「AIで画像を作ってみたい。でも、Midjourneyは月額制だし……」。そんな理由でAI画像生成をためらっている人は少なくないはずです。

結論:仕事にも使うならAdobe Firefly、デザインまで仕上げるならCanva。 Adobe Fireflyは無料枠が毎日リセットされ、Adobe自社のモデルで作った画像は商用利用が認められています。Canvaは無料プランでも商用利用でき、作った画像をそのままSNS投稿やチラシに仕上げられます。いろいろなモデルを試すならLeonardo AI、個人の趣味で枚数をたくさん作るならBing Image Creatorも候補です。

この記事では、無料でAI画像生成ができるアプリ・サイトを6本に絞り、2026年9月25日時点の各公式サイトの情報で比べました。以前紹介していたGoogle ImageFXは、2026年2月にGoogleの制作ツール「Flow」へ統合されて終わったため、紹介から外しています。

AI画像生成ツールを選ぶときの3つのチェックポイント

1. 無料枠が「毎日」回復するか、「毎月」か

無料枠の区切り方はツールによって違います。Bing Image CreatorやLeonardo AIは1日ごと、Canvaは毎月1日、Ideogramは週ごとに回復します。1日に作れる量が少なくても毎日回復するなら、ひと月で作れる量は多くなります。また、Adobe FireflyやGeminiのように、1日の上限の数字を公表していないツールもあります。

2. 商用利用の可否

ブログのアイキャッチ、YouTubeのサムネイル、チラシなど仕事に使う場合は、商用利用が認められているかを必ず確認しましょう。無料プランでも商用利用できると公式に書いているツールがある一方で、規約で「娯楽目的」とうたっているサービスもあります。

なお、AIで作った画像は「ツールの規約上は商用OK」でも、学習データの出所によっては第三者の権利と衝突するリスクが完全にゼロとは言い切れません。クライアント案件・広告・商品パッケージなど、後から権利を問われると困る用途では、権利処理済みのストック素材を使うほうが安全です。PIXTAは日本人モデル・日本の風景・和の題材に強く、AIでは出しにくい「日本のリアルな写真」が必要な場面でも選択肢になります。

使い方は単品購入と定額プランの2通りです。年に数枚しか使わないなら1点ずつ買えば十分ですが、ブログのアイキャッチやSNS投稿で毎月コンスタントに素材が要るなら、定額プランのほうが1点あたりの単価は下がります。「AIで作る手間と、探して買う手間、どちらが自分の時間に合うか」で決めるのが現実的です。

PIXTA 公式サイトを見る

AIで作る画像とストック素材は対立するものではなく、リスクを取れる用途はAI、取れない用途は権利処理済み素材という使い分けが現実的です。

3. 日本語で指示できるか

英語でプロンプトを書くのが苦手な場合は、日本語で指示できるか、画面が日本語かも大切です。Adobe Firefly・Canva・Bing Image Creator・Geminiは日本語で指示できると公式に案内しています。Leonardo AIは、アプリの画面が英語です。

早見比較表:無料AI画像生成ツール6本まとめ

ツール名無料で作れる量商用利用(無料)日本語で指示総合
Adobe Firefly毎日リセット(量は非公表)○○◎
Canva月20回(※)○○◎
Leonardo AI毎日150トークン○△○
Bing Image Creator高速15回/日+標準△○○
Gemini1日の上限あり(非公表)△○○
Ideogram週ごと(量は変動)○△△

※ 2026年9月時点。上から総合評価の順です。

※ Canvaは料金ページとヘルプでは「標準モデルまたは高品質モデルを最大20回」(ほかのAI機能と共通)、AI画像生成ページでは「標準モデルで最大200回」と書かれていて、公式の中でそろっていません。この記事では少ないほうの20回で評価しています。

※ 2026年9月時点の情報です。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。

詳細比較表:使えるモデル・編集・無料の条件

ツール名主なモデル部分編集(無料)無料の注意点スマホアプリ
Adobe FireflyFirefly Image 5+他社モデル○1日の量は非公表iOS・Android
Canva標準・高品質モデル○ほかのAI機能と回数共通iOS・Android
Leonardo AI複数モデルから選択○画像が公開されるiOS・Android
Bing Image CreatorMAI-Image-2.5-Flashほか△規約は娯楽目的Bingアプリ内
GeminiNano Banana 2○目に見える透かし入りiOS・Android
IdeogramIdeogram 4.0ほか×低速のみ・画像は公開iPhone

