Canvaは、世界で月間1億人以上が利用するデザインツールです。ロゴ作成用テンプレートが数千点以上用意されており、テキストや配色を変えるだけでプロ品質のロゴが完成します。

AIロゴジェネレーター機能も搭載されていて、業種やイメージを入力するだけでロゴ案を自動生成してくれます。

無料プランではPNG・JPG形式でダウンロード可能。SVG(ベクター形式)で出力したい場合はCanva Pro(月額1,180円)が必要です。

Canva ロゴ作成ページを見る

メリット

  • テンプレートが豊富で、選ぶだけで完成する
  • AIロゴジェネレーター搭載
  • 日本語フォント・日本語UIが充実
  • スマホアプリでも編集できる

デメリット

  • SVG出力は有料プラン限定
  • テンプレベースだと他と似たデザインになりやすい
  • 商標登録には独自アレンジが必要

こんな人におすすめ

  • デザイン経験がなく、最短でロゴを作りたい人
  • ブログやSNSのアイコン用にPNGで十分な人

2. Adobe Express|Adobe品質を無料で使える

Adobe Expressは、PhotoshopやIllustratorで知られるAdobe社が提供する無料のデザインツールです。100万点以上のロイヤリティフリー素材とテンプレートを使って、ロゴをブラウザ上で作成できます。

無料プランでもAI画像生成機能が月25回まで利用可能。テキストからロゴのアイデアを生成できるため、デザインの方向性が決まっていない段階でも活用できます。

ただし、無料プランのダウンロードサイズは500×500pxに制限されます。高解像度やSVG出力が必要なら、プレミアムプラン(月額1,180円)を検討してください。

Adobe Express ロゴ作成ページを見る

メリット

  • Adobe品質のフォント・素材が使える
  • AI画像生成でアイデア出しができる
  • Illustratorとの連携がスムーズ
  • 商用利用OK

デメリット

  • 無料プランは500×500px制限
  • AI生成は月25回まで
  • SVG出力は有料プラン限定

こんな人におすすめ

  • すでにAdobe製品を使っていて、統一感を出したい人
  • AIにロゴのアイデアを提案してほしい人

3. Shopify Logo Maker|完全無料でSVGまでダウンロード

Shopify Logo Makerは、ECプラットフォームShopifyが提供する完全無料のロゴ作成ツールです。

13,000以上のデザイン案から選択でき、フォント・色・レイアウトを自由にカスタマイズ可能。完成したロゴは高解像度のPNGとSVGの両方を無料でダウンロードできます。ほかのツールでは有料になりがちなSVG出力が無料なのは大きな強みです。

UIは英語ですが、ロゴに入れるテキストは日本語入力に対応しています。Shopifyのアカウントを作成する必要がありますが、EC店舗を開設する必要はなく、ロゴ作成だけで利用できます。

Shopify Logo Maker 公式サイトを見る

メリット

  • 完全無料でSVG・PNG両方ダウンロード可能
  • 13,000以上のデザイン案から選べる
  • SNS・印刷・Web向けに最適化されたファイルを出力
  • 商用利用OK

デメリット

  • UIが英語のみ
  • AI生成機能はなし
  • 日本語フォントの選択肢が限られる

こんな人におすすめ

  • 名刺や看板に使えるSVGロゴを無料で手に入れたい人
  • テンプレートから手早く商用ロゴを作りたい人

4. DesignEvo|ロゴ専門の10,000テンプレート

DesignEvoは、ロゴ作成に特化したオンラインツールです。10,000点以上のロゴテンプレートが用意されており、「テクノロジー」「飲食」「スポーツ」など35以上のカテゴリから検索できます。

UIは日本語に対応しており、操作もシンプル。テンプレートを選んで文字を差し替えるだけで、それなりの見た目のロゴが数分で完成します。

ただし、無料プランは300×300pxのPNG出力に制限されており、サイズが小さめです。印刷用途やSVGが必要な場合は、Basicプラン($24.99・買い切り)で5,000×5,000pxの高解像度ファイルを取得できます。Plusプラン($49.99)なら著作権の完全譲渡も可能です。

DesignEvo 公式サイトを見る

メリット

  • ロゴ特化で10,000+テンプレート
  • 35カテゴリから業種別に検索できる
  • 日本語UIで操作しやすい
  • 有料プランは買い切り(サブスク不要)

デメリット

  • 無料プランは300×300px・クレジット表記が必要
  • SVG出力は有料プラン限定
  • AI生成機能なし

こんな人におすすめ

  • 業種に合ったテンプレートから素早くロゴを選びたい人
  • 将来的に買い切りで著作権も取得したい人

5. Logo.com|AI生成で手軽にブランドロゴ

Logo.comは、AIが自動でロゴデザインを生成してくれるサービスです。ブランド名・業種・好みのスタイルを入力するだけで、複数のロゴ案が提案されます。

特筆すべきは、無料プランで1ロゴ分のPNG・JPG・SVG形式ダウンロードが可能な点。アイコンファイルやファビコンも同時に取得でき、ブランドボードまで無料で作成できます。

UIは英語ですが、ロゴに入れる日本語テキストには対応しています。英語圏向けのデザインテイストが中心なので、日本語ロゴの場合はフォント選びに少し工夫が必要です。

Logo.com 公式サイトを見る

メリット

  • AI生成で複数のロゴ案をすぐに取得できる
  • 無料でSVG・PNG・JPGをダウンロード可能
  • ファビコン・アイコンファイルも同時に取得
  • ブランドボード機能あり