※ Bing Image Creatorは、アップロードした画像を指示で編集できますが、画像の一部だけを選んで直す機能は公式の説明で確認できなかったため△にしています。

総合評価:5軸ランキング

ツール 機能性 使いやすさ コスパ 拡張性 安定性 総合
1. Adobe Firefly ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎
2. Canva ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎
3. Leonardo AI ◎ △ ○ ◎ ◎ ○
4. Bing Image Creator ○ ◎ ◎ △ ◎ ○
5. Gemini ◎ ◎ △ ○ ◎ ○
6. Ideogram ○ △ × ○ ○ △

◎を2点・○を1点・△と×を0点とすると、Adobe FireflyとCanvaが9点、Leonardo AI・Bing Image Creator・Geminiが7点、Ideogramが3点です。同じ点数のツールは、下の「採点の基準」にある順番のルールで並べました。1位と2位はどちらも無料で商用利用できるため、無料枠が毎日回復するAdobe Fireflyを上に。7点の3本では、無料で商用利用できると公式に書かれているLeonardo AIを3位にし、残る2本はどちらも毎日回復するため、無料で作れる量を数字で公表しているBing Image Creatorを4位にしました。

順位の根拠

  • 1位 Adobe Firefly(9点):無料枠が毎日リセットされ、自社モデルのFirefly Image 5に加えてNano Bananaなど他社のモデルも無料枠で選べます。生成塗りつぶしなどの部分編集もあり機能性◎、画面も指示も日本語で、iPhone・Androidのアプリもあり使いやすさ◎。Adobe自社のモデルで作った画像は商用利用が認められ、Creative Cloudと同期してPhotoshopなどで続きを作業できるので拡張性◎です。1日に作れる量が公表されていない点だけがコスパ○の理由です
  • 2位 Canva(9点):AIブラシでなぞった部分を指示どおりに置き換える「マジック加工」と、標準・高品質のモデル選びがあり機能性◎。無料プランでも商用利用ができ(AI製品の利用規約でプランによる区別なし)、作った画像をそのままCanvaのデザインに使えるので拡張性◎、日本語の指示とスマホアプリに対応し使いやすさ◎です。無料枠は月20回(ほかのAI機能と共通)で、回復が毎月1日のためコスパ○。点数はFireflyと同じで、無料枠が毎日回復するFireflyを上にしました
  • 3位 Leonardo AI(7点):モデルを選んで作り、編集やアップスケールもでき機能性◎。無料でも商用利用でき、作った画像をワンクリックでCanvaに送って仕上げられるので拡張性◎です。ただし無料では作った画像がすべて公開されるためコスパ○、アプリの画面が英語で使いやすさ△です
  • 4位 Bing Image Creator(7点):1日15回の高速作成に加え、標準速度なら24時間で200プロンプトまで無料で作れ、枠の数字が公式に示されている「毎日回復型」でコスパ◎。2つのモデルを選べますが、公式の説明で確かめられる編集はアップロードした画像を指示で作り直すところまでで、機能性○です。利用規約に「娯楽目的」と書かれ、商用利用を認める記載がないため拡張性△。個人の趣味や試作で枚数を作るなら第一候補です
  • 5位 Gemini(7点):GoogleのNano Banana 2で作り、画像の一部修正や複数画像の合成もでき機能性◎、日本語の指示とスマホアプリで使いやすさ◎。順位を下げたのは、1日の上限が公表されていないうえ、Googleの発表では無料で作った画像に目に見える透かし(Geminiのマーク)が入るためコスパ△。GoogleはGeminiで作ったコンテンツの所有権を主張しないとしていますが、商用利用を明記した案内は見当たらず拡張性○です
  • 6位 Ideogram(3点):現行のIdeogram 4.0は文字の描画を強みにしていて、ポスターや看板のような文字入りの画像に向きます。無料でも商用利用できます。一方で、無料のクレジットは週ごとで量も変動し、しかも画像は公開される(コスパ×)、無料は低速の順番待ちのみ(安定性○)、AIでの編集は有料のクレジットが必要(機能性○)と、無料での制約が多い1本です