デメリット

  • UIが英語のみ
  • 日本語フォントの選択肢が少ない
  • テンプレートから選ぶ形式ではないため、微調整に限界がある

こんな人におすすめ

  • デザインの方向性が決まっていなくて、AIに提案してほしい人
  • 無料でSVGロゴとファビコンをまとめて手に入れたい人

6. Inkscape|本格ベクター編集の定番フリーソフト

Inkscapeは、Adobe Illustratorと同じベクターグラフィック分野のフリーソフトです。GPLライセンスで完全無料、Windows・Mac・Linuxに対応しています。最新版は1.4.3(2026年4月時点)。

テンプレートは用意されていないため、図形やパスを組み合わせてゼロからロゴを作ります。ベジェ曲線、レイヤー、パスエフェクトなど、プロ向けの機能が一通り揃っています。

出力はSVG(ネイティブ形式)のほか、PNG・PDF・EPSなど幅広いフォーマットに対応。完全オリジナルのロゴを無料で作りたい人にとって、機能面では申し分ありません。

Inkscape 公式サイトを見る

メリット

  • 完全無料・オープンソースで制限なし
  • SVG・PNG・PDF・EPSなど多形式に対応
  • Illustratorに近い本格的なベクター編集
  • 商標登録にも使えるオリジナルロゴを作成可能

デメリット

  • テンプレートがないため、デザイン初心者にはハードルが高い
  • 操作の学習コストがかかる
  • スマホ・タブレット非対応(PC専用)

こんな人におすすめ

  • 完全オリジナルのロゴをゼロから作りたい人
  • 商標登録を見据えて、独自デザインで仕上げたい人
  • Illustratorの代わりにベクター編集を無料でやりたい人

用途別おすすめまとめ

用途 おすすめツール 理由
ブログ・SNSのアイコン Canva テンプレ豊富、PNGで十分、日本語対応
副業・個人事業のロゴ Shopify Logo Maker 無料でSVG取得、商用OK
ECショップのブランドロゴ Logo.com AI提案+ファビコンも同時取得
名刺・印刷物に使うロゴ Inkscape SVG出力、高品質、完全無料
まずアイデアを出したい Adobe Express AIでロゴ案を複数提案
業種別テンプレから選びたい DesignEvo 35カテゴリ・10,000テンプレ

関連: Illustratorの代わりになる無料ベクターソフト6選 / Canvaの代わりになる無料デザインツール7選 / Photoshopの代わりになる無料ソフト7選

ロゴ作成で気をつけること

解像度は用途に合わせて選ぶ

Webだけなら500×500px程度で足りますが、名刺や看板に使うなら最低でも2,000px以上か、SVG形式で書き出しておくと安心です。

フォントのライセンスに注意

無料ツールに搭載されたフォントでも、商用利用や再配布に制限がかかる場合があります。ロゴに使うフォントは、利用規約を確認してから決めましょう。

商標登録を考えるなら独自性を高める

テンプレートベースのロゴは他のユーザーと似たデザインになる可能性があるため、そのままでは商標登録が認められにくいです。配色・レイアウト・フォントの組み合わせに独自のアレンジを加えるか、Inkscapeでオリジナルデザインを作成しましょう。

よくある質問

無料で作ったロゴは商用利用できますか?

この記事で紹介した6ツールはいずれも、無料プランで作成したロゴの商用利用が認められています。ただし、DesignEvoの無料プランではクレジット表記が必要です。また、テンプレート素材を含むロゴの「商標登録」は制限される場合があるため、利用規約を確認してください。

SVGファイルを無料でダウンロードできるツールはどれですか?

Shopify Logo Maker、Logo.com、Inkscapeの3つが無料でSVG出力に対応しています。CanvaとAdobe ExpressはSVG出力が有料プラン限定、DesignEvoも有料プランで対応します。

スマホだけでロゴを作れますか?

Canva・Adobe Express・DesignEvoはiOS/Androidアプリに対応しており、スマホだけでロゴ作成からダウンロードまで完結します。Shopify Logo MakerとLogo.comはブラウザ版のみですが、スマホのブラウザからもアクセス可能です。Inkscapeはパソコン専用です。

AIでロゴを自動生成できるツールはありますか?

Canva(AIロゴジェネレーター)、Adobe Express(AIによるロゴ提案・月25回まで無料)、Logo.com(AIによるロゴ提案)の3つがAI機能を搭載しています。いずれもブランド名や業種を入力するだけで、複数のロゴ案を提案してくれます。

まとめ:まずはCanvaから試そう

ロゴ作成は、以前のようにデザイナーに依頼する必要はなくなりました。今回紹介した6ツールなら、いずれも無料でロゴを作れます。

  • 手軽さ重視なら → Canva or Adobe Express
  • SVGを無料でなら → Shopify Logo Maker or Logo.com
  • 完全オリジナルなら → Inkscape

迷ったら、まずCanvaでテンプレートを探してみてください。日本語対応が充実していて、操作も直感的。数分でロゴの完成イメージがつかめます。

カワリソフト編集部

この記事を書いた人

カワリソフト編集部

有料ソフトの代わりになる無料・格安の代替ソフトを、公式情報とスペック比較に基づいて客観的に紹介する辞典サイト「カワリソフト」の編集チーム。サブスク疲れの個人ユーザーに向けて、月額制ソフトの見直しを支援します。

  • 編集方針 公式情報ベースの客観比較/デメリットも正直に記載