採点の基準

無料のAI画像生成ツールで差が出るのは、無料でどれだけ作れるか、作った画像を仕事に使えるか、日本語で使えるかです。5軸の中身は次のとおりです。

  • 機能性:「生成した画像や手持ちの画像の一部をAIで直せる」「モデルや画質を選べる」の2つとも無料で使えると公式で確かめられれば◎、1つなら○、なければ△
  • 使いやすさ:「画面が日本語」「日本語で指示できると公式に書かれている」「iPhone・Android両方で使える公式アプリがある」の3つがそろえば◎、2つなら○、1つ以下なら△
  • コスパ(無料で作れる量):「1日ごとに回復する」「無料で作れる量が数字で公表されている」の2つとも満たせば◎、1つなら○、なければ△。無料で作った画像が全員に公開される、または目に見える透かしが入る場合は一段下げる
  • 拡張性(仕事への持ち出しやすさ):「無料でも商用利用できると公式に書かれている」「作った画像を、デザインや文書のツールへそのまま送って使える」の2つとも満たせば◎、1つなら○、なければ△
  • 安定性:「無料が低速の順番待ち専用になっていない(高速で作れる枠がある)」「運営会社の正式なサービスとして提供されている(実験版ではない)」の2つとも満たせば◎、1つなら○、なければ△

合計点が8点以上なら総合◎、6〜7点なら○、5点以下なら△です。点数が同じときは、①無料でも商用利用できると公式に書かれている、②無料枠が1日ごとに回復する、③無料で作れる量が数字で公表されている、の順に比べ、満たすものを上にします。

無料AI画像生成ツール6本を詳しく見る

1. Adobe Firefly|仕事に使う画像を安心して作るなら

Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)は、Adobeが提供するAI画像生成ツールです。現行の自社モデルは「Firefly Image 5」で、無料プランでもNano Bananaなど他社の人気モデルを選んで使えます。

無料プランは、毎日リセットされる無料の生成枠で、Fireflyのほとんどの主要機能を使えます(1日に作れる量は公表されていません)。足りなくなったら、有料のFirefly Standard(月1,580円・税込、月2,000クレジット、標準的な画像は無制限)に切り替えられます。

Adobeは、自社のFireflyモデルをライセンスを取得したコンテンツと著作権の保護期間が終わったパブリックドメインのコンテンツで学習させているとしていて、ベータ版以外の機能で作った画像は商用利用できます。この学習データの説明はAdobe自社モデルについてのものです。無料枠で選べるNano Bananaなど他社のモデルには当てはまらないため、仕事に使う画像はFireflyのモデルを選んで作ると安心です。

日本語を含む100以上の言語で指示でき、生成塗りつぶし・生成拡張・背景削除などの編集機能もそろっています。iPhone・Androidのアプリがあり、Creative Cloudと同期してPhotoshopやIllustratorで続きを作業できます。

  • 機能性◎:生成塗りつぶしなどの部分編集と、自社・他社モデルの切り替えの両方が無料で使える
  • 使いやすさ◎:画面が日本語、日本語で指示でき、iPhone・Androidのアプリがある
  • コスパ○:無料枠は毎日リセットされるが、1日に作れる量は非公表
  • 拡張性◎:Fireflyのモデルで作った画像は商用利用でき、Creative Cloudと同期してAdobeのアプリで使える
  • 安定性◎:無料が低速の順番待ち専用ではなく、Adobeの正式なサービス

Adobe Firefly 公式サイトを見る

メリット

  • 無料枠が毎日リセットされる
  • 自社モデルは学習データの出所が説明されていて、商用利用できる
  • Nano Bananaなど他社モデルも無料枠で選べる
  • 生成塗りつぶし・生成拡張など編集機能が充実

デメリット

  • 1日に作れる量は公表されていない
  • 他社モデルで作った画像には、自社モデルの学習データの説明が当てはまらない
  • Adobe IDの登録が必要

こんな人におすすめ

  • 仕事で使う画像を安心して作りたい人
  • 著作権のリスクをできるだけ避けたい人
  • Adobe製品(Photoshop・Illustrator)を併用している人

2. Canva|作った画像をそのままデザインに仕上げる

Canva(キャンバ)はブラウザとスマホで使えるデザインツールで、AI画像生成の機能を備えています。「浴衣を着た女の子」のように日本語で指示するだけで画像ができ、そのままCanvaの編集画面で文字を入れたり、SNS投稿のサイズに合わせたりできます。

無料プランのAI利用枠は、料金ページとヘルプでは「標準モデルまたは高品質モデルを最大20回」です。AI画像生成のほか、画像の高画質化やデザインの自動作成などほかのAI機能と回数を分け合い、毎月1日にリセットされます。一方、日本語のAI画像生成ページでは「標準モデルで最大200回、高品質モデルで最大20回」と書かれていて、公式の中で表記がそろっていません。ほかのAI機能も使うなら、20回を目安に考えると安全です。有料のCanvaプロは年11,800円です。

作った画像の手直しには「マジック加工」が使えます。AIブラシで変えたい部分をなぞり、置き換えたいものを文字で指示すると、その部分だけを作り直せます。AI画像生成ページでは「マジック消しゴム」や背景透過に「Canvaプロ」の印が付いている一方、マジック加工には付いておらず、ヘルプにもプランの制限は書かれていません。

商用利用は、CanvaのAI製品の利用規約でプランによる区別がなく、無料プランでも仕事に使えます。ただし、AIで作った画像に独占的な権利がない場合があることと、Canvaの素材をAIで編集した画像は自分のものにならないことには注意が必要です。

  • 機能性◎:なぞった部分を作り直す「マジック加工」があり、標準・高品質のモデルを選べる
  • 使いやすさ◎:画面が日本語、日本語で指示でき、iPhone・Androidのアプリがある
  • コスパ○:無料で作れる量は数字で示されている(月20回)が、回復は毎月1日
  • 拡張性◎:無料でも商用利用でき、作った画像をそのままCanvaのデザインに使える
  • 安定性◎:無料が低速の順番待ち専用ではなく、Canvaの正式な機能

Canva AI画像生成ページを見る

メリット

  • 生成から編集・書き出しまでCanvaの中で終わる
  • なぞった部分だけを作り直せる(マジック加工)
  • 日本語の指示だけで使える
  • 無料プランでも商用利用できる
  • iPhone・Androidのアプリでスマホからも使える

デメリット

  • 無料のAI利用枠はほかのAI機能と共通
  • 無料枠の回数の表記が公式ページごとに違う
  • AIで作った画像に独占的な権利がない場合がある

こんな人におすすめ

  • デザイン初心者で、生成から仕上げまで1つのツールで済ませたい人
  • SNS投稿やチラシに使う画像をすぐに仕上げたい人
  • 日本語で指示したい人

3. Leonardo AI|モデルを選んで表現の幅を試す

Leonardo AI(レオナルド AI)は、画像モデルを切り替えながら作れる画像生成サービスです。モデル・生成モード(速さ重視のFastか、高品質のUltra)・サイズ・枚数を選んで作り、気に入った画像は編集やアップスケール(高解像度化)、動画への変換までできます。

無料プランでは毎日150トークンが付与され、24時間ごとにリセットされます。使い残したトークンは翌日に繰り越せません。1回の生成で使うトークンはモデルや設定によって変わり、生成ボタンに表示されます。

Leonardo.Aiは2024年にCanvaが買収したサービスで、作った画像は「Edit in Canva」でCanvaに1枚ずつ送り、文字や素材を足して仕上げられます。この機能は無料のLeonardo.AiとCanvaのアカウントでも使えます。

無料プランでも作った画像は商用利用できます。ただし、作った画像を非公開にできるのは有料プランだけで、無料では全員が見られる公開の状態になります。公開された画像には、Leonardo.Aiが使ったり配布したりする権利が残り、ほかの利用者もサービスの機能(リミックスなど)の範囲で使えます。画像の権利をすべて自分のものにできるのは、有料プランで非公開にして作ったときです。アプリの画面は英語で、ヘルプセンターは日本語に切り替えられますが、サポートの返答は英語のみです。手持ちの写真を高画質化するだけなら、専用ツールを比べた写真・画像を高画質化するツール5選も参考にしてください。

  • 機能性◎:モデルを選べ、編集・アップスケールもできる
  • 使いやすさ△:アプリの画面は英語。iPhone・Androidのアプリはある
  • コスパ○:毎日150トークンと数字で示されているが、無料では画像が公開される
  • 拡張性◎:無料でも商用利用でき、作った画像をCanvaへそのまま送って仕上げられる
  • 安定性◎:無料が低速の順番待ち専用ではなく、正式なサービス

Leonardo AI 公式サイトを見る

メリット

  • 毎日150トークンが付与され、毎日使える
  • モデルを切り替えて表現の幅を試せる
  • 無料プランでも商用利用できる
  • 作った画像をCanvaに送って仕上げられる

デメリット

  • 無料プランは作った画像がすべて公開され、ほかの利用者もリミックスなどに使える(非公開は有料)
  • アプリの画面は英語、サポートの返答も英語のみ
  • 使い残したトークンは翌日に繰り越せない

こんな人におすすめ

  • いろいろなスタイルの画像を試してみたい人
  • 英語の画面に抵抗がない人
  • 作った画像をCanvaで仕上げたい人
  • 画像が公開されても困らない用途に使う人

4. Bing Image Creator|無料で毎日たくさん作るなら

Bing Image Creator(ビング イメージクリエーター)は、Microsoftが提供する無料の画像生成サービスです。個人用のMicrosoftアカウントでサインインすれば使え、ブラウザのほか、Bingのスマホアプリの中からも使えます(職場や学校のアカウントでは使えません)。

モデルは、Microsoft独自の「MAI-Image-2.5-Flash」と「MAI-Image-2e」から選べ、1回の作成で複数の画像ができます。1日15回の高速作成が無料で、使い切ると自動で標準の速度に切り替わり、待ち時間はかかりますが、24時間で200プロンプトまでは無料で作り続けられます。アップロードした画像を指示で編集することもでき、100を超える言語に対応しています。

注意したいのは使い道です。利用規約には、このサービスは「娯楽目的」と書かれていて、商用利用を認める記載はありません。Microsoftは作った画像の所有権を主張しませんが、Microsoft側にも作った画像を使う権利が与えられます。作った画像の保存は最大90日なので、残したい画像は早めにダウンロードしておきましょう。

なお、同じMicrosoftのDesignerは、Microsoft 365やWindowsのアプリと共通の「AIクレジット」を使う仕組みで、無料で使える量は2026年9月時点の公式ページで確認できませんでした。無料枠が公式に示されているBing Image Creatorを紹介しています。

  • 機能性○:2つのモデルを選べる。アップロードした画像を指示で編集できるが、一部だけを選んで直す機能は公式の説明で確認できなかった
  • 使いやすさ◎:画面が日本語、100以上の言語で指示でき、Bingアプリ(iPhone・Android)の中で使える
  • コスパ◎:高速作成が1日15回、標準の速度なら24時間で200プロンプトまで無料
  • 拡張性△:規約は「娯楽目的」で商用利用の記載がなく、デザインツールとのつながりもない
  • 安定性◎:1日15回は高速で作れ、Microsoftの正式なサービス

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メリット

  • Microsoftアカウントだけで無料で使える
  • 1日15回の高速作成+標準の速度で200プロンプトまで
  • アップロードした画像の編集もできる

デメリット

  • 規約は「娯楽目的」で、商用利用を認める記載がない
  • 高速作成を使い切ると生成に時間がかかる
  • 作った画像の保存は最大90日
  • 似たプロンプトには、以前作った画像が表示されることがある

こんな人におすすめ

  • 個人の趣味でAI画像をたくさん試したい人
  • 普段からMicrosoftアカウントを使っている人
  • 仕事に使う前の試作・アイデア出しをしたい人

5. Gemini|GoogleのNano Banana 2を無料で

GeminiはGoogleのAIアシスタントで、チャットで頼むだけで画像を作れます。無料で使えるのは画像モデル「Nano Banana 2」で、上位の「Nano Banana Pro」で作り直す機能は有料プランだけです。

Nano Banana 2は、画像の一部だけを直す部分修正、複数の画像の合成、人物やキャラクターの見た目をそろえる機能を備え、画像の中の文字もスペルがより正確になったとされています。無料で使える量には1日の上限がありますが、枚数は公表されていません。Geminiアプリ全体にも、5時間ごとに回復し、週ごとの上限もある使用量の上限があり、画像の作成はこの使用量を多めに使います。無料プランでダウンロードできる画像は1K解像度です。

2025年11月のGoogleの発表では、無料プランとGoogle AI Proで作った画像には、目に見える透かし(Geminiのマーク)が入ります。Googleの利用規約では、ユーザーが作ったコンテンツの所有権をGoogleは主張しないとしていますが、商用利用について明記した案内は見当たりません。

以前紹介していたGoogle ImageFXは、2026年2月に制作ツールの「Flow」へ統合されました。Flowは2026年9月時点のヘルプで、利用条件にGoogle AI Plus・Pro・Ultraのいずれかへの加入が挙げられているため、無料でGoogleのモデルを使うならGeminiが入口になります。なお、Adobe Fireflyの無料枠でもNano Bananaを選べます。

  • 機能性◎:部分修正・合成ができ、Gemini側のモデルを切り替えると軽いNano Banana 2 Liteも選べる
  • 使いやすさ◎:画面が日本語、日本語で指示でき、iPhone・Androidのアプリがある
  • コスパ△:1日で回復するが上限は非公表(アプリ全体の週ごとの上限もある)。さらに無料で作った画像には目に見える透かしが入る
  • 拡張性○:画像をGoogleドキュメントに書き出せる。商用利用を明記した案内は見当たらない
  • 安定性◎:無料が低速の順番待ち専用ではなく、Googleの正式なサービス

Gemini 公式サイトを見る

メリット

  • Googleアカウントがあれば無料で使える
  • チャットで頼むだけで、作った画像の修正もできる
  • 画像の中の文字を扱うのが得意

デメリット

  • 無料で作った画像には目に見える透かしが入る
  • 1日の上限の枚数は公表されていない
  • Nano Banana Proは有料プランのみ
  • 画像の作成は13歳以上、編集は18歳以上

こんな人におすすめ

  • 普段からGoogleのサービスを使っている人
  • チャットで相談しながら画像を直していきたい人
  • 図やイラストの試作をしたい人

6. Ideogram|文字入りの画像を作るなら

Ideogram(アイデオグラム)は、画像の中に文字をきれいに描けることで知られる画像生成サービスです。現行モデルの「Ideogram 4.0」は、はっきりした文字の描画や、ポスター・キャンペーン画像などデザイン用途を強みにしています。

無料プランでは、Google・Apple・Microsoftのアカウントでサインインした対象のアカウントに、週ごとにクレジットが付与されます(量は変動し、公表されていません)。無料で使えるのは低速の順番待ちのみで、同時に進められる生成は1件です。AIでの編集や画像の参照は優先クレジット(有料)が必要で、無料では使えません。

作った画像は無料でも商用利用できます。ただし、画像は初期設定ですべて公開され、非公開にできるのは有料のPlus・Proだけです。有料のPlusは月20ドル(年払いなら月15ドル、税別)です。

  • 機能性○:モデルを選べるが、AIでの編集は有料のクレジットが必要
  • 使いやすさ△:公式の案内は英語で、日本語の指示への対応は公式で確認できなかった。公式アプリはiPhoneのみ
  • コスパ×:無料は週ごとで量も変動する。さらに画像は公開される
  • 拡張性○:無料でも商用利用できる。ほかのデザインツールとのつながりは公式で確認できなかった
  • 安定性○:正式なサービスだが、無料は低速の順番待ちのみ

Ideogram 公式サイトを見る

メリット

  • 画像の中の文字をきれいに描ける
  • ポスター・看板・ロゴ案など文字入りの画像に向く
  • 無料プランでも商用利用できる

デメリット

  • 無料のクレジットは週ごとで、量も変動する
  • 無料は低速の順番待ちのみ
  • 作った画像はすべて公開される(非公開は有料)
  • AIでの編集は有料のクレジットが必要

こんな人におすすめ

  • 文字入りの画像(バナー・看板・ポスターなど)を作りたい人
  • ロゴやタイトルデザインのアイデア出しに使いたい人
  • ほかのツールで文字が崩れて困っている人

番外編:無料枠を気にせずStable Diffusionを使うなら「ConoHa AI Canvas」(有料)

ここまでの6本は、無料で作れる量に上限があったり、無料だと作った画像が公開されたりします。「毎日の回数を気にせず作りたい」「好きなモデルやLoRAを使いたい」となったときの選択肢が、GMOインターネットのConoHa AI Canvas(コノハ エーアイ キャンバス)です。ブラウザからStable Diffusionを使えるサービスで、高性能なGPUを積んだPCを自分で用意する必要はありません。

無料プランはないため、この記事のランキングには入れていません。採点の基準は「無料で使えるか」で見ているので、当てはめるとほぼすべての軸が△になります。無料のツールで物足りなくなったときの次の一手として紹介します。

  • 料金:月額の基本料金+WebUIを起動していた時間の従量課金。エントリーは月1,100円(税込)で、WebUIを毎月10時間まで追加料金なしで使えます。超えた分は1分6.6円です(スタンダードは月4,378円で50時間、アドバンスは月9,878円で100時間)
  • 作れる量:生成する画像の枚数に上限はありません。WebUIは15〜180分の自動終了タイマーを設定でき、閉じ忘れによる課金を防げます
  • 使えるモデル:Stable Diffusion 1.5・2.0・2.1・XL系。あらかじめ入っているモデルのほか、自分で入手したモデルや拡張機能も追加できます。画面はAUTOMATIC1111とComfyUIから選べ、LoRAの学習はスタンダード以上で使えます
  • 商用利用:規約では商用目的での利用が認められ、生成画像の著作権は利用者に帰属するとされています。ただし実際に商用利用できるかは使うモデルの規約しだいです
  • 注意点:WebUIの日本語化と日本語でのプロンプト入力は、拡張機能を入れて使う形です。契約は月ごとの自動更新で、解約は解約予約をした月の末日になります(即時解約はできません)

プロンプトの書き方やモデル選びを自分で調べて試すのが苦にならない人に向いています。まずは無料の6本で試し、回数制限や画像の公開が気になってきたら検討するのが無理のない順番です。

ConoHa AI Canvas 公式サイトを見る

用途別おすすめまとめ

やりたいこと おすすめツール 理由
仕事・商用で安心して使いたい Adobe Firefly 自社モデルは学習データの出所を説明、商用OK
日本語で指示してデザインまで仕上げたい Canva 無料でも商用OK、編集機能と一体
いろいろなモデルを試したい Leonardo AI モデルを選べる、Canvaへ送れる
個人の趣味で毎日たくさん作りたい Bing Image Creator 高速15回/日+標準で200プロンプト/24時間
チャットで相談しながら画像を直したい Gemini Nano Banana 2で部分修正・合成ができる
文字入りの画像を作りたい Ideogram Ideogram 4.0が文字の描画を強みにしている

関連:AI動画生成が無料でできるアプリ・サイト3選

関連:Canvaの代わりになる無料デザインツール7選

AI画像生成で気をつけること

商用利用のルールはツールごとに違う

無料プランでも商用利用できると公式に書いているのは、この記事の6本ではAdobe Firefly・Canva・Leonardo AI・Ideogramです。Bing Image Creatorは規約に「娯楽目的」とあり、Geminiは商用利用を明記した案内が見当たりません。同じツールでも、Adobe Fireflyの他社モデルのように、モデルによって扱いが変わることがあります。仕事で使う場合は、使うツールとモデルの規約を事前に確認しておきましょう。

無料だと画像が公開されるツールがある

Leonardo AIとIdeogramは、無料プランで作った画像が全員に公開されます。仕事の企画段階の画像や、人に見られたくない画像を作るときは、非公開で作れるツールを選ぶか、有料プランを検討しましょう。

実在の人物・ブランドの画像生成はNG

有名人の顔をプロンプトに指定してディープフェイク画像を作る行為は、肖像権やパブリシティ権の侵害にあたる可能性があります。ブランドロゴの再現も商標権の問題があります。AI画像生成は自分のオリジナルなアイデアで楽しみましょう。

作った画像は必ず目視で確認する

AIが作った画像には、指の本数がおかしい・文字が崩れている・意図しない要素が混ざるといった不具合が起こることがあります。とくにSNSや仕事で使う場合は、公開前に必ず目視で確認してください。

よくある質問

Q. 無料で毎日使えるAI画像生成ツールはどれですか?

毎日回復するのは、Bing Image Creator(高速作成が1日15回、標準の速度なら24時間で200プロンプトまで)、Leonardo AI(毎日150トークン)、Adobe Firefly(毎日リセット、量は非公表)、Gemini(1日の上限あり、枚数は非公表)の4本です。Canvaは毎月1日、Ideogramは週ごとに回復します。

Q. 商用利用できる無料AI画像生成ツールは?

無料プランでも商用利用できると公式に書いているのは、Adobe Firefly(ベータ版以外の機能)、Canva、Leonardo AI、Ideogramです。このうちLeonardo AIとIdeogramは、無料だと作った画像が公開されます。Leonardo AIでは、公開された画像にLeonardo.Aiが使う権利が残り、ほかの利用者もリミックスなどに使えます。Adobe Fireflyは、学習データの出所を説明しているのがAdobe自社のモデルなので、仕事用はFireflyのモデルで作ると安心です。

Q. 日本語でプロンプトを書いても使えますか?

Adobe Firefly・Canva・Bing Image Creator・Geminiは、日本語で指示できると公式に案内しています。Leonardo AIはアプリの画面が英語で、Ideogramは日本語の指示への対応を公式で確認できませんでした。

Q. スマホだけでAI画像生成はできますか?

できます。Adobe Firefly・Canva・Gemini・Leonardo AIはiPhone・Androidのアプリがあり、IdeogramはiPhoneのアプリがあります。Bing Image CreatorはBingのスマホアプリの中から使えます。

Q. Google ImageFXはもう使えないのですか?

ImageFXは、2026年2月にGoogleの制作ツール「Flow」へ統合され、ImageFXのURLはFlowへ転送されます。2026年9月時点のFlowのヘルプでは、利用条件にGoogle AI Plus・Pro・Ultraのいずれかへの加入が挙げられています。無料でGoogleの画像モデルを使うなら、GeminiアプリのNano Banana 2が入口になります。

Q. Midjourneyは無料で使えないのですか?

Midjourney(ミッドジャーニー)の公式ヘルプによると、Discordとmidjourney.comのウェブサイトでは無料体験を提供していません。限定的な体験ができるのは、アニメ調の画像に特化した「niji・journey」アプリ(iOS・Android)だけです。有料プランは月10ドルのBasicからです。無料で画像を作りたい場合は、この記事で紹介しているツールが代わりになります。

まとめ:無料のAI画像生成、仕事用ならFirefly、仕上げまでならCanva

無料のAI画像生成ツールは、無料枠の区切り方と商用利用の扱いがツールごとに大きく違います。

  • 仕事に使う画像を安心して作るなら、自社モデルで作った画像を商用利用できるAdobe Firefly
  • 日本語で指示してデザインまで仕上げるなら、無料でも商用利用できるCanva
  • いろいろなモデルを試してCanvaで仕上げるなら、無料でも商用利用できるLeonardo AI
  • 個人の趣味で毎日たくさん作るなら、無料枠が公式に示されているBing Image Creator

どのツールもアカウント登録だけで始められます。まずは1枚作ってみて、自分の用途に合うかを確かめてみてください。

※ 料金や機能は2026年9月25日時点の各公式サイト(Adobe・Canva・Microsoft・Google・Leonardo.Ai・Ideogram・Midjourney)で確認したものです。番外編のConoHa AI Canvasは2026年9月27日時点の公式サイトで確認しました。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。